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煮付けから刺身まで美味しい「かさご」料理を紹介いたします!

「かさご」という魚をご存知ですか?ぱっちりおめめの顔の大きいのが印象的なお魚ですが、あまり食べたことのない方も多いと思います。この「かさご」いろいろな料理に合うのです!ここでは「かさご」の旬や料理方法についてご紹介いたします!

かさご料理*「かさご」は高級魚です*

料理を紹介する前に・・・
かさごは、日本全国の岩礁域に生息しており、主に煮付けにして食べられることが多い魚です。
歩留まり(身の量)は悪いものの、身の味わいは極上で、特に火を通して食べると身はふっくらプリッとした素晴らしい身質をしており、脂は少ないものの旨味に溢れています。
岩礁域に生息しているゆえに、網で大量に獲ることができないため、キロ1万円の値がつくこともある高級魚です。
そのため、かさごの値段の高い大きい上物はなかなか手に入りません。

かさご料理*かさごの旬は?

料理を紹介する前に・・・
一般的にかさごの旬は冬から春にかけてとされますが、一年を通してほとんど味が落ちないのが特徴です。

なのでかさごの旬とは、かさご料理の煮付けなどにして食べると一番おいしい季節が冬から春にかけて、ということではないでしょうか。
特に春はかさごの産卵期に当たるので、メスはお腹がはちきれんばかりにパンパン。
それだけ卵に栄養を取られてしまうのですから、必ずしも身がおいしいとは言えないかもしれません。
かさごのエサとなる甲殻類や小魚が豊富な夏から秋にかけてのほうが、身の味はおいしいぐらいですので、かさごに関してはあまり旬を気にしないでも良さそうです。
鍋料理もいいですね〜

それでは早速かさご料理のご紹介です!
いろいろな料理に合う万能魚です!

かさご料理*いろいろ変身できます!

かさご料理*刺身で食す!
新鮮なカサゴを刺身にする場合、皮目の旨みと色合いを活かし、霜造りにすることをお勧めします。身はとても上品な白身で、甘みがあり、しっかりとした身質です。
ただし、かさごは足が速いので新鮮な活けをオススメします。

かさご料理*カリッと唐揚げ

かさご料理【材料】

ガシラ(かさご)中~小4尾
塩少々
片栗粉大さじ1~1.5
サラダ油(揚げ用)適量
ししとうお好みで

かさご料理【作り方】
①かさごはウロコ、内臓をきれいに取り除き、3枚におろす。
大き目のかさごは腹骨や中骨も取り除く。
②かさごに軽くふり塩をして20分~30分置き、水分を拭き取った後、片栗粉をまぶす。(袋に片栗粉を入れて使うと経済的)
③170℃くらいに熱したサラダ油でガシラを揚げる。
淡いきつね色に揚がったら身は出来上がり。
④頭や骨は油から上げ、少し冷ました後骨がカリカリになるまで再度揚げて出来上がり。
ししとうも素揚げにして添える。かさご料理の完成です。

かさご料理*やっぱり定番煮付け

かさご料理【材料】

かさごやメバル … 2尾
生姜 … 1かけ(約10g)
長ねぎや根菜など(※) … あるものを適量
※野菜はごぼう,蓮根,筍,長ねぎなど甘辛く炊いて美味しいものを 鍋の空いた箇所に入れて一緒に炊き上げるのでお好みで。
濃口醤油 … 大さじ2
みりん … 大さじ2
砂糖 … 大さじ1
酒 … 大さじ6
水 … 大さじ6

かさご料理【作り方】
1.ウロコを取ったら、エラと内臓を抜き、お腹の中をよく水洗いして水分を拭きとっておく
2.煮えやすいように飾り包丁を入れたら、満遍なく塩を振って下味をつける
3.10分ほど置いたら、熱湯で湯通しをして、ヌメリや残ったウロコを完全に取る
4.水で粗熱を取ったら、水気を拭きとっておく
5.鍋に調味料と水を入れたらかさごと野菜を置き、落し蓋をして強火で一気に煮る
6.アクを取りつつ、煮汁が煮詰まったらかさごの煮付け料理の完成

かさご料理*アクアパッツァ

かさご料理【材料】

かさご
貝(アサリ、ムール貝など)
野菜(トマト、ニンニク、オリーブ、パセリなど)
白ワイン


コショウ
オリーブオイル

かさご料理【作り方】
1.カサゴのウロコ、エラ、内臓を取ったら、お腹をよく水洗いして水気を拭いておく
2.カサゴに飾り包丁を入れたら、塩コショウを満遍なく振って、10分ほど置いてから両面に浮いた水気を拭きとっておく
3.ニンニクとパセリをみじん切り、トマトとオリーブは食べやすい大きさにカットしておく
4.少し多めのオリーブオイルでニンニクを炒め、カサゴを表にする側から焼く。両面を焼いたら白ワイン、貝、トマト、水を入れたらフタをして中火で少々煮る
5.カサゴに火が通り貝が開いたら、オリーブを入れて塩コショウで味を整える
6.お皿に5をおいしそうに盛り付けたら、仕上げにパセリを振ってカサゴのアクアパッツァ料理の完成

かさご料理*まとめ

かさご料理はいかがでしたでしょうか?
いろいろな料理に合う魚なんですね。
買うとなかなかお値段が高い魚ですが、釣りに行く人には馴染みが多い魚でもありますので、友人にいただいたら、早速いろいろな料理にチャレンジしてみてくださいね*
料理のレパートリーをどんどん増やしましょう!

いっぱい友達に釣ってきてほしいものです。

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