とっても優秀な食材『酒粕』の賞味期限とおいしい使い方をご紹介
2016/04/13
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おつまみの代表格といえばするめ。お正月などにたくさん買って余ってしまった経験はありませんか?そんなときに試してほしいのがするめを使ったレシピです。生のイカのように使えて旨味がたっぷりのするめは使い勝手もよくてレシピもたくさん。レパートリーに加えてみませんか?
おつまみとしてでなく、料理の材料としてするめを使うための戻し方を紹介します。
干しているから味がぎゅっと詰まっていて生のイカより旨味があり、煮込んだり炒めたりしても固くなりません。
戻すときは水だけでもいいのですが、今回は水に重曹を混ぜたものに浸けるレシピを紹介します。重曹のアルカリ性がタンパク質を柔らかくしてくれるのでぷりぷりに!浸け込みの時間はかかりますが、色んな料理に使ってみてください。
●材料
干しするめ 1~6枚
重曹 大さじ1/2~1
水 500~1000ml
●手順
【1】するめは足と胴の部分を外し、ジッパー付きの袋に水・重曹と共に入れて空気を抜いてジッパーを閉める。
【2】冷蔵庫で最低でも3時間放置。(夜戻しておけば次の日には使えます。)
【3】戻ったら水で洗ってから料理に使用すること。
※レシピのポイント
戻したするめは冷凍保存が可能。
いつもの生のイカを使った料理に同じようにして使えます。
上記の戻し方で戻したするめを野菜と一緒に炒め物に。するめだったとは思えないぷりぷり感が味わえるレシピです。
●材料(2人分)
干しするめ 1枚
ナス 2本
ピーマン 2個
●水 300cc
●重曹 小さじ1
○お湯 50cc
○オイスターソース・マヨネーズ 各大さじ1
○砂糖・醤油 各小さじ1
○おろしにんにく(チューブでも) 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1/2
●戻しスルメとナスピー炒めのレシピ
【下準備】
●印を合わせて重曹水を作り、スルメを一晩浸けて戻しておく。
【1】戻したスルメを洗って、食べやすく切る。(格子柄の切り込みを入れても)
【2】ナスとピーマンはそれぞれ乱切りにする。○印の材料を混ぜておく。
【3】フライパンにサラダ油を熱して、ナスを炒める。ナスがしんなりしたらピーマンとスルメを加えて炒める。【2】で合わせておいた調味料を入れて強火で水分を飛ばしながら絡めて完成。
次に紹介するレシピは戻したするめを使った炊き込みご飯です。
他の材料も加えて具沢山でももちろんおいしいですよ。
●材料(2~3人分)
干しするめ 1枚(中サイズ)
米 2合
生姜 1かけ
昆布 6cm位
干しするめの戻し汁 360cc
酒 大さじ2
みりん 小さじ2
薄口醤油 大さじ1
塩 少々
●干しするめの炊き込みごはんのレシピ
【1】干しするめを足と身に分け、軟骨を取り除いたら水に浸けて7~8時間置く。
【2】柔らかくなったするめをキッチンばさみで、身は3cmの長さで細切り、足は2cm位に切る。昆布も3cmの長さで細切り、生姜は千切りにする。
【3】研いだ米に干しするめの戻し汁、【2】で切った材料と調味料を入れ炊いて完成。
※レシピのポイント
おにぎりにするときは醤油の量を少し増やすとおいしくなります。
〈あたりめ〉というのはするめの俗称なんだそうです。そんなあたりめを大根と煮込んだレシピです。イカ大根といえば生イカで作るのが一般的ですが、するめでも作れてしまいます。
●材料(片手鍋1つ分)
大根 1/2本
ひねりこんにゃく 150g
あたりめ 30g
生姜 1かけ
醤油 大さじ4
酢 大さじ4
酒 大さじ2
砂糖 小さじ2
水 300cc
●『あたりめと大根のうま煮』のレシピ
【1】大根は乱切りに、生姜は薄切りにする。
【2】大根、ひねりこんにゃく、あたりめ、生姜を300ccの水で10分程煮る。
【3】砂糖、酒、醤油、酢を加え、大根がやわらかくなるまで煮たら完成。
※このレシピのポイント
酸味が苦手なら酢を控えめにしてください。お好みでからしを添えてもおいしいです。
するめをキムチ液に漬けるだけの簡単なレシピですが、ご飯のお供やお酒のおつまみにもおすすめの一品です。
●材料
するめ(さきいか) 250g
コチジャン 130g
みりん 大さじ6
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1~お好みで
すりごま お好みで
●スルメキムチのレシピ
【1】さきいか以外の材料を全部混ぜ合わせる。
【2】ビニール袋かジッパー付き袋にさきいかと合わせ調味料を合わせて入れ馴染むように揉む。
【3】このまま冷蔵庫で1日寝かせて完成。しっかり密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存。
(匂いがあるのでしっかり密閉できる容器でないと庫内に匂いが広がるので注意。)
※レシピのポイント
ごま油は多すぎるとしつこい味になってしまうので様子を見ながら入れてください。
すりごまはたっぷり目がおいしくなります。
有名な『松前漬け』に似た宮崎県の『まだか漬け』。出来上がるまで「まだか〜、まだか〜」と待ちわびる程おいしいのでこの名前がついたそう。
じっくりするめの旨味をすった切り干し大根と大豆のおいしさはすこし待ってでも作りたいほどのおいしさです。
●材料
切り干し大根 30g
乾燥大豆 70g
人参 30g
生姜 5g
スルメ 10g
刻み昆布 5g
鷹の爪 1本
濃口醤油 大さじ2
薄口醤油 大さじ2
水 250cc
酒 小さじ1
酢 大さじ2
●まだか漬けのレシピ
【1】切り干し大根は5~10分ほど水に浸け、水気を切ったらざく切りにする。このときの戻し汁は後で使うので捨てないように。
【2】生姜、人参、スルメは千切りにする。刻み昆布は水で軽く洗い、水気をきっておく。
【3】フライパンに大豆を入れ、中火から弱火の間くらいで亀裂が入るまで転がしながらから煎りする。
【4】鍋に醤油・酒・酢・鷹の爪を入れ、一煮立ちさせて火を止める。
【5】乾煎りした大豆を熱いまま【4】の漬け汁に入れる。
【6】大豆入りの漬け汁に【1】の切り干し大根の戻し汁200ccと【2】で用意した材料を加え、冷めるまで放置。冷めてから容器に移し、冷蔵庫で保存する。
※レシピのポイント
漬けた翌日から食べることができますが、2~3日たってからの方が味が馴染んでおいしくなります。
そのままでもおいしいさきいかを天ぷらにしたレシピです。お家で簡単にできる居酒屋風レシピはパーティーにもおすすめですよ!
●材料
ソフトさきいか 30g
天ぷら粉又は小麦粉 50g
冷水 80ml
青のり 小さじ1
揚げ油 適量
☆マヨネーズ・一味・醤油 お好みの量で
●『するめの天ぷら』のレシピ
【1】揚げ油をコンロにかけ、180℃になるまでの間に衣を作る準備をする。
【2】粉・冷水・青のりを混ぜる。
【3】衣の中にさきいかを入れ、さきいか全体に衣が絡むようにする。
【4】1滴ほど油に衣を落として、すぐに上がってきたらOKのサイン。大きな塊にならないように数回に分けて揚げる。
【5】衣がカラッとなったら油切りをし、器に盛りつけて完成。マヨネーズ・醤油・一味を添える。
※レシピのポイント
冷水は使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
衣を作るとき粉が少し残る程度で、混ぜすぎないようにする。
塊で揚げるとモタッとするのでさきいかをある程度ほぐしておく。
するめを使ったレシピいかがでしたか?乾燥している状態で保存がしやすく、旨味たっぷりのするめは主婦の味方ともいえる便利な食材です。ぜひ紹介したレシピを参考に他のイカ料理のにもお試しください。
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