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とっても優秀な食材『酒粕』の賞味期限とおいしい使い方をご紹介

発酵食品である酒粕に賞味期限はあるのでしょうか?酒粕は買った時は使っても残りは余らせてしまいがち。せっかくの酒粕が賞味期限切れになってしまうのはもったいない。賞味期限内にお料理などに上手に活用できればいいですよね。酒粕の賞味期限についてご紹介します。

酒粕の賞味期限:保存方法

保存の仕方によっても賞味期限は変わってきます。
発酵食品なので賞味期限はありませんが、おいしさの目安として賞味期限があるようです。
一般的な賞味期限は~1年程度。
自分の舌がおいしいと感じられるのが賞味期限ではないでしょうか。

酒粕の賞味期限:保存方法①常温

常温での保存は熟成がより早く進みます。
酒粕は熟成してくると色や味、匂いが濃くなってきます。
常温保存は直射日光の当たらない冷暗所で。
賞味期限は2週間~1ヶ月目安に。

酒粕の賞味期限:保存方法②冷蔵

冷蔵庫で保存すれば常温に比べて熟成のスピードはゆっくりになります。
こちらの賞味期限は半年目安に。

酒粕の賞味期限:保存方法③冷凍

長期保存するならば冷凍。
乾燥を防ぐため小分けにしてラップやビニールで包んで。
賞味期限の目安としては1年くらいとなります。

酒粕の賞味期限:使い方

そのまま保存する以外に手を加えて保存。
買ってすぐに調理すれば賞味期限も気になりません。
賞味期限内に作って保存できるレシピをご紹介。

酒粕の賞味期限:使い方①甘酒

材料

酒粕 100g
水 500cc
砂糖  大さじ3
塩 少々
生姜 適量

1.酒粕には板粕とねり状の酒粕がありますが、今回は板状の酒粕を使いました。

2.酒粕は前の日に水につけておき、水と酒粕をなじませておきます。
必ず酒粕をつけておく必要はありません。水に浸けておいた方が、酒粕が溶け易くなります。今回はボールに入れて浸けましたが、鍋を使うと洗い物が少なくなります。

3.1日おいた酒粕の状態です。

4.酒粕で作る甘酒の完成です。

酒粕の甘酒はお鍋で温めるだけなので麹の甘酒よりも手軽に作れます。
多少のアルコール分がありますので、お休みの日や夜などにおすすめ。
まとめて作って小分けに冷凍すれば賞味期限も気になりません。

酒粕の賞味期限:使い方②酒粕ペースト

材料
酒粕100g
水250cc

1ミキサーにかけるだけです!
2水を200ccにすると硬め、水を300ccにするとサラッとした感じに仕上がります。
3毎日、お味噌汁に大さじ1杯入れて食べてます。

酒粕を水でのばしておくだけ。
常備しておいてお料理に気軽に使うのにとても便利です。
こまめに作り置けば酒粕を賞味期限内に使い切ることができます。

酒粕の賞味期限:使い方③酒粕と白菜のスープ

材 料(6人分)
白菜1/4株
水1カップ
酒粕100g
水1/2カップ
☆牛乳2カップ
☆しょうゆ大1

1.鍋に1cm角に切った白菜と水1カップを入れ、蓋をして、しんなりするまで加熱します。

2.耐熱皿に手でちぎった酒粕と水1/2カップを入れ、電子レンジで1分加熱します。
熱いうちに、ホイッパーでなめらかにします。

3.①の鍋に、②と☆を加えて、加熱して出来上がりです。

冬はアツアツで、夏は軽く冷やしていただいても。
具材を入れずにスープストックとして冷凍しておいてもいいですね。
賞味期限内に使い切りましょう。

酒粕の賞味期限:使い方④粕床

粕床の材料(作りやすい分量)

酒粕 … 500g
みそ … 50g
砂糖 … 大さじ5
酒 … 50~100ml
塩 … 大さじ1

粕床の材料
美味しい粕床を作るために、酒粕にプラスアルファして甘みやうま味、塩気を足してあげます。 私が加えるのは、みそ、酒、砂糖、塩の4つです。

粕床のレシピ/作り方
今回の酒粕は、そのままの状態で調味料を混ぜ合わせることができる硬さだったので、 ボウルに酒以外の材料をすべて合わせてはじめにしっかり混ぜ合わせました。手でもみ込むように混ぜたり、時には手をグーにして押し混ぜたりしてしっかり混ぜます。

もし酒粕自体が硬くて混ぜにくいときは、はじめに酒を加えて少し置き、やわらかくしてから混ぜるか、さらには耐熱容器に酒と合わせて少しだけレンジであたためるなどすると混ぜやすくなります。
調味料が混ざったら最後に酒を加えます。 ここではみそよりも少しゆるいくらいの硬さにしてあげます(ちなみに私は今回70mlの酒を使いました)。 それから保存容器に作った粕床を入れ、冷蔵庫で保存します。

酒粕で作る漬け床です。お野菜やお魚を漬けて。
こちも小分けにして冷凍できます。
賞味期限の目安は1年くらいです。

酒粕の賞味期限:使い方⑤酒粕パック

・酒粕 適量(一つかみくらい)
・精製水 酒粕の1.5倍位
・ビニール袋
(ジップロックが使いやすい)

作り方

① ビニール袋に酒粕を入れ、精製水を入れて良く揉みこみます。
② ダマがなくなり、均一な状態になれば出来上がりです!
③ そのまま冷蔵庫で保存してください。

食べる以外にパックでも。
お肌の状況によりますので、初めは少量でお試しください。
またこちらは賞味期限とは関係なく冷蔵庫で保存しお早めに使い切ってください。

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