2016/03/06
rinrorinro
冬が旬の「あんこう」は「あんこう鍋」が一番です。『西のフグ鍋東のあんこう鍋』と言われる程あんこうは高級魚ですが、寒い日にはぴったりな一品です!作り方も簡単です。今回はあんこうを使ったあんこう鍋の美味しい作り方をまとめましたのでご紹介します。
あんこうは『西のフグ、東のアンコウ』と並び称されるほどの高級魚なのですが、深海に棲む魚だけあって見た目はグロテスクです。
そんなあんこうは、身はもちろんのこと皮や内臓など骨以外はすべて食べられるという無駄のがない素晴らしい魚です!
そして、アンコウを無駄なく使用した料理が『あんこう鍋』です。
あんこう鍋は、茨城県の鍋料理として知られています。茨城県でとれるアンコウは質が良く、築地市場でも高値で取引されるほどです!
寒い冬におすすめのあんこう鍋は、味が4種類あります。
定番の「味噌味」「醤油味」に加え「どぶ汁」「漁師風どぶ汁」があります。
「どぶ汁」とは、茨城県大洗町と北茨城市の一部で食べられる濃厚な味のあんこう鍋です。
「漁師風どぶ汁」は、野菜とアンコウの水分だけで作る、手間と時間がかかる幻の鍋と言われています。
あんこう鍋は作り方が難しそう。手間がかかりそうだなと思っている方が多いかもしれません。
今回は、家庭でできるあんこう鍋の作り方をまとめました。
材料(4人分)
あんこう・5~6cm角に切ったもの 800g
あんきも 100g
しいたけ 4枚
えのきだけ 100g
にんじん 1本
春菊 1束
長ねぎ 1本
白菜・大 2枚
焼き豆腐 1丁
しらたき 1個
みそ 大さじ4・1/2
水 カップ8
「ほんだし」商品ページへ 大さじ2
A しょうゆ カップ1/2
A みりん 大さじ4
A 酒 大さじ2
①あんこうの切り身を沸騰したお湯で10秒ほど湯引きし、氷水につけてザルにあげる。水気をしっかり切る。
②あん肝は、蒸し器で10分から25分蒸して5ミリ幅に切る。
③人参は飾り用に7.8枚5ミリ幅の薄切りにして花の型で型抜きする。型を抜いたにんじんは下茹でをして、残りは半月切りにする。
春菊は根元の固い部分を切り、長さを3等分する。
④しいたけは石づきを切り、表面に飾り包丁を入れる(写真のとおりです。)
エノキは根元を切って大きめにほぐす。ねぎは5ミリ幅の斜め切りにする。
白菜は5センチの角切りにする。
⑤焼き豆腐は8等分に切り、白滝はさっとゆでて5センチの長さに切る。
⑥土鍋を熱し、②のあん肝を三分の一入れて、弱火で乾煎りする。
少し焦げ目がついて脂が出てきたら味噌を入れてさらに炒る。
⑦水をすこしづつ混ぜいれ、「ほんだし」とAを加えて味をととのえる。
⑧①のあんこうと半月切りの人参を加え、春菊以外の野菜、豆腐を加えて強火にかける。
煮立ったらあん肝を加え、アクを取りながら煮込む。
⑨具材が柔らかくなったら、春菊と飾り用の人参を加えて完成。
材料 (2人分)
あんこう(肝入り)1パック
塩(あんこうに振る分)小さじ1
酒(肝に振る分) 小さじ1
昆布5cm角1枚
白菜3枚
白ネギ1/2本
豆腐半丁
しめじ(エノキやシイタケでも)1/3パック
人参5cm
水菜1/10束
■ 鍋地
○水1000cc
○昆布だしの素(昆布が無いとき)適量
○醤油60cc
○味醂 60cc
○酒 120cc
○塩小さじ1/4
①あんこうに塩を振って20分おいておく。鍋にお湯を沸かすのと野菜を切っておく。
②あん肝は酒を振ってしばらく冷蔵庫でおいておきます。
③沸騰したお湯にアンコウの肝以外をすべて入れ、表面が白くなったら冷水にとり、洗ったらザルにあげる。
④土鍋に野菜を並べます。だし昆布も一緒に入れます。
⑤豆腐・しめじ・アンコウ(肝以外)・人参を土鍋に入れます。
⑥○を別の鍋に入れてひと煮たちさせます。
⑦〇を土鍋に入れて火にかけます。蓋はしなくて大丈夫です。
⑧再び沸騰したら、あくをとって、あん肝・水菜を入れます。
⑨蓋をして弱火で3分煮ます。野菜に火が通っていれば完成です。
どぶ汁は茨城県の郷土料理として知られていますが、アンコウとあん肝さえ手に入れば、こちらがおすすめです。
あん肝を潰して使う作り方なので、味が濃厚です。
寒い冬には体がとても温まり、思わずお酒も進みます。
今回は、極上のどぶ汁の作り方をご紹介いたします!
材料(4人分)調理時間30分
アンコウ1パック
aあんこうの生肝100g
a味噌100g
a酒50cc
a味醂15cc
a生姜絞り汁大匙1
aこんぶ粉末だし小匙2
豆腐1丁
生若布1パック
キノコ1パック
白菜4分の1株
長葱1本
三つ葉1束
①肝は鍋に入れ、よく焼き付ける。
②味噌・酒・みりん・昆布粉末だし・おろししょうがを混ぜ合わせ、①の鍋に入れる。弱火で15分ヘラを利用しながら焦がさないように炒める。
③土鍋の底に白菜を並べ②を少々散らす。
野菜などの具材を並べて、蓋をして柔らかくなるまで煮る。
④残りの②を散らして、蓋をして煮たら完成。
漁師風どぶ汁は、もともと船の上で体を温めるために作ったものなので、あんこうの水分だけで作る作り方なのだそうです。ですので、味は濃厚作り方も簡単です。
新鮮な肝が手に入ったら是非やってみてください。
①鍋を熱し、あん肝を乾煎りします。焦げないように注意する事。
②あん肝がとけたら、酒とみそを加えます。
③白菜とアンコウを入れ、焦げないように時折混ぜながら煮詰めます。
④蓋をして、白菜とあんこうに火が通ったら完成。
★ポイントは、あん肝をいるときに焦がさないことと、白菜とあんこうを煮詰める際に、目を離さないこと。
水分が野菜とあんこうだけですので、火加減は弱火から中火で、時折混ぜることが大切です。
シンプルな作り方ですが、一番重要なポイントですのでおさえておきましょう。
秋田県の寒い冬には、お鍋に「きりたんぽ」が入ると思います。そのきりたんぽを団子状にしたのが「だまこ」と言います。そのだまこをアクセントに、絶品のあんこう鍋を味わえるとっておきの作り方をご紹介します!
だまこの作り方も、ビニール袋を使って簡単にできる作り方を紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。
冬を味わうあんこう鍋の材料(2~3人分)
あんこう鍋の材料
あんこう 350~400g
ごぼう 1/2本
ねぎ 1本
春菊 1/2束
白菜 1/8個
しいたけ 4個
油 小さじ1
味噌 大さじ5
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ1/4
水 900cc
ご飯 適量※炊きたてをおすすめ。
※油は、サラダ油や胡麻油などお好みで。意外にバターもアリ。
①炊きたてごはんを用意します。
あんこう(あん肝以外)は表面が白くなるよう熱湯にくぐらせ、ザルにあげます。
ごぼうはささがきにし、水にさらし、アクをぬきます。長ねぎ、春菊、白菜は約4センチにカット。
しいたけは表面に飾り切りを施します。(写真を参照してください)
②だまこを作ります。ビニール袋に、ご飯を適量(目安、1合弱)入れます。米粒を押しつぶすよう、よく揉み、それを一口大に丸めます。
フライパンを中火で熱し、油(分量外)を引き、転がしながら、焼き色をつけます。
※ねぎも一緒に焼けば、鍋がより香ばしくなります。
③鍋に油をひいて、あん肝とごぼうを軽く炒めます。
④味噌、みりん、酒、塩、水を加え、よく混ぜます。中火でひと煮させます。
ここで味見をして、好みに応じて、調味料を追加してください。
⑤野菜やだまこを加えて、中火から弱火で、煮込めば出来上がりです。
途中、水分が足りなくなったら、水を追加してください。
作り方がとてもシンプルなものから、凝ったものまで。材料は好みによって増やしても、はたまた白菜だけでも大変美味しく召し上がれるあんこう鍋、いかがだったでしょうか?
アンコウはなかなか市場に出回ることは少ないのですが、調べてみると取り寄せができたりするサイトもありますので、探してみてください。
また、あんこう鍋の作り方は他にもたくさんありました。
こちらで紹介したあんこう鍋の作り方は手軽にできることと、わかりやすい作り方のものを厳選して紹介させていただきました。
興味のある方は、是非アンコウを手に入れて、絶品あんこう鍋の作り方5選を試してみてくださいね!
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