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フランス生まれの昔ながらの焼き菓子"マドレーヌ"の作り方を紹介!

バターの風味が豊かな焼き菓子"マドレーヌ"。そのマドレーヌの基本の作り方はもちろん、チョコや抹茶など、色々な風味のマドレーヌの作り方を紹介しちゃいます。また、マドレーヌは作りたいけれどオーブンが無い人の為にフライパンで作る作り方も紹介しますよ!

実は、マドレーヌの形は"フランス"と"日本"で違う?!

フランスで生まれた"マドレーヌ"ですが、今では日本でもお馴染みのスイーツです。
さて、皆さんは"マドレーヌ"と聞くと、どんな形を思い浮かべますか?
丸いホタテのような貝殻?細長い貝殻?それとも平らな菊型?
実は、この形の違いには、こんな話があるんですよ。

料理長とパティシエが喧嘩して館を出て行った時、召使をしていたマドレーヌがありあわせの材料と厨房にあったホタテの貝殻を使って祖母から教わった菓子を作った、という話である。
また、日本の平たい菊型のマドレーヌの由来は、昔、パン・ド・ジェーヌというお菓子が日本に伝わった際、マドレーヌと混同され、その型がマドレーヌの型として使われたことによるとされている

出典:http://ja.wikipedia.org

普段何気なく食べているマドレーヌですが、その形一つにもちゃんとした理由があるんですね。

では、次にマドレーヌの作り方を紹介していきます。

【マドレーヌの作り方】基本の"マドレーヌ"

(口径6cmのアルミケース12個分)

バター(食塩不使用) 90g
グラニュー糖 80g
はちみつ 20g(約大さじ1)
卵(Mサイズ) 2個
オレンジ(国産、なければレモン)の皮のすりおろし 1個分
オレンジ(なければレモン)の絞り汁 小さじ1
A 
 薄力粉 90g
 ベーキングパウダー 小さじ1/2

※卵は室温にもどす。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ(作り方)

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ①

ボールにバターを入れ、ボールの底を湯に当てて、完全に溶けるまでゴムべらで静かに混ぜる。湯はボールの口径よりも小さいサイズの鍋などで用意し、湯気がボールの中に入らないようにする。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ②

ボールにAを万能こし器を通してふるい入れる。
グラニュー糖を加えて、真ん中をくぼませる。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ③

くぼませたところに卵1個を割り入れ、泡立て器でかるく混ぜる。残りの卵を加えて混ぜ合わせ、はちみつ、オレンジの皮と絞り汁を入れてなめらかになるまで混ぜる。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ④

①の溶かしバターを4~5回に分けて加え、そのつどなめらかになるまで混ぜ合わせる。ラップをかけ、冷蔵庫で1時間~一晩ねかせる。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ⑤

生地をスプーンで、アルミケースの八分目まで等分に入れ、天板に並べる。

【マドレーヌの作り方】基本のマドレーヌ⑥
180℃に温めたオーブンで10~12分焼く。ケーキクーラーなどにのせてさます。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ

約 10 個分

牛乳20ml
スイートチョコレート(クーベルチュール)30g
卵80g
ハチミツ10g
グラニュー糖70g
薄力粉90g
ベーキングパウダー4g
無塩バター65g
<型用>
バター適量
強力粉適量

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ(下準備)

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ①
スイートチョコレートは細かく刻み、耐熱ボウルにいれておく。
薄力粉とベーキングパウダーは合わせて振るっておく。
無塩バターは湯煎で溶かしておく。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ②

型に溶かしバターをハケでぬり、強力粉をまぶして余分な粉は落しておく。
オーブンは180℃に予熱しておく。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ(作り方)

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ③

鍋に牛乳を入れて火にかけ、沸騰したら刻んだスイートチョコレートに少しずつ加えてゴムベラで静かに混ぜ、なめらかにする。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ④

別のボウルに卵、ハチミツを加えてしっかり混ぜ、グラニュー糖と振るった粉類を加えて混ぜる。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ⑤

④に③のチョコレートを加えて混ぜ、さらに溶かした無塩バターを加えて混ぜ、生地が均一になったらラップをして室温で1時間程休ませておく。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ⑥

⑤をしぼり袋に入れてマドレーヌ型に流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンで13~15分焼き、焼き上がったらすぐ型から外して冷ます。

【マドレーヌの作り方】マドレーヌ・ショコラ(ポイント)

ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。

【マドレーヌの作り方】ホットケーキミックス"マドレーヌ"

(マドレーヌカップ6個分)

ホットケーキミックス100g
たまご1個
牛乳大さじ1
はちみつ 大さじ2
バター25g

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ(作り方)

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ①
バターを耐熱容器に入れてレンジで20~30秒加熱して溶かします。
オーブンを170℃に余熱し始めます。

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ②
ボウルにたまご、牛乳、はちみつを入れ混ぜて、混ざったらホットケーキミックスを入れて混ぜ、混ざったらバターを入れて混ぜる

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ③

生地をマドレーヌカップに7分目まで入れます。

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ④
170℃に熱したオーブンで15~20分焼きます。

【マドレーヌの作り方】HMマドレーヌ(ポイント)

かなりふくらむので、カップにはだいぶ少な目に入れて焼いて下さい。はみ出したくない場合は半分くらいでもいいです。

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ

( 4 〜 6 個分 )

卵1個
砂糖大さじ1
バター25g
カッテージチーズ大さじ1.5
薄力粉40g
ベーキングパウダー少々
ジャム(ここではマーマレードを使用)大さじ1
スライスアーモンド適量
薄力粉(型につける用)少々

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ(作り方)

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ①

耐熱ボウルにバターを入れ、電子レンジで20~30秒加熱して溶かしバターにする。小さじ1を取り出してアルミのマドレーヌ型に薄く塗り、型につける薄力粉を振る。湯せん用のお湯を準備する。

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ②

ボウルに卵をほぐし、砂糖を加え、ボウルの底をお湯につけながら(湯せん)泡立て器で砂糖が溶けるまで混ぜ合わせる。人肌位に温まったら湯せんから外し、更に泡立てる。泡立て器で生地をすくって落とすと字が書ける位の固さになるまで混ぜる。

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ③

カッテージチーズ、お好みのジャムを加えて混ぜ合わせ、薄力粉、ベーキングパウダーを振るいながら2回に分けて加え、最後に残りの溶かしバターを加え、混ぜ過ぎないようにサックリと混ぜ合わせる。

【マドレーヌの作り方】フライパンマドレーヌ④

マドレーヌ型に8分目まで流し入れ、スライスアーモンドを散らし、フライパンに並べる。弱火にかけ、蓋をして10~15分焼き、生地が固まってきたら返し、表面が薄くキツネ色になるまで焼く。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ

(長径5cmのマドレーヌ型30個分)

卵 2個
 砂糖 80g
 はちみつ 30g
 薄力粉 90g
 ベーキングパウダー 小さじ1/3
ほうじ茶 大さじ1
バター(無塩) 80g
●型ぬり用バター、強力粉

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ(作り方)

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ①
型にバターをぬり、強力粉をふって余分をはらっておく。
ほうじ茶は乳鉢やすり鉢で細かくすりつぶしておく。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ②
小鍋にバターを入れて火にかけ、溶けてさらに焦げるまで鍋をゆすりながら加熱し、焦がしバターを作る(焦がし加減は好みで)。すぐになべ底を水に当てて温度が上がるのを防ぎ、色止めする。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ③
ボウルに卵、砂糖、はちみつを合わせ、卵のコシが切れて表面に細かい泡が立つまで泡立て器で混ぜる。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ④
薄力粉とベーキングパウダーを合わせて③にふるい入れ、①のほうじ茶も加え、泡立て器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。さらに焦がしバターを加え、なめらかになるまで混ぜ合わせる。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ⑤
型に生地を八~九分目まで流し入れ、200℃に熱したオーブンに入れる。そのまま設定温度を180℃に下げ、10~12分焼く。

【マドレーヌの作り方】ほうじ茶のマドレーヌ⑥
焼き上がったら型からはずし、網の上にとって粗熱をとる。

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