2016/06/10
horikayo28
旬の野菜を使った天ぷらって美味しいですよね。でも、家でサクサク衣の天ぷらを作るのは、難しいです。衣がしなしなになったり、油っぽくなりがちです。今回は、天ぷらの衣をサクサクにするためのレシピをご紹介します。どのレシピがサクサクの衣の天ぷらになるかお試しください。
美味しい天ぷらが家で作れたら最高に嬉しいですよね。でも、実際は、家で美味しい天ぷらを作るのはかなり難しいです。天ぷらの衣がサクサクっとならなかったり油っぽくなってしまったり・・・今回は、美味しい天ぷらを作るコツをご紹介します。
・衣の材料(粉、水、卵)は全て冷やしておく
衣の器はステンボウルよりも陶器が保冷効果がある)
・衣を粘らせない
(混ぜ過ぎに、ざっくりと)
・衣を作ったら即座に揚げる
・油の温度を一定に保つ
(最初に野菜を揚げ、次にエビやイカ・貝柱、最後に魚)
(厚手の鍋に、沢山の油で、材料は表面積の1/3以上入れない)
・泡と音が小さくなり、タネが軽くなれば揚げあがり
・箸でつまみ取り出し、2回振って油を切る
・揚げ網にのせて油を切る
(縦に置き、材料を重ねない)
衣は基本、粉類と水を1:1の割合で作ります。卵を加える場合は卵と水を合わせて計量します。氷水にあてると粘りが出にくくなります。また、混ぜすぎないように軽く混ぜます。水分の多い具には、衣をつける前に薄く小麦粉をまぶします。
卵
卵は風味を良くしたり、からっと色良く揚げたりするために使います。全卵を使うより卵黄だけにしたほうが、からっと仕上がります。
水
冷水を使うとからっと揚がるため、衣を作るまで冷蔵庫で冷やしておきます。15℃前後が適温です。水3:炭酸1にして炭酸水を加えるのも効果があります。おさけなら風味も良くなります。
コーンスターチ、重曹など
コーンスターチや重曹、上新粉などを加えるとからっと揚がります。小麦粉に含まれる粘り成分グルテンの量が少なくなるためで、市販の天ぷら粉にはこのような粉が配合されています。
変わり衣には、衣の中に混ぜるものや、衣のあとにつけたり巻きつけるものがあります。青海苔や紅しょうが、種実類などなんでも試してみてください。
うに衣…卵黄とうにの量を同じくし、衣をつくります。
しそ揚げ…大葉を巻いて天ぷらにしたものです。
そば衣…そば粉7:小麦粉3にした衣です。
抹茶衣…抹茶を加えた衣です。
松葉揚げ…茶そうめんを衣の上からまぶします。
道明寺揚げ…具材に卵白を絡ませ、道明寺粉をまぶしたものです。
春雨揚げ…具材に卵白を絡ませ、春雨をまぶしたものです。
かるかん揚げ…摩り下ろした山芋に卵白と小麦粉を加えたものです。
今まで美味しい天ぷらを作るポイントをご紹介してきましたが、あまり普段、天ぷらを揚げない人はコーンスターチや重曹、上新粉なんて無いですよね。そんな人の為に、美味しい天ぷらの衣を作るための裏技をご紹介します。天ぷらの衣に卵ではなく普段冷蔵庫に必ずあるマヨネーズを入れるだけです。これなら家でいつでも美味しい天ぷらを作ることができますね。
小麦粉をレンジする時間の目安は、
小麦粉50~100gで(500w)3分間
平たい皿に薄く広げてラップをせずにレンジすることがポイントです。
小麦粉の量が増えても、500w3分間で良いそうです
3分以上レンジをすると、小麦粉が焦げてしまうとのこと。
この裏ワザを使うことで、小麦粉をグルグル混ぜてもグルテンが作られないので
ドロっと厚い衣にならないそうです!
天ぷらは旬の野菜や魚介類を使っていつでも美味しくたべることができます。また、天丼、天そば、お茶漬けなどにしても天ぷらは美味しく食べることができます。そんな大活躍の天ぷらを家で美味しく作れれば嬉しいですよね。天ぷらは薬味によっても味が変わり、とても奥の深いお料理です。あなたも美味しいサクサク衣の天ぷらを食べるために是非色々試して作ってくださいね。
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