記事ID7521のサムネイル画像

知りたかったのはコレ!本当に使えるお弁当の作り置きレシピ15選

お弁当を作っている人ならば、おかずを作り置きするのはもはや常識かもしれませんね。でもちょっと待って!そのおかず、本当に作り置きして大丈夫?時間が経っても美味しいの?意外と知られていないお弁当の作り置きおかずについて、注意点とレシピをまとめました。

こんなにあった!お弁当のおかずを作り置きするメリット

今やお弁当を作る人なら誰もがやっているでしょう、作り置き。それはやはり、メリットがあるからなんですよね。
常備菜やいつものおかずを作り置きしておくと、以下のような良さがあるようです。

1.朝はおかずをあたためて詰めるだけなのでお弁当作りの時間が短縮できる
2.同じ食材やおかずでもアレンジすれば飽きずに食べられる
3.食材をまとめ買いできるので節約になる
4.いろいろなおかずを入れることができお弁当の栄養バランスがよくなる

どうですか?作り置きしなきゃ損、ですよね。

これだけは押さえるべし!作り置きおかずのポイント

しっかり加熱し中まで火を通す

食中毒を起こす菌の大半は、75度で1分(ノロウイルスは85~90度で90秒)以上加熱することで死滅します。中まで火が通りにくいものはふたをして加熱します。

水分が残らない調理法で調理する

菌が繁殖する原因のひとつが水分です。焼く、揚げる、炒める、いり煮などの調理法なら水分を極力飛ばすことができます。

味付けは少し濃いめにする

お弁当は少し濃いめの味付けの方が美味しく感じるものですが、痛み防止という点からも理にかなっています。塩や砂糖を加えると食品中の水分が減り、菌の繁殖を防ぎます。

抗菌作用のある食材を活用する

梅干し、酢、からし、わさびなどは抗菌作用があり、痛み防止になりますが、絶対的なものではありません。特にからしとわさびは加熱すると抗菌作用がなくなるのでご注意を。

保存容器は清潔にしてから使う

意外と見落としがちですが、保存容器も菌の繁殖ポイントになります。熱湯を回しかけて消毒する方法が手軽で安心です。

料理は冷ましてから冷蔵庫で保存する

あたたかいものを冷蔵庫に入れると庫内温度が上がってしまうので、しっかり冷めたことを確認してから冷蔵庫に入れましょう。

詰めるときは一度あたためてから冷ます

市販の冷凍食品は凍ったまま詰められるように作られていますが、家庭で作ったおかずは必ず中まであたためて、冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。

よく冷ましてからふたをする

湿度が高い状態も菌の繁殖にはうってつけ。あたたかいうちにふたをすると蒸気でお弁当の中が蒸れて痛む原因になるので、うちわであおぐなどしてよく冷ましてからふたを閉めましょう。

お肉のお弁当用作り置きレシピ

お弁当には、やっぱりお肉のおかずは欠かせませんよね。作り置きしやすい食材なので、お弁当用の作り置きにぴったりです。ソースを変えたり甘酢和えにしたり炒め物に加えたりとアレンジすれば、翌日のお弁当に再登場させても、きっとわかりませんよ!美味しいお肉のおかずでパワーチャージすれば、午後からも元気いっぱいがんばれますね。

薬味たっぷり。鶏むね肉のしそわさび醤油

◆材料◆
・鶏むね肉  1枚(300gくらい)
・砂糖大1/2
・塩 小1/2
・片栗粉 適量
・◯にんにく 2かけ
・◯大葉 3、4枚
・◎酒  大1
・◎みりん 大2
・◎醤油 大1
・◎わさび チューブ5cm
・小ねぎ(お好みで)

1.○はみじん切りにし◎と合わせておく。
2.鶏肉に下味をつけ片栗粉をまぶしたら、フライパンで揚げ焼きにする。
3.1と2をフライパンの中で合わせ、小ねぎを散らせば完成。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:わさびで抗菌、しっかり味付け

鶏そぼろひじき

◆材料◆
・鶏ひき肉 300gくらい
・乾燥ひじき 10gくらい
・小ねぎ お好みで
・◯砂糖 大1/2
・◯塩  小1/2
・◎砂糖  大2
・◎醤油大1.5
・◎白だし 大1

1.ひき肉に○を入れて混ぜる。ひじきは水で戻す。
2.フライパンでひき肉を炒め、ひじきも加えて炒め合わせる。
3.◎で調味し汁気を炒り飛ばす。小ねぎを散らす。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:しっかり味付け、汁気を飛ばす

おから入りふわふわチキンボール

◆材料◆
○おから 50g
○鶏ひき肉 300g
○玉ねぎ(みじん切り) 1/4個
○卵 1/2個
○塩、こしょう 少々
○生姜汁 小1
○片栗粉 大1
・片栗粉(衣用) 大3
・揚げ油 適量
◎ケチャップ 大4
◎マスタード 小1

1.○をすべてよく混ぜ合わせる。
2.スプーンを使って丸くまとめ、衣用片栗粉をまぶす。
3.170度の揚げ油で2分揚げ、180度に上げてさらに1分揚げる。
4.◎を合わせたものを添える。(ソースはお好みで)

※冷蔵で3日保存可能

※作り置きポイント:二度揚げで中まで火を通し外はカリッと、アレンジ無限大

とうもろこしの焼きシュウマイ

◆材料◆
・豚ひき肉 300g
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・コーン缶(粒) 130g
・片栗粉 大2
◎鶏がらスープの素 小1
◎塩 小1/2
◎こしょう 少々
◎生姜しぼり汁 小さじ1

1.玉ねぎとコーンにそれぞれ片栗粉大1ずつをまぶしておく。
2.ひき肉に◎を加えて粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。1の玉ねぎとコーンも混ぜ合わせる。
3.手で丸い形に整え、グリルやフライパンで10分ほど焼く。

※冷蔵で3日保存可能

※作り置きポイント:片栗粉で冷めても固くなりにくい、味のアレンジ可能

なすと鶏肉のさっぱり焼き

◆材料◆
・鶏もも肉 1枚
・なす 中2本
・サラダ油 大2
・○酒 小1
・○塩 小1/3
・○片栗粉 大1
・◎酢 大1
・◎しょうゆ 大1
・◎砂糖 大1/2
・青ねぎの小口切り または 大葉の千切り(お好みで)

1.鶏肉は一口大に切り○の酒と塩をもみ込む。片栗粉をまぶす。
2.なすは乱切りにする。◎を合わせておく。
3.フライパンにサラダ油、鶏肉、なすを入れ弱火にかける。
4.肉に焼き色がついて来たら◎を加え、かき混ぜながら炒め合わせて汁気を飛ばす。
5.好みでねぎや大葉を散らす。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:酢で抗菌、しっかり味付け、汁気を飛ばす

お魚のお弁当用作り置きレシピ

子どもにも大人にも、なるべく食べてほしい食材のひとつが魚ですよね。お弁当用にはしっかりめの味付けにして、食べやすい大きさや形にすることを心がければ、魚も作り置きの味方になります。お魚料理に苦手意識がある方も、作り置きのコツを思い出しながら、美味しい魚の作り置きおかずに挑戦してみませんか?

骨までおいしい!さんまの梅煮

◆材料◆
・秋刀魚 3本
・梅干し 1個
・◎しょうゆ 大2
・◎砂糖 大2
・◎みりん 大2
・◎酒 1/2カップ(100cc)

1.梅干しの種を取り除き軽くつぶす。
2.圧力なべに◎と梅干しを入れる。
3.さんまは頭と尾を落とし、胴体を6等分して内臓を取り出す。塩水で軽く洗う。
4.圧力なべを火にかけアルコール分を飛ばしてから、さんまを入れて20分加圧。
5.自然に圧が抜けたら、粗熱が取れるまで冷まして味をしみこませる。

※冷蔵で1週間保存可能

※作り置きポイント:梅で抗菌、しっかり味付け

鮭の玉ねぎ煮込み

◆材料◆
・鮭 3切
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・小ねぎ(お好みで)
・◯酒 大1
・◯塩、こしょう少々
・◯ぽん酢 小1
・オリーブオイル 大3くらい
・◎みりん 大1
・◎醤油 大1

1.鮭は食べやすい大きさに切って〇の調味料につけておく。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し鮭を皮目から焼く。
3.玉ねぎ、◎を加えてふたをし、蒸し焼きにする。お好みで小ねぎを散らす。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:酢で抗菌

いわしのはんぺんバーグ

◆材料◆
・いわし(刺身用) 12切
・はんぺん(大判) 1枚
・◎醤油 大1
・◎しょうがチューブ 4cmくらい

1.いわしは包丁でたたく。はんぺんは袋の上から手でもんでつぶす。
2.すべての材料をマッシャーなどでよく混ぜ合わせる。袋に入れてもんで混ぜても可。
3.クッキングシートをひいた天板に、厚さ1cm(大きさは好みで)に成形して並べていく。
4.200度のオーブンで15分焼く。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:しっかり味付け、ソースでアレンジ

野菜のお弁当用作り置きレシピ

野菜もまた絶対に食べてほしい食材です。お弁当の中に野菜のおかずがちょっとあると、なんだかほっとなごみますよね。野菜のおかずは作り置きしやすいので、作り置き初心者さんやお弁当作りに不慣れな方にも取り入れやすいですよ。お弁当箱を開けた時にパッと目に飛び込んでくるカラフルで食欲をそそる彩りも、野菜ならでは。作り置きしても鮮やかな色合いは残るので、毎日でもお弁当に入れたくなります。

大根とホタテのサラダ

◆材料◆ 
・大根 1/3本
・ホタテ缶 1缶
・塩 小1/4
・マヨネーズ  大3
・こしょう 少々

1.大根は千切りにし、塩を振ってしばらく置く。
2.水分をよくしぼり、ホタテ缶とマヨネーズを混ぜ、こしょうをふる。

※冷蔵で4日保存可能

※作り置きポイント:しっかり水分を切る

いんげんと人参のごま和え

◆材料◆
・いんげん 1袋(10〜15本)
・にんじん 1/2本
・塩 適量
・◎醤油 大1
・◎砂糖 大1
・◎すりごま 大2

1.いんげんは食べやすく切り、塩をもみ込んでおく。人参はいんげんと同サイズに切る。
2.人参を先にゆで、後からいんげんも加えてゆでる。
3.ザルにとり水気を切ったら◎の和え衣で和える。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:しっかり水分を切る、しっかり味付け

ゴーヤの梅和え

◆材料◆
・ゴーヤ 1本
○塩 小1
○砂糖 小2
・◎梅干し 1個(練り梅なら大1)
・◎しょうゆ 小1
・◎みりん 小1
・◎粉末だしの素 小1/2
・◎すりごま 大1
・◎かつお節 5g

1.ゴーヤの種を取り薄切りにする。○をもみ込み10分ほど置く。
2.1をゆでてザルにとり冷水で冷ます。よくしぼり水気を切る。
3.梅干しは種を取ってかるくつぶす。◎を合わせ、ゴーヤを加えて和える。

※冷蔵で5日保存可能

※作り置きポイント:梅で抗菌、しっかり味付け

ブロッコリーとベーコンの粒マスタード炒め

◆材料◆
・ブロッコリー 1株
・塩(茹でる用) 適量
・ベーコン 適量(1〜2枚)
・にんにく 1粒
・オリーブオイル 大2
・◎粒マスタード 大1
・◎醤油 大1/2
・◎塩 少々

1.ブロッコリーは小房に分け固めにゆでる。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、ベーコンを炒める。
3.ブロッコリーも加えて炒め合わせ、◎で調味する。

※冷蔵で4日保存可能

※作り置きポイント:マスタードで抗菌、しっかり味付け

卵・大豆製品のお弁当用作り置きレシピ

卵や大豆製品も、毎日のお弁当づくりには欠かせませんね。特に卵は、その鮮やかな黄色がお弁当に明るい彩りを与えてくれますし、調理法も様々で栄養価も高く、とても便利な食材です。卵・大豆製品の作り置きおかずをしっかり押さえて、お弁当のマンネリ化を防ぎましょう。

うずら卵のにんにくしょうゆ漬け

◆材料◆
・うずらの卵 10個
・にんにく 1かけ
・醤油 大1.5

1.うずらの卵を3~4分ゆで、殻をむく。
2.にんにくは皮をむいて半分に切り、しょうゆ、卵とともに容器に入れる。

※冷蔵で4日保存可能

※作り置きポイント:しっかり加熱、しっかり味付け

おから野菜みそマヨサラダ

◆材料◆
・生おから 80g
・にんじん 1/4本
・きゅうり 1/2本
・ハム(お好みで)
・コーン(お好みで)
・◎米酢 小1/2
・◎みそ 小1強
・◎マヨネーズ 大4強
・◎しょうゆ 小1

1.おからを電子レンジ600ワット4分程度加熱する。人参は細めの千切りにして下茹でする。
2.きゅうりも千切りにし、塩(分量外)少々をふりかけてしばらく置き、水気を絞る。
3.ハム、コーンも食べやすく準備する。◎を合わせておく。
4.人参、きゅうり、ハム、コーン、◎を混ぜ合わせる。よく混ざったら粗熱のとれたおからも加えてさらに混ぜる。

※冷蔵で4日保存可能

※作り置きポイント:酢で抗菌、しっかり水分を切る

枝豆の塩こんぶ浅漬け

◆材料◆
・冷凍えだまめ 300gくらい
・◎塩こんぶ ひとつかみ
・◎酢 大1
・◎砂糖 小1

1.冷凍えだまめは解凍しむいておく。
2.◎を合わせ、枝豆を漬ける。

※冷蔵で7日保存可能

※作り置きポイント:酢で抗菌

作り置きをフル活用してお弁当のレベルアップ!

いかがでしたか?毎日お弁当を作っている人も、お弁当作りは時々だという人も、次のお弁当作りがちょっぴり楽しみになってくれたらうれしいです。作り置きは手抜きとは違います。堂々と「私はお弁当のおかずを作り置きしてます!」と宣言してほしいくらいです。作り置きのポイントをしっかり押さえて毎日のお弁当を確実にレベルアップさせ、家族を驚かせてしまいましょう!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ