2016/04/24
nium
2016/10/11 更新
白身の高級魚である甘鯛。福井県で獲れるものは「若狭グジ」と呼ばれ、天皇陛下への献上品に選ばれるほどの高級魚です。特徴である鱗も食べられるレシピもあるんです!今回は、そんな贅沢な甘鯛を家庭でも美味しく食べられるおすすめレシピを紹介します。
日本で水揚げされる甘鯛は、「シロアマダイ」、「アカアマダイ」、「キアマダイ」があり、「アカアマダイ」が最も多く水揚げされています。甘鯛という名の通り、身に甘みがあります。また、魚では珍しく、鱗まで美味しく食べられることでも有名です。関東よりも関西でよく使われることが多く、「グジ」、「ビタ」、「バトウ」など地方での呼び名も多く存在します。
色鮮やかで綺麗な甘鯛の味を活かしたおすすめレシピを紹介します。
定番のアマダイ味噌漬けのレシピです。白みそを使った西京漬けはアマダイと相性抜群なんです!!
甘鯛・・・2匹
白味噌 ・・・100g
みりん ・・・10cc
酒・・・10cc
甘鯛25センチ前後を2匹。頭をとって内臓を取り除き、開きにします。頭は、潮汁にしましょう!
味噌10に対して、酒、みりんをそれぞれ1になるように入れて、よく混ぜます。甘めの味付けがお好みの方はさらにみりんか砂糖を足してください。
タッパーに味噌を塗り、サラシを引いて、魚を置きます。サラシが無ければクッキングペーパーでも大丈夫です。また、サラシ、味噌、魚を繰り返します。
2~3日漬け込んだら味噌床から甘鯛をあげて焼いて完成です。
甘鯛を使ったおすすめレシピ5選1つ目は、甘鯛を使ったレシピでは定番の味噌漬けです。味噌が非常に焦げやすいので、焼くときは目を離さないようにしましょう!!
甘鯛の出汁を活かした酒蒸しを簡単に作っちゃいましょう!1匹丸々使った贅沢なレシピです!
甘鯛・・・1匹
ネギ・・・1本
だし昆布・・・10cmくらい
酒・・・大さじ3
ごま油 ・・・大さじ3
醤油・・・大さじ1
甘鯛は鱗と内臓をとって、きれいに洗います臭みの原因となる血合いは特に丁寧に取り除きましょう。ネギは千切り、または白髪ねぎにしましょう。
耐熱皿に湿らせただし昆布を敷き、その上に甘鯛を乗せて酒をかけます。だし昆布は濡れた布などで表面を拭き取る程度で十分です。
ラップをして500wのレンジで10分加熱します。甘鯛の大きさに応じて加熱時間は調節してください。
ラップを外し、ネギを乗せ、熱したごま油をまわしかけ、醤油をまわしかけて完成です。
甘鯛を使ったおすすめレシピ5選2つ目は、レンジで簡単にできる酒蒸しです。骨ごと蒸すので甘鯛の旨みが味わえる逸品です。蒸し器を使わず、レンジで蒸すので洗い物も減って時間もかかりません。
甘鯛の特徴である鱗が味わえるシンプルなレシピです。焼くと鱗が浮いてきます。
甘鯛・・・1尾
岩塩(1回目振り塩)・・・3g/魚100g
岩塩(2回目振り塩)・・・1g/魚100g
大根おろし・・・適量
食べる日の前日に下処理します。鱗は落とさず、内臓を取り除き、水洗いします。きれいに洗ったらしっかりと水分を拭き取りましょう。
魚重量の3%、今回は10gの岩塩を魚の表面及びお腹にまぶします。お腹はほどほど、表面はたっぷりと塩をまぶしましょう。
魚をクッキングペーパー1枚でくるみ、その上からペーパータオル1~2枚でくるみ、ポリ袋に入れてチルドルームで一晩保管します。
食べる当日、一度水道水のシャワーで魚の表面を十分に洗い流し、ペーパータオルできれいにふきとります。表側には十字に切れ込みを、裏側には横に1本切れ込みを入れます。
2回目の振り塩をします。魚の表面だけで大丈夫です。グリルにくっつかないシートを敷き、魚の裏側から焼きます。中火で3分、弱火で5分程度が目安です。
魚を裏返し、弱火で4~5分程度焼いて完成です。お好みで大根おろしやスダチもどうぞ。
甘鯛を使ったおすすめレシピ5選3つ目は、塩焼きです。鱗もとても美味しいので、鱗は絶対に取らないでください。食べるときは鱗ごと皮を食べましょう。新鮮な魚はその日に焼くと身がはじけたり、火の通りが悪かったりするので下処理して1~2日寝かすとより綺麗に美味しく調理できます。
このレシピも鱗まで美味しく食べられるレシピです。外はパリッと中はふっくら美味しいですよ!
甘鯛・・・1尾
粗塩・・・適量
揚げ油・・・ 適量
甘鯛の頭、内臓を取り除き、鱗はそのままで水洗いします。
水気を切った甘鯛を三枚におろします。鱗がついているので切れ味のいい包丁を使いましょう。
食べやすい大きさに切り、200度の温度に熱した揚げ油に鱗側から入れます。油に大きな泡が出るくらいの温度が適温です。
鱗がパッとひらいて色づいたら裏返して完成です。
甘鯛を使ったおすすめレシピ5選4つ目は、松葉揚げです。唐揚げのようにコショウをせず、唐揚げ粉をつけないのが特徴です。味つけはシンプルに粗塩だけなので甘鯛の素材のおいしさが味わえます!
簡単で病みつきになりそうなくらい美味しい茶わん蒸しです。甘鯛にさっと火を通すだけでふっくら美味しく仕上がります。
甘鯛 (5日寝かせたもの)・・・半身
卵・・・3個
白だし ・・・大さじ2
水(出汁)・・・450cc
筍・・・1/4
銀杏・・・3個
三つ葉、柚子など・・・適量
甘鯛は鱗、腑、頭を綺麗に落とし、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。水分を拭き取ったら、ペーパーとラップに包んで冷蔵庫で5日寝かします。
フードプロセッサーに卵と白だしと水を入れて混ざり合うまでかき混ぜます。卵1個に対し150ccの出汁が基準です。
蒸し器に熱湯を沸かしておきます。茶碗に卵液と筍、銀杏などの具を入れて、蒸し器に入れます。熱すぎるとスが入るので少し蓋を開けて蒸しましょう!
15分ほど蒸し一度蒸しあがった茶碗蒸しに、食べやすい大きさに切った甘鯛と三つ葉をのせて火が軽く通るまで蒸して完成です。
甘鯛を使ったおすすめレシピ5選5つ目は、茶わん蒸しです。蒸し揚がる直前に甘鯛を入れることで身がふっくらとしてより美味しくなります。甘鯛を寝かす日数は鮮度によって変わるので、魚屋さんに聞いてみましょう!
甘鯛を使ったおすすめレシピ、いかがでしたか。高級魚なので、レシピも上品なものばかりですが、家庭でも十分美味しくできそうですよね。決して安くはない魚なので、特別な日に一品加えるのはいかがでしょうか。
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