おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
関西では夏になるとよく食べられる「鱧」。白くてふんわりした身が特徴的な魚です。鱧には体力向上や疲労回復効果があり、夏バテにはぴったりの食材です。今回は、鱧のふんわりとした白身をじっくりと堪能できるレシピを紹介します。鱧レシピで辛い夏バテを乗り切りましょう。
関西では夏の味として親しまれている「鱧」。鱧は小骨が多いことから、関東ではあまり親しまれていませんが、さっぱりとした味わいでとても美味しいお魚です。関西では庶民の味として親しまれており、大阪の天神祭りや京都の祇園祭でも楽しまれるお魚です。
ウナギとよく似た外見の鱧ですが、ウナギよりも口が大きく歯が鋭いのが特徴です。ウナギよりも味がさっぱりと淡白で、色々な料理との相性が良いです。今回は、関西の夏の味「鱧」を美味しく食べられるレシピを紹介します。
鱧レシピ① 湯引き
鱧と言えば「湯引き」が一番有名な食べ方ではないでしょうか。
鱧(骨切り) 4/5尾
梅干し 2個
大葉 7枚
【1】湯引き
鱧を3㎝幅くらいに切り分けます。沸騰したお湯に皮目からくぐらせ、反ったら引き上げて氷水につけます。
【2】梅肉とともに
梅干しはしばらく水につけて塩抜きします。裏ごししたら鱧、大葉とともにお皿に盛ります。
鱧の食べ方と言えば「湯引き」が有名ですね。梅肉とともに盛り付けるだけで有名な料亭に来たような高級感が味わえます。くるっと反った鱧の姿は、誰もが一度は見たことがありますよね。さっぱりした酸味の梅肉とともに召し上がれ。
鱧レシピ② 天ぷら
鱧の天ぷらも有名ですね。天つゆや塩をつけて食べましょう。
鱧 2人分
小麦粉 1カップ
だしの素 小さじ1
水 少々
塩 小さじ1
揚げ油 適量
【1】鱧の準備
鱧は食べやすい大きさに切ります。しっかりと水洗いし、皮のヌメリを取りましょう。その際、身を軽くほぐしておくと、仕上がりがふっくらしますよ。小麦粉、だしの素、水を混ぜて天ぷら衣を作っておきます。
【2】揚げる
鱧に衣をつけて180℃の油で揚げます。1分以上じっくり揚げると、骨も食べられるほど柔らかくなりますよ。
鱧は湯引きだけでなく天ぷらにしても美味しいです。揚げる際は皮目を下にして鍋に入れるようにしましょう。天つゆでも塩でも美味しく食べられますよ。
鱧レシピ③ お吸い物
淡白な鱧は上品なお吸い物とも相性抜群です。
鱧(湯引き) 100g
だし 3カップ
みりん 大さじ1
薄口醤油 小さじ1
塩 小さじ1/4
三つ葉 少々
小ねぎ 少々
だし、薄口醤油、みりん、塩を鍋に入れてひと煮立ちさせます。鱧を加えてひと煮立ちさせ、三つ葉、小ねぎとともに器に盛り付ければ完成です。
ふわふわの鱧が入ったお吸い物レシピです。優しい味わいのだしが、鱧と相性抜群です。梅肉を乗せてもおしゃれですよ。
鱧レシピ④ 唐揚げ
子どもに大人気の唐揚げ。天ぷらとは違った良さがありますよ。
鱧 200g
醤油 大さじ2
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ2
揚げ油 適量
レモン 適量
鱧は食べやすい大きさに切ります。醤油、酒を揉み込み、5分ほど置いておきます。つけ汁を捨て、片栗粉を揉み込みます。180℃の油で揚げましょう。お好みでレモンを絞って食べてください。
子どもが大好きな唐揚げレシピです。鱧の天ぷらとは違った良さがあります。カラッと揚がった鱧は、魚嫌いの子どもでも食べやすいですよ。
鱧レシピ⑤ 押し寿司
ふんわり鱧の押し寿司は上品な美味しさです。
鱧(切身) 2切
a醤油 大さじ1
a酒 大さじ1
b醤油 大さじ1
b酒 大さじ1
b水 200㏄
米 1.5合
水 適量
c米酢 大さじ3と1/2
c砂糖 大さじ2
c塩 少々
aの材料を混ぜ合わせた中に鱧を入れて下味をつけます。20分ほど置いたら、鱧を焼いていきます。つけ汁とbの材料を鍋に入れて煮詰めます。煮詰めた物を鱧に塗り、焼いていきます。
米は少し硬めに炊いておきます。cの材料をごはんに混ぜ、酢飯にします。押し寿司型に酢飯を入れてギュッと押します。20分ほどなじませ、適当な大きさに切り分けます。鱧もその大きさに合わせて切り、酢飯の上に乗せれば完成です。
ふんわりとした鱧の食感が楽しめる押し寿司レシピです。お家で寿司となると難しそうに感じますが、押し寿司は押すだけなのでとっても簡単です。ぜひ試してみてくださいね。
今回は鱧の美味しいレシピを紹介しました。鱧は関西の夏の味です。色々なレシピで鱧を楽しみましょう。
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