おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
きんとんというとおせち料理でよく目にする栗きんとんを思い浮かべる人も多いと思います。甘くて美味しいのですが、自分で作るとなると面倒そうな気もしますよね。実は簡単なレシピもたくさんあるんですよ。ということで、今回は簡単だけど美味しいきんとんレシピを紹介します。
きんとんというと、ぱっと思い浮かぶのは栗きんとんという人も多いのではないでしょうか?実は、きんとんと呼ばれるものは2種類あるんですよ。一つは皆さんもご存知の料理のきんとんで、もう一つは和菓子のきんとんなんです。
主に栗や豆などを甘く煮て、同じ食材またはさつまいもなどを煮て裏ごしした餡と混ぜて火にかけ練ったものを指します。くちなしの実で黄金色に仕上げることから縁起の良い料理の一つとしておせち料理にも用いられます。
丸めた餡や求肥を、着色しそぼろ状にした餡で包んだものを指します。時季によって着色を変えて季節の情緒を表現したり、そぼろの太さを変えるなどして和菓子の表情を変えたりします。
きんとんには2種類ありそれぞれどんなものかが分かったところで、ここからは早速、簡単で美味しいきんとんレシピを紹介していきます。今回は、料理のほうのきんとんのレシピを紹介しますね。
栗の甘露煮:12粒(混ぜる用6個、盛る用6個)
さつまいも:400gくらい
砂糖:1/2カップ
みりん:大さじ5
はちみつ:大さじ2
塩:少々
くちなしの実:2個
さつまいもは1㎝幅の輪切りにし水に1時間くらい浸けてアク抜きをします。
くちなしの実はお茶パックに入れるかガーゼなどで包み、黄色の色素が出やすくするためにたたいておきます。
さつまいもはざるにあげ、軽く水でながして鍋に移します。さつまいもがかぶるくらいの水を入れ、お茶パックまたはガーゼで包んだくちなしの実も入れます。さつまいもに箸がすっと通るくらい柔らかくなるまで茹でます。
さつまいもが柔らかくなったらざるにあげて水気を切ります。
水気を切ったさつまいもを再び鍋に戻します。砂糖を半分量加え、さつまいもを木べらでつぶしながら混ぜます。
さつまいものダマがなくなってきたらみりん、残りの砂糖、塩、はちみつを加えて弱火で練り混ぜながら煮詰めます。焦げ付かないように混ぜるのがポイントです。火を止めて混ぜる用のくりの甘露煮6個を加えて混ぜ合わせます。
さつまいもをバットなどに広げて冷まします。冷めたら盛り付け用のくりの甘露煮6個と一緒に盛り付けて完成です。
ばずはよく知られている定番のきんとんレシピでもある栗きんとんのレシピをご紹介しました。さつまいもと栗の甘露煮にくちなしの実でとっても鮮やかな黄金色に輝くきんとんは見るからに美味しそうですよね。
材料:4人分
さつまいも:300g
栗の甘露煮:1瓶(約200g)
はちみつ:小さじ1
塩:少々
くちなしの実(乾燥):1/2個
さつまいもは皮をむき2㎝幅の輪切りにし、水に30分ほどつけてアク抜きをします。アク抜きをしたらザルにあげて水気をきります。くちなしの実はお茶パックに入れて叩きます。
カットしたさつまいもを耐熱のボウルに入れて、上にお茶パックに入れたくちなしの実を乗せます。すべてがかぶるくらいの水を注ぎ、ラップをかけて電子レンジ600Wで15分加熱します。
さつまいもに竹串がスッと通るのを確認したらラップを外し、ザルにあげて水気をしっかりと切ります。さつまいもが固いときは様子を見ながら柔らかくなるまでレンジにかけてください。
さつまいもが熱いうちにフォークやマッシャーなどでよく潰します。甘露煮のシロップ80~100ml、はちみつ、塩を加えて木べらで練るようによく混ぜます。
ラップをせずに電子レンジ600Wで1分加熱し、ゴムべらでなめらかになるまで練るように混ぜ合わせます。栗の甘露煮を加えて軽く混ぜ合わせたら器に盛って出来上がりです。
栗きんとんもレンジを使うとさらに簡単、あっという間に作れちゃいますよ。火を使うこともないのでお子さんとも安心して一緒に作ることができますよ。
材料:4人分
さつまいも:300g
りんご:120g
レーズン:15g
水:50ml
砂糖:50g
レモン汁:小さじ1
さつまいもは皮を向き1cm幅の輪切りにして鍋に入れます。さつまいもがかぶる程度の水を入れて15~20分茹でます。
りんごは皮をむいてくし形に8等分し、さらにそれを5mm幅に切って鍋に入れ、そこへ砂糖と水50mlを入れて弱火で10分コトコトと煮ます。
さつまいもは竹串または箸をさしてスッと通るくらいに柔らかくなったら湯を捨て、熱いうちにつぶします。
10分煮たリンゴにレモン汁を加えて軽く混ぜたら、潰したさつまいもと合わせて弱火にかけ、しっかり練って水分をとばします。レーズンを加えて冷ましたら器に盛って出来上がりです。
こちらは舌触りがとても滑らかなリンゴ入り芋きんとんのレシピです。りんごとレモンの程よい酸味がさつまいもと相性抜群です。とても爽やかなきんとんレシピです。
材料:1人分
さつまいも:60g
パイナップルの缶汁:大さじ2
砂糖:小さじ1
パイナップル(缶詰):1/2枚
さつまいもは皮をむいて1㎝幅の輪切りにして鍋に入れます。パイナップルは1㎝角ぐらいの食べやすい大きさにカットしておいておきます。
さつま芋がかぶるくらいの水を入れて柔らかくなるまで茹でます。竹串などがスッと通るほど柔らかくなったらざるにあげ水気を切って鍋に戻します。
木べらなどを使ってさつま芋を潰します。
パイナップルの缶汁、砂糖を加えて火にかけ水分を飛ばしながら練り、火からおろして冷まします。
冷めたところで、小さくカットしたパイナップルを加えて混ぜたら出来上がりです。
こちらもフルーツを加えたきんとんレシピです。さきほど紹介したりんごの芋きんとんよりもさらに爽やかな風味のパイナップルのきんとんです。材料も少なくシンプルな作り方なので、素材それぞれの味がしっかりと感じられますよ。
材料:2人分
白豆:100g
砂糖:60g
日本酒:60g
白豆はきんとんを作る前日からたっぷりの水につけておきます。夏場は水につけたものを冷蔵庫に入れて一晩おきます。
きんとんを作る直前に一度サッと水で流しザルにあげます。
白豆を鍋に入れて、豆がしっかりとかぶるくらい水をたっぷりと入れ、弱火でじっくりコトコト煮ます。
豆が指でつぶれるくらいに柔らかくなったら、ザルにあげてしっかり水気をきっておいておきます。
鍋に日本酒と砂糖を入れて弱火にかけ、砂糖がとけるまでしっかりと煮ます。透明になったらOKです。
鍋に水気をきった白豆を入れて中火〜強火にかけ、木べらで少し豆をつぶすように混ぜ、豆に餡を絡ませます。全体的にねっとりとしたら完成です。
白豆で作るきんとんは、素朴な甘さがとっても美味しいですよ。白豆に豊富に含まれる食物繊維でお腹の調子も整え便秘解消も助けてくれますよ。
簡単で美味しいきんとんレシピを5選ご紹介しましたが、いかがでしたか?定番の栗きんとんからフルーツきんとん、豆のきんとん、きんとんと言ってもレシピはいろいろありますので、ぜひいろいろなきんとんを味わってみてください。
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