おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
七草粥は1月7日の朝に食べる料理です。お正月のごちそうで疲れ気味の体を休めるのには、ピッタリのレシピですね。そこで今回は心も体も心底温まる、素敵な七草粥のレシピをご紹介します。七草全てを揃える事にこだわらず、作りやすいレシピばかりなので、普段の食事にもどうぞ。
1月7日の朝には、春の七草で作る七草粥をいただきます。七草粥の習慣は、平安時代に中国から伝わった素敵な慣わしだと言われています。現代でも、中国の方々の朝食というと、おかゆが有名ですね。
無病息災を願っていただく七草粥の材料の七草には、少し聞きなれない名前の植物もありますが、私たちにとって、おなじみの野菜も含まれているのです。例えば、スズナはカブ、スズシロは大根の事です。
また、七草は季節によって春と秋に分かれますが、おかゆでいただくのは春の七草です。万葉集にも読まれた秋の七草は、おかゆではいただきません。では早速、春の七草粥のレシピを見ていきましょう。
材料 4人分
米 2/3合
七草 あるものを各適宜
塩
といだお米はざるに上げておきます。土鍋などの厚手の鍋に水を1000ccと、といでから30分ほど経過したお米を入れて火をつけます。ふたはしないで、少しづつ火を強くしながら煮立たせます。
煮立ったら火を弱めて、底から一度だけかき混ぜます。この時に粘りが出ないように木じゃくしなどを使って、静かにかき混ぜることが重要です。
鍋とふたの間にすき間を作り、蒸気を逃がしながら弱火で40分ほど炊き上げます。塩を加えたお湯で七草を茹でてから洗い、水気を絞って刻んでおきます。
炊き上がったおかゆに塩で味を付けて、七草を加えたらひと混ぜします。器に盛り付けて出来上がりです。
後から七草を加えると、七草の香りが効きます。七草全てを揃える事にこだわらないで、手に入るもので代用してもいいですね。
材料 2人分
七草セット 1パック
塩 小さじ1
お粥 1合
鶏がらスープ顆粒 小さじ1
シャケフレーク お好み
【1】切ります
セット販売している七草を使います。皮をむいたスズナとスズシロは小さな角切りにします。それ以外の七草はみじん切りにします。
炊飯器を使って、おかゆモードでおかゆを炊きます。
おかゆが炊きあがったら鍋に移して鶏がらスープと塩を加えます。軽く混ぜたらあらかじめ切っておいた七草を加えます。
軽く火を入れたら器に盛り付け、シャケフレークを添えて出来上がりです。
炊飯器でおかゆを作るレシピです。炊飯器を使えば、時間がかかるおかゆも炊飯器にお任せなので簡単ですね。
材料 2人分
七草粥セット 1/2パック
ご飯 茶碗1杯
水 適量
塩 少々
【1】七草を湯通しします
きれいに洗った市販の七草セットを熱湯にくぐらせたら細かく切ります。
【2】おかゆを作ります
ご飯の3倍の量の水を加えた鍋にご飯を入れて火をつけます。
【3】七草を加えます
沸いて来たら火を弱めてアクを取ります。塩を加えて味付けをします。そこによく洗った七草を加えます。
【4】出来上がりです
七草に火が入ったら出来上がりです。
七草を刻む手間を省いたレシピです。形のまま加えるので、本来の七草がそれぞれ味わえます。ご飯から作るおかゆなので、時間も早く出来上がります。
材料 2人分
ご飯 子供の茶碗1杯
水 300~400cc
切り餅 1枚
塩小さじ 1/4程度
大根 3cm高さの輪切りを半量
かぶの葉 少々
セリ 少々
【1】大根を切ります
大根は短冊に切ります。大根とご飯、水を土鍋に入れて火をつけます。
沸騰したら火を弱めて5分ほどかき混ぜながら煮ます。
【3】お餅を加えます
お餅は2cmに切ってご飯がおかゆになってから土鍋に加えます。ふたをして2分ほど炊き上げます。
【4】出来上がりです
お餅が柔らかくなったら、セリとかぶの葉を刻んで加えます。塩で味を調えて出来上がりです。
こちらのレシピは、手に入りやすい野菜で作った七草粥です。お餅を加える事で、ボリュームもアップしますね。普段でも作りたいレシピです。
材料 5~6人分
水 2000cc
昆布 10㎝
鰹だし 小さじ1/2
塩 1つまみ
ほうれん草 2束
ゆり根 1個
大根 1/4本
せり 2束
三つ葉 適量
ゆず 適量
お米 1合半
豆もち 6個
【1】だしを取ります
昆布でだしを取り、そこにかつおだしと塩を加えます。
【2】野菜の下処理をします
下茹でしたほうれん草は切っておきます。ゆり根は一枚ずつはがし、大根は千切りにします。
ゆずは皮の部分を薄くむき、千切りにします。三つ葉とセリは食べやすく切ります。
【4】出来上がりです
だしを取った鍋に、下処理をした野菜とご飯、お餅を加えて火をつけます。沸騰したら火を弱めて餅が柔らかくなるまで煮ます。ゆず、三つ葉、セリを加えて出来上がりです。
ほのかな苦みが魅力の七草ですが、小さなお子さんなどには苦みがなく食べやすいこちらのレシピがおすすめです。
いかがでしたか?優しい味わいの七草粥で、一年の無病息災をお祈りしましょう。
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