おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
鶏肉料理のレシピ集です。一口に鶏肉料理と言っても部位ごとに適したレシピもあればそうでないのもあり、また好みによっても使う部位が違うこともありますね。でもここでは最大公約数的に選ばれる部位ごとに鶏肉料理のレシピをご紹介します。
こちらは鶏の丸焼きです。丸焼きにしてしまうと使い分けはできませんが、一般に販売されている部位と、よく紹介される調理法は次の通りです。
脂肪が少ないので、火を通しすぎるとパサパサした食感になってしまいます。蒸し物などに向いています。欧米では最も好まれる部位です。
脂肪が多い部分で、こくのある味が楽しめます。唐揚げや照り焼き、鍋物の材料としてもよく使われます。
胸肉に近い部位。脂肪が少なく淡白な風味で、サラダや和え物によく使われます。
ドラムスティックと呼ばれ、骨付きのままから揚げや煮込みなどに使われています。
ゼラチン質と脂肪が多い「手羽先」は唐揚げや煮込みのほか、出汁用に使われます。肉と皮がほどほどにある「手羽元」は「ウィングスティック」とも呼ばれ、唐揚げや煮物の材料とされます。ほかに、その中間部位の「手羽中」があり、唐揚げが中心です。
もつ、レバー(肝臓)、ハツ(心臓)、きんかん(未産卵)、砂肝 (砂嚢)、皮(鶏皮)、ぼんじり(
尾)、ヤゲン(軟骨)、ひざ軟骨(一般的にから揚げに使われる部位)、ネック・せせり(頚部筋)、さえずり(道・気道)、烏帽子(とさか)。これらは部位ではありませんが、焼き鳥屋さんでは細かく分けて食感を楽しむことができます。
胸肉を使った鶏肉料理、最初は淡白な味を粉チーズで補った「鶏肉のピカタ」のレシピです。
鶏胸肉 1枚(約220g)
ころも
卵 2個
粉チーズ 大3
パン粉 大1
パセリのみじん切り 大1
塩 少々
こしょう 少々
トマト(小) 2個
パセリのみじん切り 少々
レモンのくし形切り 2切れ
塩
こしょう
小麦粉
サラダ油
バター
鶏肉は皮を除いて6等分にし、ラップをかけて上からすりこ木などでたたいて、肉の厚さを平らにします。両面に塩、こしょうをふって小麦粉を薄くまぶします。
ボールに卵をといて、残りのころもの材料を入れてよく混ぜ、鶏肉にからめます。
フライパンを火にかけてサラダ油、バター各大さじ1を溶かし、弱めの中火で鶏肉の両面をこんがりと焼いたら皿に盛ります。
フライパンを一度洗って油を中火で熱し、ざく切りにしたトマトを入れて炒め、塩、こしょう各少々とパセリを加えて混ぜまする。皿に盛りつけ、レモンを添えます。
鶏胸肉が淡白な味なので、粉チーズがたっぷり入ったこくのあるころもをつけていただく鶏肉料理です。均一に火が通るように肉の厚みを平らにするのがポイントです。
胸肉を使った鶏肉料理、二番目はしっとりとした「鶏ハム」のレシピです。
鶏胸肉 2枚(400g)
塩 4g
砂糖 4g
【1】鶏肉を観音開きに
皮を剥いだ鶏胸肉を長さを揃えて切り、観音開きにしてフォークで数ヶ所穴を空けます。ボウルに入れ、塩と砂糖を手でもみ込んで密封袋へ入れ、空気を抜いて24時間冷蔵庫で寝かせます。
【2】茹でる
【1】の鶏肉にラップを巻き付けて両端を輪ゴムで縛ります。大きめの鍋に水を入れて火にかけ、70℃~75℃になったら鶏肉を入れて30分間茹でたら取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
【3】切り分ける
2時間ほどで冷えて固まりますから、切って盛り付けます。
しっとりとした鶏肉料理に仕上がります。ポイントは塩分濃度を1%とすること、熟成時間は24時間(目安)、茹で温度70℃~75℃を維持してじっくりと茹でる点です。
今度は鶏もも肉を使った鶏肉料理。ジューシーさが人気の部位ですので、まずは「油淋鶏(ユーリンチー)」のレシピをご紹介します。
鶏もも肉 2枚(500g)
(塩小1/2 こしょう少々)
レタス 2~3枚
▼香味ソース
長ねぎのみじん切り 大2
しょうがのみじん切り 小1
にんにくのみじん切り 小1
水、酢 各大2
醤油 大2
砂糖 大2
ごま油 大1
●片栗粉、油
鶏もも肉は余分な脂をとり除き、塩、こしょうをふっておきます。
香味ソースの材料を混ぜ合わせます。
鶏肉に片栗粉をまぶし、皮目を下にして170℃の揚げ油に入れ、七分通り揚がったら返して中まで火が通るように揚げます。
レタスを器に盛り、揚げた鶏肉を食べやすく切ってのせ、香味ソースをかけます。
衣は片栗粉だけ、これがバリバリに揚げるポイントです。揚げ時間は皮目7分、返して3分、途中油をかけながら表面がバリバリになるように揚げます。すぐに切らずに、少しおいて余熱で火を通します。
鶏もも肉を使った鶏肉料理、今度は漬けて焼くだけの簡単レシピです。
鶏もも肉 1枚
味噌 大1
みりん 大1
サラダ油 小2
【1】鶏肉の下準備
味噌とみりんを混ぜ、鶏もも肉全体にまぶしてビニール袋に密封、一晩おきます。
【2】皮目から焼く
フライパンにサラダ油をひき、キッチンペーパーなどで味噌をふき取った鶏もも肉の皮目を下にして入れ、中火で焦げ付かないようにじっくり焼きます。
【3】返して5分焼く
肉全体の6割がた焼けたら、上下を返して5分焼き、火を消して、フライパンの上で粗熱がとれるまでおきます。
【4】食べやすく切る
粗熱が取れたら、7mm~1cm幅くらいに切って盛り付けます。
味噌だれに漬けて焼くだけの簡単鶏肉料理ですが、香ばしく焼き上がります。焦がさないよう、【3】のように余熱で火を通すようにして下さい。
今度はささみを使った鶏肉料理のレシピです。最初はこちらです。
鶏ささみ 6本
長ネギ 2本
大葉 15枚
酒 大2
鶏ガラスープの素 大2
ゴマ油 適量
白ゴマ 大2
鍋に水と酒を入れて沸騰させ、 火を止めてささみを入れ、フタをして15分置きます。
長ネギを斜め薄切りにし、油を引かずにフライパンでさっと炒め、ボールに移して粗熱を取ります。
ささみを鍋から取り出して手で裂き、ボールに鶏肉などすべての材料を加えて和え、盛り付けます。
鍋に沸かす湯の量は、ささみの重量の4倍くらいにすると、中までしっかり火が通ります。湯が完全に冷めるまで置くと、柔らかくジューシーに仕上がります。
ささみを使った鶏肉料理、続いては炒め物レシピです。
ピーマン 2個
鶏ささみ 2本
塩昆布 7g
サラダ油 大1/2
[A]
酒 小2
片栗粉 小1
塩 適量
ピーマンは種を取り除いて乱切りにします。
鶏ささみは筋を取って4㎝長さの細切りにし、[A] の調味料を混ぜ合わせて下味をつけます。
フライパンにサラダ油を熱してピーマンを炒め、色が鮮やかになってきたらささみを加えてさらに炒めます。
鶏ささみに火が通ったら塩昆布を加えて混ぜ、盛り付けます。
塩昆布は調味料として重宝する食材です。適度な塩分と旨みがあるので塩辛さに注意。仕上げに醤油を数滴たらすと香りがよくなります。
手羽を使った鶏肉料理、まずは特徴的な形の手羽先を使ったレシピです。
塩 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1
みりん(仕上げ用) 大さじ3
A
鶏手羽先 8本・500g
新じゃが芋(小) 6~8個・400g
生姜 1片
万能ねぎ 4本
B
みりん 大さじ3
醤油 大さじ3
水 400ml
鶏手羽先は骨に沿って包丁を入れます。新じゃが芋は2等分、生姜はスライス、万能ねぎは笹切りにして水にさらします。
【2】鶏肉に焼き色をつける
鶏手羽先に塩を振り、サラダ油を熱したフライパンで皮目に香ばしい焼き色が付くように焼き、返して一度取り出します。
【3】ジャガイモを炒める
新じゃが芋を加え、香ばしい焼き色が付くように回し炒めます。
【4】味付け
鶏手羽先を戻し入れ、生姜とBを加えて汁気を飛ばすように煮ます。
【5】仕上げ
仕上げ用のみりんを加えてテリが出るまで煮詰め、器に盛って万能ねぎを飾ります。
みりんを二回に分けて入れ、テリのよい甘辛味に仕上げます。じゃが芋に火が通る前に汁気が足りなくなったら水を加えて下さい。
インド料理のタンドリーチキンを手羽元でおしゃれに作った鶏肉料理です。
鶏手羽元6~8本
<下味>
ニンニク(すりおろし)1/2片分
ショウガ(すりおろし)1/2片分
塩小1/4
カレー粉大1/2
ケチャップ大1
プレーンヨーグルト大2
サラダ油適量
紫キャベツ1~2枚
サニーレタス1枚
トマト1/2個
レモン(くし切り)1/4個分
【1】鶏肉の下準備
鶏手羽元は水分を拭き取り、包丁で骨に沿って切りこみを入れる。袋に鶏手羽元と下味の材料を入れ、しっかりもみこんで1時間~1晩置いて味をつけます。
紫キャベツは芯を除き、食べやすい大きさに切ります。サニーレタスは手でちぎります。 トマト、レモンはくし切りにします。
【3】鶏肉を焼く
フライパンにサラダ油を中火で熱して、鶏手羽元を入れます。
【4】蒸し焼きに
焼き色がついたら、蓋をして5~8分蒸し焼きにします。付け合わせの野菜、レモンと共に器に盛りつけます。
おしゃれなタンドリーチキンがフライパンひとつで簡単にできます。手羽元は皮がついているので、キッチンばさみで切り込みを入れると簡単です。
「鶏肉料理のレシピ」いかがでしたか? 鶏肉も部位ごとに食感が違うので、それに合わせたレシピを。また形の違いを活かせば面白い一品ができます。お試しください。
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