2016/04/24
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手軽なファーストフードとしても広がっているトルティーヤ。本格的なレシピも意外なほど手軽に作れるんです!基本的な生地・サルサ・具材のレシピのまとめです。トルティーヤパーティーに、ブランチに、メキシコの味を取り入れてみませんか?
メキシコの主食・トルティーヤ
トルティーヤとは、メキシコで主食として食べられている、トウモロコシの粉を練って焼いた、薄いパンのようなものです。
アメリカのメキシカンファーストフード店「タコベル」が2015年に渋谷に店舗をひらき大行列になりました。その人気も相まって、いまやファミレスやコンビニ等でもトルティーヤを見かけることができます。
メキシコ料理のレシピと言うと家庭で作るには難しいかと思われがちですが、発酵いらずの生地なので短時間で簡単に作れてしまいます。
また、中にはさむ具材も身近な材料で作ることができ、レシピのアレンジも無限大!
好きな具を巻いて食べるスタイルはパーティーやお子様にもうってつけの楽しい料理です。
今回は、コーン粉で作る生地のレシピからオーソドックスな具材とサルサ(ソース)、アレンジ例までまとめてみました。ぜひメキシコで愛されているおいしさを試してみてください!
コーン粉で作るトルティーヤ生地
最近はフラワートルティーヤ(小麦粉で作ったトルティーヤ)が手軽に手に入りますが、ぜひコーン粉で作って本場そのものの風味を楽しんでください。
トルティーヤ専用コーン粉の「マサ」
通販等で手に入れることができます
マサ200g
サラダ油大さじ2
塩小さじ1
水240cc
【1】材料をまぜる
まずマサと塩をよくまぜてから、サラダ油を加えて手でまぜあわせます。
【2】水を加えて練る
1の生地に水を少しずつ加えてまぜていきます。
ひとまとまりになったら親指の付け根で押し込むように、体重をかけて練ります。
生地が手にくっつかなくなり、耳たぶくらいの固さになったら練り終わりです。
【3】生地を分ける
生地をピンポン球くらいの大きさに分け、まるめておきます。
【4】生地をのばす
まるめた生地をひとつずつのばしていきます。
くっつきやすいのでクッキングシートにはさみ、まな板や平らな皿などで上から押してのばします。
トルティーヤ生地に乾燥は大敵です。まるめたあとものばしたあとも、ラップや固くしぼった布巾で覆って、乾燥しないように気をつけてください。
トルティーヤの焼き方
ポイントは高温でじっくりと焼くことです。フライパンでもしっかり温めてから弱火にすれば十分おいしく焼けますが、ホットプレートなら簡単に上手に焼き上げることができます。
【1】焼く
しっかりと熱したフライパンでのばした生地を焼きます。
できるだけのばしたてを焼く方がいいので、慣れてきた方は1枚焼いている間に次の生地をのばすといいでしょう。
【2】焼き具合
両面に軽く焼き目がついて、生地が膨らんできたら焼き上がりです。
【3】布に包んで蒸らす
焼いた生地を清潔な布に包んで少しの間蒸らします。そうすることでしっとりとしてふんわり柔らかくなります。
メキシコでは写真のような専用の雑貨もあるそうです。
トルティーヤはできるだけ焼きたてを食べましょう!焼きたてのコーンの香りは格別ですし、柔らかさも段違いです。手作りならではの焼きたてトルティーヤをご堪能ください。
チリコンカン
豆とひき肉を煮込んだチリコンカンならそれだけでもボリューム満点ですし、他のサルサや野菜とも相性ばっちりです。
合挽肉200g・ニンニク1片・玉ねぎ1個
ピーマン4個・赤ピーマン1個
香辛料(チリパウダー大さじ3・クミンパウダー 大さじ1)
赤ワイン1カップ
トマト缶1缶・キドニービーンズ1缶(400g)
ローリエ・コンソメ1個・塩胡椒
玉ねぎ・にんにくをみじん切りにします。赤ピーマンとピーマンは1cmの角切りにします。
キドニービーンズは缶から出し、水気を切ってさっと洗っておきます。
【2】炒める
フライパンに油をひき、ニンニク・玉ねぎをしんなりするまで炒めます。ひき肉を加えて香辛料を加えます。
【3】煮込む
赤ワインを加えて一煮立ちさせます。
残りの材料を加え、20分〜30分蓋をしないで煮ます。
焦がさないように時々鍋底からかき混ぜてください。
チリコンカンはご飯やパンにも合いますし、肉のソースとしても使えるのでたっぷり作ってとっておくのもおすすめです。キドニービーンズは他の豆で代用したり、ミックスしてもまた違った雰囲気で楽しめます。
タコスミート
タコライスでもおなじみのタコスミートは、トルティーヤでもたっぷりの野菜とチーズ等と一緒に食べたい具材です。こちらはケチャップとソースで簡単に味が決まる嬉しいレシピです。
合挽き肉200g・玉ねぎ1/2個
ニンニク小さじ1
赤ワイン大さじ2
チリパウダー小さじ1・ケチャップ大さじ2・ウスターソース大さじ1
塩・黒胡椒
【1】炒める
フライパンに油とニンニクを入れ、弱火でじっくりと香りをだします。
玉ねぎを加えて炒め、しんなりしたらその後肉を加えて色が変わるまで炒めます。
【2】調味する
赤ワインを入れてアルコールをとばしたら、ケチャップ・ウスターソース・チリパウダーを加えて水分がなくなるまで炒めます。
最後に塩と黒胡椒で味を整えます。
煮込む手間がなくチリコンカンよりも手軽にできるレシピなのも嬉しいですね。余ったら冷凍保存もできます。
サルサメヒカーナ
これぞメキシカン!タコスチップでもおなじみのサルサメヒカーナのレシピです。
香菜と青唐辛子をしっかり効かせるとより本格的になります。
トマト2個・紫玉ねぎ1/4個
青唐辛子1本・香菜大さじ1~2
ピーマン1個
ニンニク1片
ライム果汁大さじ1
塩
【1】材料を切る
トマト・紫玉ねぎ・ニンニク・香菜・ピーマンをみじん切りにします。
青唐辛子は種と軸を取り除いてからみじん切りにします。
【2】合わせる
塩以外の材料を合わせて混ぜ合わせて、塩で味を整えます。
冷蔵庫で2時間以上寝かせると全体がまとまります。
サルサメヒカーナがあるだけで一気にメキシカンになります。材料を切って合わせるだけの簡単なレシピなのでトルティーヤの時はぜひ用意してくださいね!香菜や青唐辛子はお好みで増減してください。
ワカモレ
まろやかでお子さんから女性・ご年配の方にも食べやすいサルサ・ワカモレです。
アボカドベースの優しい味はスパイスの効いた具材を食べやすくしてくれます。
アボカド3個
トマト1個
玉ねぎ1/8個
レモン果汁大さじ1
塩小さじ1/4
水大さじ3
【1】野菜を切る
玉ねぎはみじん切り、トマトは粗みじんに切ります。
アボカドはフォークやへらでお好みの粗さにつぶし、水を加えます。
【2】混ぜ合わせる
アボカドと玉ねぎ・トマトを混ぜ合わせます。
塩とレモン汁は味を見ながら加えていき、出来上がりです。
アボカドは変色しやすいので食べる直前に作るのがベストなレシピです。アボカドの種を中に入れておくと多少変色が抑えられます。
代表的な具材とサルサをご紹介しましたが、トルティーヤ生地は他にも様々な味付け・具材とも合わせることができます。
日本人になじみ照り焼きソースもぴったりで、チキンとも焼肉とも相性◎。もちろんマヨネーズをかけてもおいしいですよ!
残ったカレーや缶詰のミートソースなども活用して手軽にトルティーヤを楽しむのもおすすめです。ソーセージと合わせたり、キーマカレーならそのままはさんでもおいしいですよ!
とろーりチーズがおいしい「ケサディージャ」。レシピと言ってもチーズをはさんで焼くだけです!万が一生地が余ってしまっても手軽に食べきれますね。
濃いめの味付けやパンチの効いたサルサには、生野菜を合わせてさっぱりといただきましょう。トルティーヤで他の具材と一緒に巻けばたくさん野菜も摂れますね!基本はレタスやトマトですがキュウリや人参等いろんな野菜を合わせてみてください。
手作りの生地はやはり格別!それに具材やサルサが手作りできれば好みのトルティーヤが好きなだけ楽しめます。ぜひまとめのレシピを参考にお好みの具材をたくさん用意してトルティーヤパーティーを開いてみてください!
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