常夏の国メキシコのソース・サルサのレシピと使い方まとめ！

サルサとはスペイン語でソースを中心とした液状の調味料のことです。日本で有名なのはメキシコのトマトと唐辛子がメインの辛いサルサが有名ですが、他にもさまざまなサルサがあるんです。

常夏の国々のサルサは、日本の夏でも食欲がわいてきます！陽気でスパイシーな味付けはパーティーなどにもぴったり！
なじみのあるサルサのレシピやあまり知られてないサルサのレシピもご紹介するので、ぜひ南国の風を食卓に取り入れてみてください。

チレ・アルボル４本（お好みの量）・チキンコンソメ２つ・玉ねぎ1/2個・ニンニク１片・トマト２個・水100cc

串切りにした玉ねぎとみじん切りのニンニクを炒めたあと、全ての材料をミキサーで混ぜ合わせれば出来上がりです！できたては生のチレ・アルボルの強烈な辛さが刺激的なサルサです。チレ・アルボルは鷹の爪など他の唐辛子でも代用も可能です。

サルサ・ロハの「ロハ」は赤いという意味で、トマトも入るもののやはり真っ赤な唐辛子の一種・チレ・アルボルをたくさん入れるのがロハの由来です。

上のレシピの手順のあと鍋で一煮立ちさせると大分辛味も抑えられます。また、そのままでも一晩寝かすことでまろやかな味わいになります。作ったサルサ・ロハが辛すぎた場合は試してみてください。

玉ねぎ1個・トマト2個・レモン汁1個分・パクチー（もしくはパセリ）1束・塩小さじ1.5・ピッキーヌ（もしくは鷹の爪）少々
玉ねぎ、トマト、パクチーを粗目のみじん切りに、ピッキーヌはみじん切りにします。
全部を混ぜてなじむまで冷蔵庫で寝かせればできあがりです。

こちらのレシピの主役は緑色のコリアンダー、白いタマネギ、赤いトマトの3色です。メキシコ国旗の色に例えて「メヒカーナ」という名前です。火を通さないレシピのサルサなので「サルサ・クルダ」と呼ばれることもあります。

日本でもアボカドの人気とともに広がったワカモーレ。主にトルティーヤやタコスチップに添えられていることが多いですが、最近ではメキシカンバーガーやホットドックのレシピに使われたりもしています。その多くがレシピ１のマイルドなタイプです。辛いものが好きな方はレシピ2の辛ーいワカモーレも試してみてくださいね。

アボカド2個・トマト1/4個・玉ねぎ1/4個・パクチーの葉30g・レモンまたはライムの汁1/2個分・塩少々
アボカドはつぶし、玉ねぎ・パクチーはみじん切り、トマトは小さめの角切りにして全てを混ぜ合わせます。冷蔵庫で少し休ませて味がなじめばできあがりです。

他にも店や家庭によってニンニクやクミンが入るレシピもあります。
上のレシピのようにメキシコではよくパクチーが使われます。意外かもしれませんが、パクチーはメキシコ料理のレシピにもよく登場するんですよ。

アボカドのマイルドさだけでなく、メキシカンなスパイシーさも味わいたいならレシピ１にお好きなだけピッキーヌのみじん切りを混ぜてみてください。クリーミーな中にもしっかり辛いメキシコらしいワカモレになります。

サルサ・ヴェルデの「ヴェルデ」は、緑色の意味で、メキシコのサルサ・ヴェルデのレシピは緑色のトマトのような野菜・トマティーヨと緑色の唐辛子・ピッキーヌを使います。日本での代用レシピは赤いトマトと唐辛子になり、サルサ・ロハと同じものになってしまいます。

レシピはだいたい一緒でもトマティーヨの爽やかな味わいはサルサ・ロハとはまた違ったものなので、トマティーヨが手に入った時やメキシコ料理でサルサ・ヴェルデを見かけたら、それぞれサルサの味の違いを試してみるのも面白いと思います。

おいしいサルサができれば、あとは自由にいろんな料理に合わせてみましょう！
定番はやっぱりタコスチップやトルティーヤでしょうか。最近はスーパーでもフラワートルティーヤなどを見かけるようになりました。トルティーヤならば肉や野菜と一緒にサルサをたっぷり挟んでくださいね！

サルサはメキシコのレシピに限らずいろんな料理に合わせることが出来ます。
ハンバーグやホットドッグなど肉類のレシピにはぴったりですし、魚のソテーのソースとしても◎。醤油や大葉など和風の香りをプラスすれば冷や奴にもおすすめです。チーズや卵・ベーコンとも相性がいいのでトーストにのせてメキシカントーストも！

今は輸入食材も気軽に買えますが、瓶などで買うと余らせがちです。サルサのレシピはこんなに簡単！トルティーヤパーティーやちょっとしたおつまみにも、ぜひ手作りサルサを楽しみましょう。

「サルサ」というと取っ付きづらくても「ソース」と思えばアレンジも使い方も自由になります。レシピに材料をプラスしたり、どんな素材に合わせるのもアイディア次第です。手軽に「メキシコ風」を味わえるサルサ、どんどん取り入れていってくださいね！