おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
牛すじは、臭いもあるし固そうだし家で調理するのは大変そうだし、下処理のレシピなんてわからない。という方もいらっしゃるかもしれませんが、いざ使って食べてみたらやっぱり美味しいんですよね。ということで、今回は牛すじの下処理の仕方と美味しい食べ方のレシピ集です。
牛すじと言われるのは、基本的にはアキレス腱にあたる所ですが、その他の部位の処理の際に出た筋が牛すじとして売られることもあります。
下処理の仕方は、調べてみると細かいところの違いはありますが、基本は茹でてアクを取り、水(お湯)で洗ってを数回くりかえしたら、一口大に切ってねぎやしょうがを入れてまた茹でる。といった感じです。
処理の手間はありますが、大量に処理してしまえば、他の肉の部位より冷凍庫で長持ちします。
牛すじを軽く水洗いします。血抜きをもっとしたいなら、1時間程水につけておくのも1つの手です。
お湯を多めに沸かしたら牛すじを入れ、アクを取りながら15分ほど茹でます。こうすると、熱で肉が縮むので旨みが逃げませんが、時間を短縮したい時は、水から牛すじを入れてしまい強火で沸騰後5~10分程茹でる方法もあります。
流水で洗ってもいいですが、熱湯で流すほうが早いかもしれません。アクの出方など見て、茹でると流すを2,3回繰り返すのもいいでしょう。
流水で洗い粗熱を取ります。熱が取れたら牛すじを一口大に切ります。
湯を沸騰させて牛すじを再び煮ますが、今回はお酒やねぎの青いところ、しょうがなども入れ蓋をして柔らかくなるまで1時間くらい煮ます。落し蓋などをしてもいいです。アクがでたら取りましょう。
牛すじをスープに分け、両方とも冷めたら冷蔵庫に保存します。スープのほうは一旦ボウルのまま冷蔵庫に入れ、冷めて上に固まった油を取り除いたら、フリーザーパックに入れて冷凍するといいです。
おつまみにぴったりのレシピです。
牛すじ肉:350g
<下ゆで調味料>
酒:大さじ2
塩:大さじ1
ショウガ(薄切り):1片分
だし汁:150ml
酒:150ml
<調味料>
みりん:大さじ4
砂糖:大さじ4
赤みそ:大さじ3
ショウガ(せん切り):1片分
○上記した牛すじの下処理をします。
<調味料>の材料を混ぜ合わせます。
鍋にだし汁、酒、牛すじを入れて強火で沸騰させます。沸騰したら少し火を弱め、落し蓋をしたら15~20分煮込みます。
<調味料>とショウガを加えたら、中火で煮汁がだいたいなくなるまで15分~20分煮詰めます。
3日~5日冷蔵庫で保管できます。味がしっかりついています。
ご飯がとってもすすむレシピです。
牛すじ:1キロ
こんにゃく:一丁
(■)
白味噌:大さじ5
砂糖:大さじ2
だし汁:200cc
味醂:100cc
酒:100cc
醤油:大さじ1
○こんにゃくを手でちぎって茹で、アクをとります。
○上記の牛すじの下処理をしましょう。
圧力鍋に牛すじをいれたら、牛すじが全部かぶる位まで水を入れて圧力鍋をかけます。
こんにゃくを茹でたお湯を捨て、牛すじと■の調味料をそこに加えたら煮込みます。
とろみが出てきて味がなじんだら、ご飯にかけて完成です。お好みで、ゆで卵、ネギ、七味などをトッピングして下さい。
丼とはなっていますが、ご飯に乗せずそのままでも充分美味しいです。おつまみにはぴったりです。
ルーのほかに香辛料も使う、ちょっと本格的なレシピです。
牛すじ肉:600g
【バナナチャツネ】
しょうが (薄切り):25g
にんにく (薄切り):3かけ(約30g)
レーズン:50g
バナナ (1.5cm厚さの輪切り):2本(約330g)
赤ワインビネガー:カップ1/2
赤ワイン:カップ2+1/2
【A】
水:カップ3+1/2
しょうゆ:カップ1/4
【B】
クミン (粉):3g
コリアンダー (粉):4g
ターメリック (粉):4g
カレールー (市販/粗く砕く):100~120g
塩ゆでした野菜:適量 (グリーンアスパラガス、さやいんげんなど。)
ご飯:適量
サラダ油
塩
○牛すじを3㎝幅に切ります。
○レーズンをお皿に入れ、ヒタヒタまで水を注ぎラップをかけて、600wの電子レンジで1分30秒かけてふやかします。
○しょうがとニンニクは薄切りにしましょう。
○バナナは1,5㎝の暑さで輪切りにします。
フライパンに油を引き牛すじを入れます。強火で時々全体を返す程度で焼きます。あまり細かく混ぜないようにしましょう。焼き目がついて表面がカリカリになるまで15分程炒めます。できたらボウルを重ねたザルにあけ、油を切りましょう。
フードプロセッサーにしょうが、にんにく、レーズン(水分もあればそのまま)を入れ、細かく撹拌します。細かくなったらバナナを加え滑らかになるまで再度撹拌します。
カレーを煮込む鍋にバナナチャッネと赤ワインビネガーを入れます。弱めの中火で焦げないように鍋底から混ぜます。黒く色づいて水分がなくなるまで15分程常に混ぜます。もし焦げたなら水を足して下さい。
バナナチャッネを炒めた鍋に赤ワインを入れて、鍋底からかき混ぜながら強めの中火で沸騰させます。牛すじをいれたら【A】 を加え再沸騰させたらアクを取りましょう。【B】を加えたら 様子を見ながら、水分が無くなるまで弱火で1時間程煮込みます。
牛すじが好みの柔らかさになったらカレールーを加えます。弱火で混ぜながら10分程煮込み、とろみがついたら完成です。器に茹でた野菜と一緒に盛り付けましょう。
そんなに辛くはないはずですが辛い際は、りんごやはちみつをプラスされるといいです。
久保田 涼シェフの本格レシピです。
牛すじ:400g
(牛すじをボイルした汁)
本しめじ:1/2パック
大根:1/3パック
人参:1/4個
ほうれん草:1/3パック
■調味料
赤ワイン:80cc
醤油:80cc
砂糖:45g
ニンニク:少々
ブラックペッパー荒挽き:少々
○上記の牛すじの下処理をします。(冷蔵しているものを使う時は、冷凍した汁も使用します)
○野菜を一口大に切ります。
○ほうれん草は塩、胡椒で炒めておきましょう。
赤ワインを鍋に入れて加熱してアルコールを飛ばしたら、醤油・砂糖・牛すじをボイルした汁、ニンニク、ブラックペッパー荒挽きを入れ、再度沸かします。
牛すじと、ほうれん草以外の野菜を圧力鍋に入れて10分加熱します。
スープに水溶き片栗粉を入れとろみを出し、牛すじとほうれん草を盛り付けた器にかけたら完成です。
圧力鍋で簡単にできちゃうレシピです。
味がしっかりついてご飯がすすむレシピです。
牛すじ肉:300g
ショウガ:約20g
すき焼きのたれ:約100cc
酒:100cc
○上記の牛すじの下処理をします。
○しょうがは薄切りにしましょう。
牛すじ、ショウガ、すき焼きのタレを圧力鍋に入れたら、さらに酒と水100ccを加えます。
蓋をして強火にかけます。蓋の重りが揺れ始めたら弱火にして、10分加熱し火を止めます。圧力が下がったら蓋を開け、好みの濃さまで煮詰めたら完成です。
味もしっかりしているのでつまみにもいいです。お好みの野菜などを足してみてもいいと思います。
圧力鍋は牛すじの強い味方です。勿論なくても時間をかければ美味しく頂けますが、もしも時間を短くしたい時には、よければ使ってみて下さい。
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