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本命も、ばらまきも!バレンタインデーのチョコレートレシピ

お菓子作りが好きでなくともバレンタインデーには手作りする方も多いのではないでしょうか?気合いの入った本格レシピや手間をかけずに見栄えのするお手軽レシピを上手に使って、バレンタインデーを楽しみましょう!可愛く便利なラッピングのポイントもまとめました。

バレンタインデーと言えばやっぱりチョコレート!

バレンタインデーにお菓子をプレゼントするならやっぱりチョコレートスイーツです。
チョコレートスイーツのレシピの中でもバレンタインデーの定番の3種類をまとめて解説しました。また、チョコレートレシピにかかせない基礎知識も最初にまとめてあるので、お菓子作りになじみのない方はぜひ一読してからバレンタインデーレシピにチャレンジしてみてください。

お菓子作りのレシピ・材料の基本

お菓子を作り慣れている方はいいのですが、バレンタインデーに初めてお菓子作りをする方もいるかもしれません。そこで、まずはレシピや材料に関する基礎知識を解説します。
お菓子作りは細かいことでもレシピをきっちり守ることで成功率がグンとアップします!ぜひ面倒がらずにレシピに沿ってチャレンジしてみてください。

バレンタインデーにかかせないチョコレートの種類【使い方別】

バレンタインデーレシピには必ず出てくるチョコレートですが、チョコレートはさまざまな種類があります。チョコレートが主役で溶かして使うレシピならば、クーベルチュールチョコレートが一番です。

溶かさず焼き上げるチョコチップクッキーなどにはチョコチップとして売られているものが向いています。油脂分の配合を調節することで焼いても溶けにくく加工してあります。

コーティングに使うなら、クーベルチュールチョコレートか製菓用のチョコレートをテンパリング(温度調整)して使うと見栄えが全然違います。ツヤが出て口溶けも滑らかに仕上がります。また、コーティング用のテンパリング不要のチョコレートもあるので、チョコレートの扱いに慣れていないけど完成度を高く仕上げたい方にはそちらをおすすめします。

バレンタインデーにかかせないチョコレートの種類【味別】

スイートとビターはカカオマスとカカオバター、糖分からできているベーシックなチョコレートで、その配合によって甘さが変わってきます。スイートと表記されていてもカカオ分が多いほどビターな味わいになっていきます。

ミルクはスイートチョコレートに乳成分が加わったマイルドで色も淡いチョコレートです。
ホワイトはカカオマスが全く入らないチョコレートで、甘みの強さとミルキーさが特徴的です。他のチョコレートの代用とするには注意が必要です。

材料の計量

レシピにある材料の分量はかいてある通り計りましょう。卵などもレシピでg表記してある場合は面倒でも計って残った分は料理などに使って下さい。全卵を使う場合はよく溶きほぐしてから計ります。cc、g、カップ、すり切りなど単位や計り方にも気をつけてくださいね。

ガトーショコラのレシピ

バレンタインデーの本格チョコレートレシピの代表といったらガトーショコラではないでしょうか?粉を使わずチョコレートのおいしさを全面におしだした、とろけるガトーショコラのレシピをご紹介します。バレンタインデーならずとも、特別な日のデザートにも最適です。

材料(12cm丸形1台分)

スイートチョコレート125g・発酵バター58g
牛乳10ml・ココアパウダー25g
卵75g(Mサイズ1.5個分)・グラニュー糖53g

レシピ

オーブンは170℃で予熱しておく。型にはクッキングシートを敷いておく
チョコレートとバターを湯煎にかけ、40℃くらいまで温めて溶かす
牛乳(冷たすぎると分離しやすいので注意)を加えて泡立て器で混ぜ合わせる
ココアパウダーを加えて均一になるように混ぜ合わせる

別のボールに卵とグラニュー糖を入れて泡立てる(冷たい場合は常温まで湯煎で温めるとよい)
白っぽくきめ細やかにたったら、チョコレートのボールに1/3量加えてよく合わせる
合わせたものを卵のボールに戻し均一になるようにゴムベラで混ぜる

型に流し入れ、25〜30分様子を見ながら焼き上げる
型から外して冷まし、必要ならば粉糖などでデコレーションする
(食べる前にレンジで温めるとさらにとろける食感になります)

バレンタインデー・ラッピング

ガトーショコラはくずれやすいのでおうちでバレンタインデーのデザートとして出せるのが一番ですが、小さい型で焼いたものなら丸ごとプレゼントしてもいいですね!せっかくの形がくずれないよう箱に入れてのラッピングがおすすめです。

カットしたものをあげるなら、型の容量が合う四角いパウンド型で焼いて切り分けた方がくずれにくいでしょう。その場合もぴったりサイズの袋に入れると取り出すときにくずれやすいので、フィルムで包んでから袋に入れるときれいに取り出しやすいです。

チョコチップクッキーのレシピ

バレンタインデーと言ってもチョコレートがそれほど好きではない方へのプレゼントや、手軽に食べられるバレンタインデーレシピならチョコチップクッキーはいかがですか?レシピを覚えればバレンタインデー以外にも一年中活躍するクッキーです。

材料(30枚分)

無塩バター170g・グラニュー糖100g・三温糖100g・塩小さじ1/3・バニラエッセンス数滴
卵1個
薄力粉230g・重曹小さじ1/3・ベーキングパウダー小さじ1/3
チョコレートチップ320g

オーブンは170℃で予熱しておく
マヨネーズほどに柔らかくしたバターにグラニュー糖・三温糖を加えてよく混ぜる
塩・バニラエッセンスも加え混ぜる
よく溶いた卵(常温がよい)を少しずつ加えては混ぜを繰り返し、分離しないように合わせる

粉類を全て合わせてふるっておき、バターのボールに一度に加え入れる
ゴムベラで練らないように切るように混ぜ、粉がまだ少し残っている段階でチョコレートチップを入れて均一に混ぜる
スプーンですくってシートをしいた天板にのせ、オーブンで12分〜焼き色を見て焼き上げる

バレンタインデー・ラッピング

バレンタインデーはお菓子を持ち歩く可能性もあるので、くずれたり溶けたりする心配が少ないのがこのレシピのいいところです!バレンタインデーのばらまき用にたくさん詰める場合はなるべく簡単にしたいですね。それにはリボンよりもシールやホチキスで袋を止めちゃいましょう。特にマスキングテープは可愛い柄も多く、たくさん使えておすすめです。

トリュフ・チョコレートのレシピ

トリュフ・チョコレートのレシピはオーブンなしで作れるので、手軽にたくさん作ってばらまき用にも、気合いの入ったデコレーションで本命用にも作れます。バレンタインデーにぴったりなトリュフ・チョコレートのレシピです。

材料(15個分)

チョコレート100g・ホワイトチョコレート10g
生クリーム(動物性・植物性・低脂肪OK) 50ml
洋酒(ラム酒・ブランデーなど)小さじ1

レシピ

60℃ほどの湯煎にチョコレートをかけて溶かす
生クリームを湯煎にかけ、チョコレートと同じくらいの温度になったらチョコレートに加える
湯煎から下ろし、ゴムベラでゆっくり混ぜながらお好みの洋酒をいれて、全体が均一になるまで混ぜる

全体にとろみが付きツヤが出たら、冷蔵庫に30分ほど入れてから一粒分ずつに分ける(完全にかたまる手前の状態で作業するとよい)
クッキングシートに並べて1時間ほど冷やし、手のひらで丸く成形する
ココアパウダーや粉糖でコーティングして仕上げる

バレンタインデー・ラッピング

バレンタインデーの時期になると、トリュフ用のラッピングも並ぶのでそれを使うのが一番安全で可愛くしあがります!100均のココット皿などに入れて包んでも可愛らしくなりますよ。

チョコレートコーティングのためのテンパリング

コーティング用以外のチョコレートでコーティングする場合は、テンパリングをするとツヤよく滑らかに仕上がります。トリュフ・チョコレートのコーティングの他にもクッキーやパウンドケーキをコーティングすれば、普通のお菓子もバレンタインデーらしいお菓子に早変わりします。

レシピ

チョコレートを湯煎にかけ50℃まで温度をあげる
ボールを氷水につけてチョコレートの温度を28℃まで下げる
再び湯せんにかけて32℃まで温度を上げる
チョコレートは常に静かにゴムベラで混ぜ、温度のムラがなく均一になるようにする

誰にあげてもいいんです♪楽しいバレンタインデーをすごしましょう

好きなひとや恋人がいないとバレンタインデーもつまらない…なんてことはありません!いつもお世話になっているひとに、お友達に、職場に、ぜひバレンタインデーを口実に日頃の感謝を伝えましょう。

バレンタインデーだからと気負わずに簡単なレシピで気軽にプレゼントしたり、バレンタインデーだからこそ気合いを入れたレシピで思いを込めるのも貴方次第!お菓子のレシピを決めるところからバレンタインデーを楽しんでくださいね。

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