2015/10/17
m.s24
美味しい鶏肉の部位の中でも、たんぱく質が高くて脂肪の少ない部位「ささみ」はとても美味しくヘルシーです。スポーツ選手なども積極的にささみを食べる人も多い。そんなささみを燻製にして、より美味しく楽しむレシピをまとめました。燻製って本当に美味しいんですよ!
燻製は、食材を燻煙することで保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食、またその調理法のことを言います。燻煙とは、香りの良いサクラなどの木材を高温に熱した時に出る煙を食材に当てて風味付けをすると同時に、煙に含まれる殺菌・防腐成分を食材に浸透させる食品加工技法のことです。
日本にも古くから燻製文化はあり、鰹節がその代表的なものです。煙の香りが味わいを深めてくれていますよね。
鶏ささみ肉:4本
塩:肉の重量の2%
黒胡椒:お好みで
桜チップ:大さじ4
特に器具を揃えることなくささみの燻製を作ることができますよ!
ささみ肉に塩をもみこみ、30分以上おきます。(1日おくとベストです)袋を使うと作業しやすいです。
鍋にアルミホイルを敷き、桜チップを敷きます。網をチップから5㎝以上離してセットします。
ささみをのせます。(黒胡椒を付けたもの、付けずにそのままのもの。)上からザルをのせます。
ザルの上からアルミホイルで覆い、中火にかけます。煙が上がってから、5分から10分燻します。(ささみ1本の大きさによって調整)これで、簡単にできる鶏ささみの燻製の出来上がりです。
火が小さいと煙が上がらず燻煙できないので、火加減に気をつけてください。十分煙があがったようなら、少し火を弱めてください。ザルをのせて、ホイルで覆っていますが、大きなボールがあればそのほうがいいと思います。
鶏のささみ:300g
ソミュール液:適量
スモークチップ(サクラがおすすめ):一掴み
ザラメ(なくてもよい):ひとつまみ
ついついお酒が進んでしまう、塩味が効いたささみの燻製です。
鶏のささみは筋を取り除きます。(食感がよくなります)
ビニール袋に鶏のささみとソミュール液を浸るくらい入れて揉みこみ、約半日漬け込みます。
数時間風に当てて乾燥させます。
鍋にチップとザラメをドーナツ状に敷きます。この時アルミホイルを下に敷くと片付けが楽です。
油が落ちてくるので、一回り小さく切ったアルミホイルをチップの上に軽く乗せます。
フタの周りをキッチンペーパーで覆い、余計な水分を下に落とすことを防げます。
乾燥させた鶏のささみを網に並べます。フタをして燻製開始です。煙が出るまでは強火で、煙が出たら弱火にして70度前後を保ちながら30分ほど燻します。
これで、酒のおつまみに、鶏肉ささみの燻製 塩味の出来上がりです!
燻製完成後にすぐ食べてもおいしいですが一日おいてから食べると煙臭さがなくなりよりおいしくいただけます。ささみは裂きやすいので、裂けるチーズのように裂いて食べると美味しいです。
鶏ささみ:適量
【ソミュール液】
オリーブ油:適量
塩胡椒:適量
ハーブ:適量
日本酒:適量
燻製チップ(サクラなど):一掴み程度
中華鍋は燻製を作るのに最も適した形状です。
【ソミュール液】の材料をお好みの配合で混ぜたソミュール液と鶏ささみを一緒にビニール袋に入れ1時間置きます。
鶏ささみを袋から取り出しキッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。
手順②のものを裸のまま冷蔵庫で2時間ほど風乾します。
手順③のものを冷蔵庫から取り出し、手で握りながら細長く形を整えます。
中華鍋に燻製チップを敷き、その上にアルミを敷いて、底上げ網を置き、その上に手順④を並べそのまま燻製チップで40分ほど温燻します。
味を落ち着かせるためしばらく休ませたら、中華鍋を使ってささみの燻製の出来上がりです!
ソミュール液の味はそれぞれ好みがあると思いますので、いろんな配合比を試してみてください。
ささみ:1kg
塩:50g
ローズマリー:少量
タイム:少量
粗びき胡椒:10g
白ワイン:400cc
水:600cc
ささみは淡白なので味付けで雰囲気がガラッと変わります。これは白ワインに漬け込みリンゴなど柔らかい薫香を付けたレシピです。
ささみの下処理をします。筋や筋膜を取り除き、水で表面のぬめりを取ります。
あらかじめ塩、ハーブ類、胡椒を混ぜておき、まんべんなくささみにまぶします。
密閉のできる袋にきれいに隙間をなくすように入れ、空気を抜きつつ閉じます。(水に口だけ出してつけると簡単に抜けます)
塩漬けを3日間毎日少しもみこみ、反転します。
4日目に取り出しいったん表面をきれいに洗い流し、白ワインと水を混ぜたものと一緒に密閉袋に入れます。
その状態で2日間置き、取り出して水気を切り、1時間ほど風乾します。
温度管理ができる場合はスモーカーを80度〜85度に保って3時間ほど燻煙をかけます。
温度管理をせずに燻煙する場合はスモークウッドを使用します。燻煙後密閉袋に入れ鍋で75度で40分ほど過熱します。これで、ささみの燻製(ver白ワイン)の出来上がりです。
スモーカーと鍋の温度が違うのは空気と水では伝導率に差があるからです。鍋で温度を上げすぎると、固くなってしまいます。スモーカーで温度管理をしても熱源に近いと、やはり火が通りすぎてぱさぱさになってしまいますので注意が必要です。
いかがでしたか?淡白な味のささみも燻製になるとしっかりいろんな味を吸い込んで深い味わいになりますね。それでも低脂肪だし、たんぱく質も多く含んでいます。皆さんもささみの燻製を楽しんでくださいね!
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