山の恵み、山菜!これからの季節に役立つ山菜のレシピ(*^^*)
2016/03/15
rinrorinro
みずはシャキシャキとした食感と、くせがなく甘みのあるおいしい味の山菜です。関東以西ではあまりなじみがない山菜ですが、東北以北では旬の時期には日常的に食卓に登場する使いやすい山菜です。あく抜きの必要もなく、手軽に使えるおいしいみずの食べ方をご紹介します。
みずは北海道から九州まで生息する身近な山菜ですが、関東以西では高地や深山で繁殖しますので、主に東北以北でよく食べられている山菜です。
みずの味はくせもなく、シャキシャキとした歯ごたえがおいしく、あく抜きの手間がいりませんので、使いやすく何の料理にしてもおいしい、活用範囲の広い山菜です。
みずには女性にうれしいビタミンB群やビタミンCが多く含んだ山菜です。また、抗酸化物質も多く含まれた山菜です。
抗酸化物質は体内で発生する活性酸素の働きを抑える物質です。活性酸素は呼吸をしたり食べたり生活をするだけで発生するものです。またストレスや過労によっても活性酸素は発生します。
活性酸素が発生すると細胞が酸化し、結果的に老化現象が起こります。抗酸化物質はこの活性酸素を還元化して、細胞の老化を防いでくれる物質で、美しく健康的な体のためにはうれしいですね。
またみずのねばねば成分はヌチンという物質で、肝機能を高めてくれたり、胃腸を守る働きのある成分です。
みずは塩蔵保存をする山菜です。
下処理をしたみずの重量を計り、5%の塩をまぶして冷蔵庫で保存をすれば、一年間はおいしい山菜料理が楽しめます。
使うときには水に浸して塩抜きをして使います。
塩抜きは何度も水を取り替えて、水を食べてみて、塩が抜けていれば大丈夫です。
山菜が食卓にあると、自然を食べているようでさわやかな気分になりますね。
①みずの葉と皮を取り除く。皮(すじ)は多少あくがあって指先が汚れますので、手袋をはくかキッチンペーパーを使うと良いでしょう。
②みずを3cmくらいに切りそろえる。
③鍋に油を少々入れ、②と豚バラ肉と油揚げを炒める。
④砂糖や醤油で味を整える。
☆POINT☆
みずは油との相性も良い山菜ですので、簡単な油炒めはもう一品ほしいときにどうぞ。
①生または水にしたみずをまな板の上で包丁でたたきます。あくの少ない山菜ですので、生のままでもおいしくいただけます。
②みずは根元に粘り気のある山菜ですので、粘り気の強いものがお好みの方は根元だけを使ってください。
③しょうゆやだしでいただきます。
☆POINT☆
ねばねばした成分を持つ山菜のみずは、たたきにすると粘りが強くなります。みずのたたきは、納豆やオクラなどとあわせてもおいしいので、一品にもご飯にかけてもお好みで。
①さっとゆでたみずを適当な長さに切り、豆腐や油揚げとだしに入れる。
②再沸騰したら味噌をとく。
☆POINT☆
山菜の味噌汁はいろいろありますが、あくの少ないみずは、ゆでておいても生のままでも使えます。生の場合はすじだけ取っておいてください。
①茎を水洗いし、熱湯にさっと通して引き上げ、すばやく冷水につける。
②冷えたら引き上げ、乾いた布などで水分をふき取り、細かくみじん切りにする。
③②をボールに移して醤油を加え、にんにくをすりおろして加える。
④他に納豆、わかめ、モロヘイヤ、山芋、オクラなどの好みのものを熱処理して加えるとよい。
⑤よく混ぜあわせて冷蔵庫に入れる。翌日には食べられる。
☆POINT☆
みずのシャキシャキした食感を楽しめる山菜の一夜漬けです。
①みずの実を水洗いする。
②熱湯でさっとゆで、水を切って風にさらす。
③小鉢に②を入れ、ちりめんじゃことぼん酢をかける。
☆POINT☆
みずは夏ごろになるとむかごと呼ばれるこぶが茎にできる山菜です。みずの実とも呼ばれます。茎の部分のシャキシャキとした歯ごたえと、むかごのとろっとしたした食感の両方を味わえます。
みずはあざやかな緑色と食感が持ち味の山菜です。
東北では春から初夏にかけて多く食べられている山菜て、ご紹介した以外の料理もたくさんありますので、ぜひおいしい山菜料理を楽しんでください。
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