2015/12/18
nadeshiko0103
ムール貝は鮮やかなオレンジ色の身がおいしい、ヨーロッパではとてもポピュラーな食材です。白ワイン蒸しやパスタなど、食べ方が多いのも魅力的です。熱々の出来たてのムール貝は身がぷっくりと柔らかく格別な味です。ぜひ食べ方を知って週末のディーナーに加えてみませんか♡
ムール貝は海外産と思われる方が多いと思いますが、広島、宮城、三重県などで養殖された日本産を通販で手に入れることができます。旬の時期は6月から11月頃と地域によって違いますが、いずれもこれからが旬。新鮮でおいしいムール貝を食べるにはもってこいの季節です。購入するときに、オススメの食べ方を聞くのも良いかもしれませんね。
輸入食材を扱う店やコストコなどで、ボイルして冷凍したムール貝を売っています。調理済みなので簡単に試してみたい方は、こちらが便利です。また、旬の時期に調理して冷凍しているので味もオススメです。
ムール貝はアサリやハマグリのように砂に潜って育つのではなく、岩などにぶら下がって育つので、砂抜きの必要はありません。貝の先を使って表面についている藻や苔などを削り落とします。
ムール貝の中からでているひげ状の「ソクシ」は、口当たりが悪いので引き抜きます。引き抜くときは貝の付け根(蝶番)から貝先へ向かってひっぱります。仕上げにに流水で汚れを洗い流し、ざるにあげます。
材料(2〜3人分)
ムール貝(殻付き)1kg
白ワイン 100ml
バター 20g
セロリ 1本
タマネギ 半分
長ネギ
(あればポロネギ)10cm
ニンニク 1/2個
パセリ 少々
ローリエ 1枚
①セロリ、タマネギは食べやすい大きさに切る。長ネギは5cmの長さに切りさらに縦半分に切る。ニンニクは木べらなどを使ってつぶす。パセリは粗みじん切りにし、一部は仕上げの飾り用に残しておく。
②鍋にバターを入れて溶かし、野菜を全て入れて中火でしんなりするで炒める。
③②の鍋にムール貝を入れて、白ワインを加える。蓋をして強火で蒸し沸騰したら弱火にする。3〜4分蒸して全ての貝が開いたら火を止める。
④仕上げに、パセリを上から振りかければ出来上がり。鍋ごとテーブルに持っていって熱々のうちに召し上がれ!ムール貝に火を通しすぎると身が固くなっておいしくないので、貝が全て開いて身がふっくらしたら火を止める。
食べ方は、殻をトングのようにつかって身をつまんで食べます。ふっくらと蒸し上がった熱々のムール貝は、ハーブの香りがして甘く1人1kgはぺろっと食べられそう!
食べ終わった殻は、写真の様に順に差し込んでいけば、テーブルの上が貝だらけなんてことにもなりません。テーブルも汚れずおもしろい食べ方ですね。
貝から出た汁は、旨味がたっぷりなのでパスタにからめる食べ方はいかがでしょう。
パンを添えてスープに浸した食べ方も格別です。冷えた白ワインやシャンパンが欲しくなりますね。
ムール貝の食べ方をご紹介しました。トングでつまんで食べるなんて楽しい食べ方ですね。蒸すだけの簡単な食べ方は、気軽に作れるだけでなく、ムール貝のおいしさを活かす食べ方でもあります。ぜひ熱々のムール貝を味わってみて下さい。
ムール貝 むき身 (殻付きムール貝1kg分、20個ぐらい)
<衣>
小麦粉 1/2カップ
ビール 80〜100ml
塩 小さじ1/4
サラダ油 適量
①ムール貝を蒸してむき身をつくり水気を拭く。冷凍を使う場合は解凍をして水気を拭いておく。
②ボウルに衣の材料を混ぜ合わせる。
③フライ用の鍋にサラダ油を入れて熱し、②の衣をくぐらせたムール貝をカリッと色よく揚げれば完成。
衣にビールをいれることでさくっと揚げられ、失敗なしの簡単なフリッターです。お手軽につまめるのがうれしいムール貝の食べ方です。お好みで食べる時にレモンを搾って下さい。
米 1.5カップ(300ml)
アサリ 200g
ムール貝 5〜10個
有頭エビ 2〜4匹
タマネギ 1/2個
ニンニク 1片
ピーマン 1個
パプリカ 1個
エリンギ 1本
水煮トマト 1個
ブラックオリーブ 8個
レモン 1/2個
塩 小さじ1
お湯 2カップ
オリーブ油
①エビは背わたをとり、アサリとムール貝は洗って貝殻の汚れを取りのぞき、ざるにあげて水気を切っておく。
②タマネギとニンニクをみじん切りにする。ピーマンとパプリカは1cm幅の棒状に、エリンギは薄切り、水煮トマトは粗く刻んでおく。
③フライパンに小さじ1のオリーブ油を熱し、エビを赤くなるまで炒めて皿に取り出す。
④③のフライパンに大さじ3のオリーブ油を熱しニンニクを炒め香りがたったら、タマネギを加えて透き通るまで炒める。続いてピーマン、パプリカ、エリンギを加えて炒め合わせ、最後にトマトを入れて汁気がなくなるまで炒める。
⑤④に米を洗わずに加えて、米が熱くなり半透明になるまでよく炒めてお湯を注ぐ。
⑥沸騰したら塩小さじ1を加え、フライパンの底の方から木べらでざっと混ぜて、③のエビとアサリ、ムール貝、ブラックオリーブの実をのせて、蓋をして弱火で15分程炊く。
⑦米が炊けたら強火にして水気をとばして米をぱらっとさせれば完成。
⑧仕上げにくし切りのレモンを飾る。
行程が多いように感じますが、フライパン一つで出来るので実はとっても簡単です。コツは米にお湯を加えること。お湯を使うことでぱらぱらとした仕上がりになります。ボリュームがあるので、他にサラダを足せば豪華なおもてなしにもなる食べ方です。
ムール貝の食べ方はいかがでしたか?大量の貝をワシワシ洗うのもみんなでやれば楽しいですね。蒸したてのムール貝は肉厚で甘くおいしいですよ。テーブルにドンッとだせばインパクト大で、家族や友人の笑顔がみられるはず。今回ご紹介したほかにもいろいろな食べ方があるので、ぜひお試し下さい。
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