2016/06/10
horikayo28
独特の苦味と瑞々しい食感が野生の野菜の生命力を感じる山菜。限られた季節でしか味わえない山菜のおいしさは、カラッと天ぷらにして食べるのが一番美味しい調理法ではないかと思います。沢山作っても天丼や天ぷらそば・うどんといったアレンジで家族も喜ぶことでしょう。
山菜の天ぷら(二人分)
たけのこ 小さ目1本
こごみ 3-6本
たらの芽 3-6本
ふきのとう 3-6個
卵 溶いたもの15g
水 50ml
小麦粉 50g
塩 適宜
つゆ 適宜
1.たけのこの下ごしらえ。
ゆでてアク抜きをしたたけのこの根元は薄くスライスに、穂先はくし切りにします。
2.ふきのとうの下ごしらえ。
外側のガクを取り除き、特に苦い花蕾の部分に熱が通りやすくなるようむいておきます。
3.タラの芽の下ごしらえ。
株元のハカマを取り除き、大きいものは火が通りやすいよう株元に十文字の切り込みを
入れておきます。
4.こごみの下ごしらえ。
くるんと巻いてある葉の汚れをよく洗い落としてあげます。
5.衣をつける。
ボウルに卵を割りほぐし、冷水を少しずつ加えて菜箸でよく混ぜ合わせます。
そこへ小麦粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで静かに混ぜます。
茶漉しで小麦粉を全体にふりかけてから、天ぷら衣液に具材をサッとくぐらせます。
衣液は混ぜすぎるとグルテンが発生してカラッと揚がらなくなるので要注意です。
6.揚げる。
170度の中温の油で少量ずつ、きつね色になるまで、サッと揚げます。
大きさにも寄りますが、小さめのものなら20秒ほど、大きかったり厚みがあるものは
40-60秒です。
できあがった天ぷらは天つゆや塩でいただきます。
コツ・ポイント
山菜の風味をいただく天ぷらは、塩だけでいただくのがおすすめです。
抹茶塩や山椒塩といった風味の付いた塩は味が強いので避けた方が良いです。
材 料
山菜水煮1袋(140g)
しょうゆ 大さじ1
玉ねぎ1/2個
お好みの野菜(にんじん、春菊等)適量
【天ぷら衣】
薄力粉1/2カップ
片栗粉大さじ1
塩1つまみ
水70cc
酢20cc
1.山菜水煮は、さっと下茹でしてから水気を切り、醤油で下味を付ける。
10分位したら、ザルに上げて水気を切る。
2.天ぷら衣を用意する。
(薄力粉と片栗粉、塩を合わせてから、水、酢を加え混ぜる)
野菜を切って、山菜水煮と共にボウルに入れる。
3.薄力粉を全体に混ぜる。
(薄力粉は、分量外)
天ぷら衣を、適量入れて、軽く混ぜる。
全体に衣が絡まる位の量を入れる。
4.中温に熱した油で揚げる。
味が足りなければ、塩を付けて頂く。
コツ・ポイント
たけのこやきのこなど、山菜以外の野菜やキノコ類を入れると、
複数の食感が混ざったかき揚げとなるので更に楽しくいただけますよ。
材料(4人前)
ふきのとう4個
たらの芽4個
うるい4本
うど1/2本
こごみ4個
≪かき揚げ≫
桜エビ大さじ2
玉ねぎ1/4個
にんじん1/5本
ごぼう1/2本
いんげん4本
サラダ油深さ1cm程度の分量
温かいごはん720g(茶碗4杯分)
≪A揚げ衣≫※混ぜておく
小麦粉大さじ5
米粉大さじ5
≪B≫※混ぜておく
溶き卵1個分
水120cc
≪天丼のつゆ≫
だし汁80cc
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1
砂糖小さじ2
塩ひとつまみ
1.下ごしらえ。
―山菜の下ごしらえ―
ふきのとうは、ガクをひろげておく。
たらの芽の付け根のかたい部分を包丁でむき取る。
うるいは、半分の長さに切る。
うどは、皮をむいて幅5cmに切り縦4等分にする。
ふきのとう、たらの芽、うるい、うど、こごみに、シリコンハケで≪A揚げ衣≫の粉をまんべんなくつける。
―かき揚げの下ごしらえ―
玉ねぎは薄切り、にんじんとごぼうは皮をむいて細切りにし、いんげんは斜めに細切りにする。
ボウルに桜エビと切った野菜全てを入れ、≪A揚げ衣≫の粉大さじ1を加えてさっくり混ぜる。
―揚げ衣の下ごしらえ―
ボウルに残った≪A揚げ衣≫の粉を入れ、≪B≫を少しづつ加え混ぜて揚げ衣を作る。
―天丼のつゆの下ごしらえ―
≪天丼のつゆ≫の材料を小鍋に入れて温めておく
2.鍋に、サラダ油を入れて弱火で加熱する。
適温(160度)になったら、山菜から順に鍋に入れ、表面が白くなったら鍋から取り出す。
山菜を揚げ終えたら、≪かき揚げ≫のボウルに下ごしらえした揚げ衣を加えてよく混ぜる。
4等分にして鍋に入れ、半面に火が通ったら、ひっくり返してもう半面にも火を通す。
揚げ衣に、米粉と小麦粉を同量混ぜて使いました。
米粉を使うと油を吸収する量が少なくなり、サクッと天ぷらが揚がります。
米粉のみで作ると、衣が薄めに仕上がります。
米粉5:水4の分量を目安に混ぜ合わせてください。
3.どんぶりに温かいごはんを入れて、≪天丼のつゆ≫を半量まわしかけ、天ぷらを盛り付け、
さらにつゆをかけて山菜の天ぷら丼ができ上がり。
コツ・ポイント
天丼の具のサクサク感が長持ちするために、ご飯と具の間に
刻みのりを敷いておくと衣のサクサクが長続きさせることができますよ。
材料 (4人分)
■ 天ぷら
☆海老(ブラックタイガー)5尾
☆若ごぼう50g
☆人参40g
☆新玉葱50g
☆三つ葉1束
タラの芽10個
小麦粉(まぶし用)大さじ2杯
○小麦粉60g
○卵1個
○冷水100㏄
○塩小さじ1/2
サラダ油適量
そば5人前
★市販のめんつゆ200㏄
★かつおぶし10
1.☆印の材料は同じ大きさに千切りにし、海老は小口切りにしておきます。
若ごぼうは水にさらし、アク抜きをしておきます。
2.たらの芽は丁寧に汚れを取り除き、綺麗なふきんでふいておきます
3.1の水気を充分にきり、小麦粉をまぶします。
4.2にも小麦粉をまぶします。
5.○印の材料を混ぜ、3と4にそれぞれ入れて混ぜ合わせます。
160度の油に入れてから180度に上げ、焦げないように揚げます。
6.今回は市販のめんつゆを使った簡単レシピです。
鍋にめんつゆとかつおぶしを入れ、沸騰させたら火を止め、かつおぶしをこします。
7.たっぷりの沸騰したお湯にそばを入れてさっと茹でます。
冷たい水で冷やしてめんをしめます。
8.盛りつけをしたら、山菜の天ぷらそばの出来上がり。
コツ・ポイント
揚げ油の温度は、まず160度に設定してから、
材料を入れて、180度に上げるのがコツです。
めんつゆは市販のめんつゆに「かつおぶし:を入れて一煮たちさせると、
風味豊かなつゆになります。
めんは茹ですぎず食感を残すようにしましょう。
材料 (2個分)
ご飯軽く2膳
山菜の天ぷら3~4個
ちりめんじゃこ1つまみ位
桜海老1つまみ位
塩適宜
海苔適宜
いりゴマ少々
1.お好きな山菜の天ぷらを荒く刻み、レンジで軽く温める。
この時下にキッチンペーパーを敷くと、余分な油が取れます。
2.暖かいご飯に①といりゴマを混ぜ、半量づつに分ける。
片方にちりめんじゃこを混ぜ、もう片方に桜海老を混ぜる。
3.手を水で濡らし、塩少々をつけ、お好きな形に握る。
海苔で包んで、山菜の天むす出来上がり。
コツ・ポイント
余った天ぷらの再利用です。
苦さは油で和らげ、食感を乾物で補っています。
お好みの山菜、乾物でどうぞ。
味付けの分量は目安のため、天ぷらの大きさや乾物の塩気によって調整をお願いします。
桜海老の方は塩多めがオススメです。
天丼や天ぷらそば・うどんは、
普段山菜の天ぷらではなく海老やカボチャを使っているとおもいますが、
山菜の天ぷらを使うことで普段とはまた違った味わいを楽しむことができると思います。
味付けは天つゆでもおいしいですが、抹茶塩や藻塩などで食べると、
山菜の苦味をより感じられて楽しいです。
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