これでカリフラワーが主役に!カリフラワーのおすすめスープ5選
2015/10/25
marronma
カリフラワーは淡白な味で食べごたえがあり、使える料理がとても多い野菜です。カリフラワーのころころとしたかわいい見た目は、ピクルスにも最適。保存瓶に詰めたカリフラワーのピクルスは、一年中食卓で活躍してくれます。おいしくて簡単なカリフラワーのピクルスをご紹介。
カリフラワーは明治の初期に日本に入ってきた野菜で、食用と観賞用として紹介されましたが、広まることはありませんでした。
戦後になってようやく栽培方法が改良されたり、養殖文化が発達したりすることにより普及し始めました。
野菜の種類としてはキャベツやブロッコリーの仲間で、花蕾部分を食用にします。
カリフラワーは大きな一株の中に一個しか栽培できないことや、全体が真っ白なので少しの着色や傷があっても目立つために商品価値が下がること、真っ白な姿が美しいことでブロッコリーよりも高値で取引されています。
最近では白いカリフラワーのほか、緑や黄色、紫のカリフラワーも栽培され、おしゃれな料理に多く使われています。
真っ白な見た目から栄養が少ないように思われることがあるカリフラワーですが、同量のレモンくらいのビタミンCが含まれています。そしてカリフラワーは細胞組織のしっかりした野菜なので、このビタミンCはゆでても損失が少なく、効率よく摂取することができます。
ほかには必要以上の塩分を体外に排出する働きのあるカリウムを含んでいますので、むくみをとる効果があります。
カリフラワーは軽くゆでた段階で冷凍保存をすることができます。
また、美しい見た目でしっかりとしているのでピクルスにも適した野菜です。
ピクルスで保存をすると、調味液の変化でいろいろな味を楽しめますのでとても重宝します。カリフラワーのピクルスをいくつかご紹介します。
≪材料≫
カリフラワー 1株
鷹の爪 1本
ニンニク 2欠片
ピクルス液
酢 300~400cc
砂糖 大さじ4~5
塩 小さじ1
≪作り方≫
1.鍋に酢を入れて火にかけ沸かす。
2.湯を沸かしている間に、具材の下準備をする。カリフラワーは房を分けておく。
3.鷹の爪は真ん中で割って種を取り除いておく。
4.にんにくは包丁の側面で押し潰す。
5.沸いた酢に、鷹の爪、にんにく、カリフラワー、砂糖、塩を加えてフタをし、軽く煮る。
6.具材を入れてひと煮立ちすればそれでOK。あとは火を止め、フタをしたまま休ませます。
☆POINT☆
シンプルなピクルスですが、ほかの野菜にも応用のできる基本的なピクルス液です。
火にかけてる間に酢が染み込むのではなく、冷ましてる間に味が染み込みます。
≪材料≫
カリフラワー 100g
ゴーヤ 50g
ピクルス液
固形コンソメ 1個
A 水 1・1/2カップ
A ターメリック 少々
顆粒コンソメ 小さじ1/3
B 砂糖 大さじ1・1/3
B 酢 大さじ1/2
B こしょう 少々
≪作り方≫
1.カリフラワーは小房に分ける。ゴーヤは薄切りにする。
2.鍋に「コンソメ」1個、Aを入れて煮立て、(1)のカリフラワー・ゴーヤをゆで、ザルに上げて水気をきる。
3.ボウルに「コンソメ」小さじ1/3、Bを合わせ、漬け汁を作り、アツアツの(2)のカリフラワー・ゴーヤを混ぜて味をなじませる(時間外)。
☆POINT☆
めずらしいゴーヤーのピクルス。苦さはしたゆですると和らぎます。
≪材料≫
カリフラワー 150g
ミニトマト 10個
ピクルス液
しょうがの薄切り 1/2かけ分
酢 大さじ3
水 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
≪作り方≫
1.カリフラワーは小房に分け、くし形切りにする。ミニトマトはへたを取り、大きく切り目を入れる。
2.耐熱ボウルにピクルス液の材料を入れ、カリフラワーを加えて上下を返し、ふんわりラップをして電子レンジで2分30秒加熱する。
3.ミニトマトを加えて上下を返し、味をなじませる。
ミニトマトは加熱するとくずれてしまうので余熱で火を通す。
☆POINT☆
赤と白の色のコントラストが食卓に色を添えてくれます。カリフラワーを白く仕上げたいので、白い砂糖を使いましょう。
≪材料≫
☆ カリフラワー・・・1/2束(150gくらい)
ピクルス液
A 水・・・・・・200cc
B りんご酢・・・100cc
C 白梅酢・・・・50cc
D 砂糖・・・・・大2
E 唐辛子・・・・1本
F 黒胡椒(ホール)・・少々
G クローブ・・・1粒
H ベイリーフ・・1枚
≪材料≫
1. カリフラワーを、レモン汁大1/2くらい加えた沸騰したお湯の中に入れてサッとゆでます。レモン汁が無ければ、お酢でもよいです。
2. ザルにあげて水けを切ります。
3. 鍋に、白梅酢以外の材料を入れ、ひと煮立ちさせ冷めたら白梅酢を加えます。
4. 煮沸消毒した保存瓶に、1.でゆでたカリフラワーを入れます。そこへ、3.の液を注ぎいれます。
5. 冷蔵庫で一晩位で完成です。
☆PONT☆
スパイスの香りで深みのある風味になります。いろんなハーブやスパイスを試してください。
≪材料≫
カリフラワー 1/2株(200g)
かぶ 1個
にんじん 1/2本
ピクルス液
りんご酢 150ml
白ワイン 150ml
水 150ml
昆布茶小さじ 1/3
塩 5g
白こしょう(粒) 2g
山椒の実(青煮) 15g
ローリエ 1枚
薄口しょうゆ 小さじ2
≪作り方≫
1.カリフラワーは小房に分けておきます。かぶは少し茎を残して皮をむき、食べやすいくし形に切ります。にんじんは棒状に太めに切ります。
2.それぞれの野菜はサッとゆで、ザルにあげてそのまま冷まします。キッチンペーパーで水気をしっかり取ります。ビンなどの密閉容器に入れます。
3.ピクルス液の調味料を鍋に合わせます。一度沸騰させ、そのまま冷まします。湯気が出なくなる程度まで冷めたら(2)に注ぎ入れます。粗熱が完全に取れてから、冷蔵庫で冷やします。
☆POINT☆
昆布茶の風味とうまみがきいています。材料の大きさを揃えるとおいしくできます。
カリフラワーのピクルスをご紹介しましたが、このほかにもカラーのカリフラワーでピクルスを楽しんだり、スパイスを変えたり、野菜の組み合わせを変えたり、梅酢を使う、カレー粉を使うなど色の変化を楽しむなど、ピクルスのアレンジがたくさんあります。
保存食としても、常備菜としてもピクルスは適していますし、保存瓶に入れてピクルスを保存すると見た目もかわいらしいのでプレゼントにも喜ばれそうです。
もっと楽しい食卓のために、カリフラワーのピクルスを活躍させてくださいね。
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