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納豆はいつからOK?納豆を使った離乳食レシピをご紹介します

体に良い事でおなじみの納豆。栄養のあるものなら早く食べさせてあげたいですね。離乳食ではいつから食べ始めることが出来るのでしょうか?アレルギーの心配はないのでしょうか?納豆の栄養や離乳食としての知識、納豆を使ったレシピをご紹介していきます。

納豆の栄養は?離乳食に納豆はいつから食べられる?

納豆には、たんぱく質、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンB2などたくさんの栄養素が含まれています。血液凝固因子を作るのに不可欠なビタミンKや骨タンパク質の働きや骨形成を促進するビタミンK2なども含まれており、離乳食にも積極的に取り入れていきたい食品です。離乳食には初期頃より食べることが出来ますが、アレルギーの心配もあるので離乳食初期の終わり頃から離乳食中期頃より始めましょう。

納豆を離乳食であげる時は・・・

納豆を離乳食にあげる時は、粘りを取ってからあげます。茶こしなどに入れて上から熱湯を回しかけます。そうすることで粘りが取れ飲み込みやすくなります。熱湯をかけることで臭いも和らげることができます。離乳食初期では、粘りをとった納豆を細かく刻みすりつぶします。離乳食中期ではひきわり納豆くらいのサイズを目安にします。また、大豆アレルギーが出る可能性もあるので、あげ始めは注意して様子を見てください。

★離乳食 初期(終わり頃)の納豆レシピ★ 「納豆がゆ」

★材料(1食分)★

10倍かゆ  50g
納豆    10g

★作り方★
①納豆は熱湯を回しかけ、細かく刻み、すりつぶす。
②10倍かゆに①をのせる。

離乳食 初期の納豆レシピポイント

離乳食初期では、豆腐やきなこで大豆アレルギーの心配がなくなってから納豆を試します。臭いや粘りを嫌がることもあるので、下ごしらえはしっかりします。そのままだと食べにくいのでおかゆに混ぜてあげると食べやすくなります。

★離乳食 中期の納豆レシピ①★ 「納豆うどん」

★材料(1食分)★

うどん    食べられる量
にんじん   大さじ1
ほうれん草  大さじ1
納豆     大さじ1
しらす    大さじ1
だし汁    大さじ2
湯      適量

★作り方★
①うどんは茹でて食べやすい大きさに刻んでおく。
②にんじん、ほうれん草は茹でて細かく刻む。
③納豆は必要ならお湯でぬめりを取り細かく刻む。(ひきわり納豆なら刻まなくてよい)
④しらすも細かく刻んでおく。
⑤容器にうどん、にんじん、ほうれん草、納豆、しらす、だし汁、湯を入れて電子レンジで加熱する。

離乳食 中期の納豆レシピのポイント

納豆の粘りを使うと水溶き片栗粉でとろみをつけなくても食べやすくなります。ひきわり納豆を使うと刻む手間が省け時短につながります。一食で様々な栄養を摂ることが出来るのでこのレシピはおすすめです。

★離乳食 中期の納豆レシピ②★ 「ポテ納豆」

★材料★

じゃがいも  小2個
納豆     1パック
野菜(茹でて刻んだもの) 大2

★作り方★
①じゃがいもは加熱してつぶす。
②①に加熱して茹でて刻んだ野菜を混ぜる。
③ぬめりを取った納豆を刻み、②とよく混ぜる。
※水分が足りないときは湯やだし汁でのばす

離乳食中期の納豆レシピのポイント

じゃがいもだけだと舌触りが悪く食べられない赤ちゃんも、納豆と合わさることで食べやすくなり、じゃがいもを食べてくれます。納豆が苦手な赤ちゃんはじゃがいもと合わさることで粘りが気にならずに食べられるレシピとなっています。

☆離乳食 後期の納豆レシピ①★ 「納豆ごはん焼き」

★材料(2食分~)★

ごはん   茶わん1杯
納豆(3Pのもの) 1P
卵       1個
長ねぎ     1/2本
しらす     大さじ2

★作り方★
①長ねぎをみじん切りにする。
②ごはんに納豆、卵、長ねぎ、しらすを入れ混ぜる。
③フライパンに油を熱し、両面を焼く。

離乳食 後期の納豆レシピのポイント

離乳食後期では手づかみ食べが始まってきます。その頃に良いのがこのレシピです。手づかみ食べをしても汚れずに納豆を食べることが出来ます。納豆のたれを味付けに使っても良いのですが、たれには添加物が含まれているので、1歳を過ぎるまでは味をつけずに納豆を食べさせましょう。

★離乳食 後期の納豆レシピ②★ 「納豆としらすの卵焼き」

★材料(2食分)★

たまご   1個
しらす   ひとつかみ
納豆   1/2パック
醤油   小1/2

★作り方★
①納豆はひきわりならそのまま、小粒なら刻んでおく。
②たまごを割り、しらす、納豆、醤油を入れ混ぜる。
③熱したフライパンで焼く。

離乳食 後期の納豆レシピのポイント

しらすの塩分があるので味付の醤油は少なめで大丈夫です。たまごに混ぜて焼くことで納豆の粘りが気になりません。そして手づかみ食べをしても手を汚すことなく納豆を食べることが出来ます。離乳食後期では食べる事への興味を大事にしてあげます。

★離乳食 完了期の納豆レシピ①★ 「納豆チャーハン」

★材料(1食分)★

ひきわり納豆  大さじ1と1/2
にんじん    5mm厚1枚
ほうれん草   葉先4枚
軟飯      70g
サラダ油    少々
醤油      少々
かつお節    適量

★作り方★
①にんじん、ほうれん草はやわらかく茹でて刻んでおく。
②フライパンを熱し、軟飯を炒め、①と納豆を入れて炒める。
③醤油で味をつける。
④盛り付けたらかつお節をかける。

離乳食 完了期の納豆レシピのポイント

ひきわり納豆を使うことで刻む手間も省け洗い物も少なくなります。加熱することで粘りが少なくなり、食べやすくなります。1食で野菜、たんぱく質、炭水化物が取れるので忙しい時のごはんには重宝するレシピです。

★離乳食 完了期の納豆レシピ②★ 「にんじんと小松菜の納豆丼」

★材料(1食分)★

軟飯   90g
納豆   15g
にんじん、小松菜 15g
かつお昆布だし  300ml
醤油   0~0.8ml

★作り方★
①かつおだしでにんじん、小松菜を茹でる。
②茹でたにんじん、小松菜をこまかく刻む。納豆も刻んでおく。
③①の鍋に②をいれ煮る。
④醤油で味付をしてごはんにかける。

離乳食 完了期の納豆レシピのポイント

かつおだしで煮るのは何の野菜でもいいので旬の野菜を使うとよいですね。かつおだしで煮るので醤油で味をつけなくてもおいしく食べることができます。納豆の粘りでとろみがあるので、食べやすくなっています。

栄養満点の納豆を離乳食に取り入れよう

離乳食の納豆レシピはいかがでしたか?納豆はとても栄養のある食品なので積極的に離乳食に取り入れてください。離乳食初期では下ごしらえが大変ですが、ひきわり納豆を使ったり、フリージングをうまく活用してみてください。

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