お肉の賞味期限は大丈夫?期限を気にせず保存する方法を教えます!
2016/03/01
ゆかりんうさぎ
鶏肉を別名「かしわ」ということをご存知でしょうか。関東ではあまり馴染みがない呼び方ですが関西や九州では一般的なようです。今回は、なぜ鶏肉を「かしわ」というのかその理由と、かしわ飯やかしわ天などのかしわ料理の作り方をご紹介します。
かしわ飯、かしわうどん、かしわ天など「かしわ」と名のつく鶏料理はいろいろありますが、どうして鶏肉のことを「かしわ」というのでしょうか。その由来を調べてみました。
1.色から柏の葉を連想させた
2.鶏の羽ばたきが『かしわ手を打つ』姿と似ている
3.朝廷の中の『膳部(かしわべ)』という料理方の部署から由来する
「かしわ」を黄鶏と当て書きすることから、3つの説の中では1.の柏餅に使う柏の葉に色が似ているから、という理由が一番有力なようです。
「かしわ」の語源には3つの説があるようです。
もともと「かしわ」は鶏肉全般を指す言葉ではなく、茶褐色の羽をもつ和鶏肉限定で使われていたようです。それが、次第に変化していったようですね。
「かしわ」は今でこそ鶏肉一般の名称ですけど、元々は褐色の羽色の、日本在来種である和鶏の名前だったようです。
戦前までは日本全国で通じる言葉だったそうですが、アメリカからブロイラーが入ってきてからは、主に西日本でしか使われなくなったとか。そしていつしか和鶏に限らず、鶏肉一般の名称として広まったのですね。
かしわの由来が分かりましたでしょうか。
次に、かしわ料理のレシピをご紹介しますね!
米3合
かつおだし 500cc
鶏肉(もも)200g
ごぼう一本
人参一本
■ ●調味料●
しょうゆ大さじ3
みりん 大さじ2
さとう(ざらめ)大さじ1
酒大さじ2
ごま油 少々
1. 材料は切り分けておきます。ごぼうは歯ざわりを出す為ささがきより厚めがおすすめ
2. フライパンに油を引き、鶏肉を炒める。鶏肉に焼き色がついたら野菜を入れてさらに炒める
3. 調味料を全て合わせてフライパンに入れる。なべ底をゆすりながら5分ほど煮詰める
4. 具が少し冷えたらゴマ油をほんの少々加える
5. ご飯が出来たら蒸らす前に直接釜に汁ごと具を入れる
6. うちわで仰ぎながら全体に混ぜます。ご飯に照りが出てきたら釜をジャーに戻し、全体に味を馴染ませて、かしわ飯の出来上がり!
まず最初は、九州の郷土料理のかしわ飯のご紹介です。鶏肉はもも肉がおすすめです。ミリンでツヤをゴマ油で風味付けをしているのがポイント。ボリュームたっぷりでおかずがなくても満足感がありますね。
鶏肉(胸)1枚
★薄口醤油 大さじ1
★酒大さじ1
★ごま油 小さじ1
★生姜(チューブ) 2㎝くらい
小麦粉大さじ6
水60cc
塩ひとつまみ
1. 鶏肉の余分な脂を取り除き、縦に細長く4等分に切る
2. ボウルに鶏肉と★の調味料を入れもみ込み10分おく
3. 別のボウルに薄力粉、水、塩を合わせよく溶いて衣を作る
4. 下味を付けた鶏肉全体にたっぷり衣をつける
5. 鶏肉を油で揚げる。全体が色付きカリッとサクッとなったらOK!
6. 鶏肉が揚がったらキッチンペーパーでしっかり余分な油を切って、かしわ天の出来上がり!
お次は、うどんとの相性もいいかしわ天のレシピ。鶏肉は胸肉を使うのがおすすめ。下味がしっかりついているので、そのまま食べても美味しいですよ☆
合わせ出汁(鰹•昆布)1ℓ
うどん1玉
鶏肉(ムネ肉orモモ肉)今回はムネ肉使用1枚
醤油大さじ4
みりん 大さじ3
✴︎酒大さじ3
✴︎砂糖大さじ3
☆ネギ(青い部分)1本
☆生姜スライス2〜3枚
■ 薬味
かまぼこ(薄くスライス)3枚
ネギ好きなだけ
七味お好きな方は好きなだけ
1. 出汁を1ℓ用意する
2. 鶏肉はぶつ切りにカットし、出汁に鶏肉を入れ、20分茹でる。アクはしっかりと取る
3. 20分茹でた後、鶏肉を取り出して濾す
4. 取り出した鶏肉は皮と身に分け、身は手でほぐして皮は細かく包丁で切る。
5. お鍋(油不要)に鶏肉を入れ、✴︎を入れ中火で絡めるように炒める
6. 鶏肉に色が付いたら出汁500mlと☆を入れて沸騰させてから弱火にし、蓋をして約10分煮る
7. 約10分煮たら醤油、みりんを加え、中火から強火で煮立て水分を飛ばす
8. うどんを茹でる
9. 茹でたうどんを器に盛り、鶏肉を乗せてダシ汁をかければ、かしわうどんの完成です!
甘辛く煮た鶏肉と、鶏肉のダシがたっぷりのかしわうどんです。麺はうどんの他にそうめんやソバにも合いますよ!
いかがでしたでしょうか。
鶏肉を「かしわ」と呼ぶ由来と、かしわ(鶏肉)料理をご紹介しました。
関東ではあまり馴染みがない鶏肉の「かしわ」呼びですが、柏餅の葉にルーツがあったとは
驚きですね!
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