さあ、チャレンジしてみよう!カレイの華麗なさばき方をご紹介!
2016/03/23
chonbee.hiro1224
2016/05/15 更新
ひらめやカレイは5枚に開くさばき方をすると言われています。魚のおろし方を知らない人は3枚でも大変なのに5枚なんてと尻込みしてしまうかも知れませんが、実は3枚より簡単でした。初心者でもわかるひらめの5枚開きのさばき方まとめです!
左ヒラメ、右カレイ
お腹を手前にした時の頭の位置です。盛り付けもこれに準じます
魚の盛り付けは、頭を左にすると言われています。しかしカレイは、この約束から外れる珍しい魚のひとつです。裏側が腹になっていて、カレイを左頭にしてしまうとお腹の方しか見えなくなるからです。このような片側が全て腹の魚を平魚と言います。平魚のさばき方は5枚に開きます。
左ひらめ、右カレイ
お腹の部分は真っ白カレイやひらめのような魚は平魚と呼ばれます
ひらめの5枚開きのさばき方をご紹介していきます。5枚と言っていますが、実際はエンガワを切り離しているので全部で9枚になります。この方法の他、最初に中骨ごとエンガワ部分を切り離す7枚に分けるさばき方もあります。料理方法によって使い分けてください。
ひらめのさばき方~内蔵を出すまでの処理~
ヒラメを頭を左にしてまな板の上に置いて準備完了です
まずは、ひらめのウロコを取っていきます。ウロコを取るにはウロコ引きという道具があると便利ですが、魚をさばく事がほとんどないご家庭では金たわしで代用する事が可能です。
ひらめのさばき方~内蔵を出すまでの処理~
これでこするだけで、面白いほどウロコがガリガリ取れる
ひらめのさばき方~内蔵を出すまでの処理~
ウロコ引きにはかなわないが、金タワシでもウロコが取れる
ウロコ引きよりは大変になりますが、金たわしでウロコを取る事も出来ます。また包丁でウロコを取るスキビキという方法もあるようですが、なれないと難しいようです。
ひらめのさばき方~内蔵を出すまでの処理~
エラのすぐ後ろから包丁を入れ、頭を取ります
表側からと裏側から同じように包丁を入れていき、頭を落とします。内蔵は頭と一緒についてくることがありますが、残ってしまったら指で取り出します。中に残っている血合いは指でこそげ落として、よく水洗いして水気を拭きとります。これで内蔵を取るまではさばき方が完了しました。
ひらめのさばき方~刺身用~
動画で見るとわかりやすい、ひらめのさばき方。難しい事はと言えば、包丁に力を入れすぎない事でしょうか。
ひらめも頑張れば3枚おろしに出来るようですが、通常は真ん中に切り込みを入れてひらく5枚ひらきをするようです。動画にもありますが、縁のヒレに沿ったエンガワの部分に切り込みを入れておきます。上、下、表、裏と計4ヶ所の切り込みになります。
ひらめのさばき方~5枚ひらき~
縁に切り込みが全部入ったら、真ん中に切り込みを入れていきます
ひらめの体の真ん中には線が入っていますので、その線にそって切り込みを入れるだけです。この時、包丁に力を入れすぎると骨を突き抜けてしまいますので、力は入れすぎず何回かに分けて身の部分だけに切り込みを入れるようにします。
ひらめのさばき方~5枚ひらき~
骨に包丁を添わせるように身との間に包丁を入れていきます
縁に切り込みを入れてあるので、そこまで行くと自然と身が離れます。尾びれの部分だけ切れていない状態になりますので、そこに切り込みを入れて完全に切り離したら1枚の開きは完成です。これをあと3かい繰り返すと切り離した身が4枚と骨が1枚の5枚開きが完成します。
ひらめのさばき方~骨を切る・エンガワを切る~
5枚開きにした中の2枚にはまだ骨がついています
ひらめのさばき方も、最後の仕上げになります。ひらめの身についた硬い骨の部分に包丁を入れ、なるべく薄く切り取ってしまいます。これをもう1つの骨がついている身にもほどこして骨の切り離しは完成です。
ひらめのさばき方~骨を切る・エンガワを切る~
ひらめの中でも美味しいエンガワの部分を身から離します
ひらめのさばき方、最後の仕上げはエンガワを外します。写真上の部分が身、下がエンガワ部分です。手で軽くひっぱるとスルッと離れますので、全部のエンガワを剥がしておきます。皮を挽いたら、ひらめのさばき方は全て完成になります。
5枚におろした物からエンガワを外したら、ひらめのさばき方は完了です。意外とひらめのさばき方って簡単だったのではないでしょうか。ちなみに回転寿司などに置いてあるひらめのエンガワはほとんどがカレイのエンガワです。カレイの方がエンガワが大きくからだそうです。
ひらめのさばき方 まとめ
ひらめのさばき方、5枚開きのやり方まとめはいかがでしたでしょうか?真ん中に切れ目を入れ、縁にそって包丁で骨と切り離して行くだけなので3枚おろしより工程は多いですが、難易度は低くなります。さばきたてのひらめは刺身などにして。新鮮な物ならさぞや美味しい事でしょう。
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