刺身は漬けが美味しい!残らなくても漬けにする!刺身の漬けの作り方
2016/03/29
ohoksavak
きびなごと言うと関東ではあまり馴染みのない食材です。九州の南部の方では家庭でも刺身などでよく食べられる食材だそうです。きびなごが手に入ったら自分でさばいて刺身を作ってみませんか?簡単に手開きでさばけるきびなごの刺身の作り方
きびなごとは
銀色で体に線が入っているのがきびなごの特徴です
ニシン科の海水魚で、関東以南で生息しています。主に刺身にして食べられますが、柳川風にしたり、天ぷらにしても食べられます。包丁を使わず簡単に手だけで開いて刺身にする事が出来るので、その手開きの様子をご紹介していきます。
お魚屋さんの魚のさばき方‐きびなご編
きびなごのお刺身を作る時の手開きのやり方動画です。手だけでキレイにひらきに出来るきびなごやコイワシはこのようにしてひらいていくのですね。一度ちゃんと覚えておきたい小魚の手開きのやり方です。
きびなごの刺身:手開きのやり方
きびなごは小さいので包丁を使うより手の方がやりやすい
洗い用に塩水をいれ氷を浮かべたボウルを用意するだけで、おもしろいほど簡単に手でさばけてしまうきびなごの手開きのやり方です。思っているよりきっと楽にできてしまいます。初心者の方でもすぐに覚えられるのではないでしょうか。
きびなごの刺身:手開きのやり方
頭の部分を右手親指と人差し指でつまんで折ります
そのまま尾びれの方向にひっぱっていくと内蔵がついてきてキレイに取れてしまいます。内蔵があらかた取れるので、氷を入れた塩水で残りの内蔵や汚れを洗い流して次の作業に入ります。
きびなごの刺身:手開きのやり方
内蔵が取れてキレイに洗えたら背骨を取る作業にかかります
背骨と筋肉の間に親指を差し込み真ん中あたりから頭があった方に指をすべらせます。きびなごを右手に持ち替えて、今度は左手親指で同じ事を真ん中あたりから尾びれの方に指をすべらせます。これを2回繰り返すと・・・
きびなごの刺身:手開きのやり方
背骨を取るのも手だけでカンタンにできてしまいます
背骨と筋肉の間を親指を入れて剥がしたことで、きびなごがキレイに開きになります。背骨も指でつまむとこのようにカンタンに身から剥がれるので尾びれの近くで折って切り取ってしまいます。これで刺身でいただくためのきびなごの手開きが完成です。
きびなごの刺身:手開きのやり方
氷水で最後にキレイにあらって皿にもりつけてできあがり
次は、きびなごの刺身を美味しくいただく事が出来る酢味噌のレシピをご紹介します。醤油も良いですが、九州ではよく酢味噌できびなごの刺身をいただくそうです。
きびなごの刺身は地元では酢味噌でいただく
生姜醤油も美味しいですが、せっかくなので通なきびなごの刺身の食べ方を
きびなごに付けてたべる酢味噌は、白味噌、酢、和がらしと砂糖を混ぜあわせています。きびなごはコリコリとよく噛んで食べるお刺身です。醤油でも良いのですが、ながく口の中に味が残りきびなごの刺身に合う酢味噌で食べられるようです。
きびなごの刺身:酢味噌のレシピ
白味噌
酢味噌の調味料の分量。白味噌は30g
きびなごの刺身:酢味噌のレシピ
お酢は大さじ1杯
きびなごの刺身:酢味噌のレシピ
和がらしは3g。粉がらしでなくチューブの和がらしでも。
きびなごの刺身:酢味噌のレシピ
砂糖で甘みを加えたら美味しい酢味噌の完成です。
刺身以外のきびなごの食べ方
照り良いきびなごの煮つけ
きびなごは洗ってから熱湯をかけ氷水で冷やしておきます。鍋にしょうゆ、みりん、酒、砂糖、千切りにした生姜を入れ、きびなごを入れて煮詰めていきます。キレイな照りが出るように汁気をほとんど飛ばしたら完成です。頭を左にして盛りつけて。
刺身以外のきびなごの食べ方
生のきびなごを丸のままいただけるてんぷら
よく洗ったきびなごに衣をつけて天ぷらに仕立てます。頭や内蔵を取らず全て食べられます。ゆず塩や抹茶塩でいただくのも良いですね。唐揚げにしても美味しいですよ。
刺身以外のきびなごの食べ方
きびなごを開いた物をお酢と砂糖、塩を合わせた物につけお寿司にします
バッテラのような感じで仕上げるきびなご寿司。こちらは酢飯を押し型で抜いていますが、コロンとした丸い俵型でももちろんOKです。
刺身以外のきびなごの食べ方
片栗粉をまぶして揚げたきびなごをマリネします
にんじんと玉ねぎは細く切り、セロリの葉を細かく刻んでおきます。バットに酢、砂糖、塩、しょうゆ、白だしを合わせておき、その中に揚げたきびなごと野菜を入れ漬け込みます。
きびなごの刺身 まとめ
手開きでカンタンに作れるきびなごの刺身の作り方と、刺身にぴったりな酢味噌のレシピをご紹介しました。刺身以外にもきびなご料理レシピは豊富でしたね。お気に入りのレシピがありましたらぜひお試しください
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