2016/04/19
きたま
お鍋で作る煮びたしや、フライパンで作る麻婆茄子など、茄子を使った料理は様々な物があります。中でも茄子の旨味が引き立つ食べ方は、”焼きナス”かもしれません。今回は、フライパンで簡単に作れる焼きナスレシピをご紹介します。今夜のおかずに悩んでいる人はぜひご覧下さい!
どんな食材ともよく合う茄子。和、洋、中と、あらゆるジャンルの料理に利用されますが、最もシンプルなメニューは”焼きナス”のように思います。
焼きナスは直火やグリルを使って調理するのが一般的ですが、実はフライパンを使えば、もっと簡単に出来るんです!そこで、焼きナスのレシピをお伝えする前に、まずは茄子の豆知識をお話したいと思います。
原産地はインドとされる茄子。日本では1000年以上に及ぶ歴史があり、江戸時代頃から栽培が盛んになりました。現在も茄子は、頻繁に店頭に並ぶ定番の野菜です。特に夏は季節を代表する野菜として親しまれています。
ナスの品種は多種多様。世界では1000種類ほどあると言われています。現在日本では180種類位で、卵型ナス、長ナス、丸ナス、米ナスなどがあります。
つるっとした紫色のナスの皮。これはアントシアニン色素の一種、”ナスニン”からなっています。強い抗酸化力があり、がんや動脈硬化の予防に期待が出来ます。また、茄子は利尿作用があり、むくみを改善します。体全体の水のめぐりを良くし、胃腸の状態を整える効果も。食欲不振などの夏バテにもおすすめの野菜です。
夏に食べると体の熱を冷ます効果もある茄子。では次はフライパンで出来る焼きナスレシピをご紹介しましょう!
材料 (作りやすい分量)
ナス 2個(約200g)
削り節 適宜
塩 サラダ油 七味唐辛子
しょうゆ
ナスはへたを切り、5㎜幅ほどの縦切りにする。塩水(水3カップの中に小さじ1/2)を用意し5分ほどつけてアクを抜く。
フライパンに大さじ1のサラダ油を入れ、中火で少し温める。ナスを重ならないように並べ、両面をしんなりする程度に2分ずつ焼く。器にナスを盛り、削り節、七味唐辛子、しょうゆを適宜かけて完成です!
焼きナスといえば、まずはシンプルなおかか醤油風味がおすすめ!やさしいナスの食感が味わえます。薄めに切ったナスはフライパンの火の通りも早く、時間も節約出来ます。焼きナスを美味しく作るにはアク抜きがポイント!塩水につけることで通常よりも早くアクが抜けます。
材 料(2人分)
ナス 4本
生姜 お好み量
醤油 適量
よく熱したフライパンに、ヘタがついたままのナスを丸ごと置く。中~弱くらいの火加減で、じっくりナスに火を入れる。
皮全体に焦げ目がつく位焼いたら、ナスを冷水にさっとくぐらせて粗熱をとる。ナスを冷水から取り出し、皮を手で剥く。ヘタを切り落とし、ナスを食べやすい大きさに刻む。
細かく刻んだ生姜と少量の醤油をかけて頂きましょう!
フライパンだと油を使うイメージですが、こちらは油なしのヘルシーレシピ。皮を剥く焼きナスです。皮を剥きやすくするために粗熱をとりますが、ナスを冷水に漬け過ぎないのがポイント!冷たくなり過ぎると皮が剥きにくくなります。皮にしっかり焦げ目がつく位、フライパンでじっくりと10分位焼きましょう。中がトロ~っとしたナスの甘みを堪能できます。
材料 (2人分)
茄子 2本
長ネギ 5㎝位
■ ☆調味料☆
めんつゆ 50cc
ラー油 3押し
胡麻油 小さじ1/2
お酢 小さじ1
生姜チューブ 5㎝位
くし形に切った茄子を10分位水につけアクを抜く。調味料はあらかじめ全部深い盛り皿に入れ混ぜておく。
油は引かずに、焼き色がつくまで両面をじっくりとフライパンで焼く。焼き上がった茄子は、用意しておいた調味料が入った器の中で、よく混ぜ合わせる。
仕上げに5㎝位の輪切りにした長ネギを焼きナスの上にのせましょう!
和の印象が強い焼きナスですが、調味料次第で中華風にも早変わり!。ごま油の香ばしさとラー油のピリ辛感が癖になる美味しさです。お酒のおつまみにもぴったりですが、ご飯のおかずとしてもパッチリ!フライパンで少し焦げ目がつく位焼くと、茄子が柔らかくなってきます。食欲がない暑い季節にもおすすめの焼きナスです。
材料(2人分)
茄子 2本
オリーブオイル 大さじ3
ジェノベーゼ(バジルソース)
大さじ2
カットトマト 50cc
塩 ひとつまみ
こしょう 少々
あらびきガーリック ひとふり
レッドペパー ふたふり
茄子はへたを落とし縦2つに切る。火が通りやすいように、茄子の皮側に3本斜めの切れ目を入れる。
フライパンにオリーブオイル大さじ1杯半を引き、茄子の皮側から焼く。焼き目がついたら裏返し、残りのオリーブオイルを加え、中に火が通るまでじっくり焼く。
カットトマト、塩、こしょう、あらびきガーリック、レッドペパーを混ぜ、口先を切った絞り袋に入れる。 ジェノベーゼソースも同様に袋に入れて盛り付けの用意をしておく。
焼きあがった茄子をお皿に並べ、③で用意したトマトソースとジェノベーゼソースを綺麗にかければ、イタリア風焼きナスの完成!
味が淡白な茄子はオリーブオイルやトマトソースとも相性抜群!香ばしい赤唐辛子が入ったレッドぺパーが味のアクセントになっています。ジェノベーゼ(バジルソース)は手作りも出来ますが、市販の物を使えば簡単で時間節約にもなります。パスタを添えればちょっとしたおもてなし料理としても使えます。ワインもすすみそうな焼きナスレシピです。
いかがでしたか?焼きナスレシピのまとめでした。難しいと思われがちな焼きナスも、フライパンを使えば意外と簡単に出来ます。夏が旬の茄子は暑い季節にはおすすめの野菜。レシピを参考に、ぜひ美味しい焼きナスを作ってみてください。最後までお読み頂きありがとうございました!
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