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ラムとマトン。何が違う?焼肉と言えば牛より羊な私がお伝えします。

焼肉屋さんで、よく見かけるラムとマトンの文字。両方羊の肉だということは大体わかるけど、いまいちよくわからない!という方へ。ジンギスカンが有名な「遠野市」がある岩手在住の私がラムとマトンの違いを皆様にお伝えできればと思います。どちらも、美味しいですよ~

ラムとマトンの違いとは?①それはズバリ。子供か、大人かの違いです。

他の肉は、部位によって名前が変わるので、ラムとマトンも、もしかして部位の違い?と、思いきや。そうではなく、成長具合の違いで呼び方が変わるんです。

まずはラム。

ラム(英: Lamb)は、永久門歯がない、(およその目安として)生後12か月未満の羊、またはその肉(羊肉)。

出典:https://ja.wikipedia.org

地方にもよるのかもしれませんが、私の住んでいる地域では、丸い形にスライスされたラムの肉がスーパーでも販売されており、いつでも食べることができます。

こちらは生ですが、スーパーでは冷凍されて販売されていることが多いです。

では、マトンは?

マトン(英: Mutton)は、メスまたは去勢されたオスのうち永久門歯が2本以上の羊、またはその肉。一般的に羊の永久門歯は生後約1年で2本になるので、生後1年以上の羊をマトンと説明している場合も多い。

出典:https://ja.wikipedia.org

こちらのマトンは、味付けされて販売されていることが多いように思います。

ラムとマトンの違いとは?②味の違いってあるの?

<ラム>

柔らかくて、クセや臭みが少ない。

<マトン>

ラムよりも少し臭みはあります。固さもマトンのほうがしっかりしています。

食べ慣れていると、そんなには気にならないです。

牛肉などの肉の臭みが気にならない方であれば、ラムもマトンもおいしく食べられると思います。ラム肉に比べて、マトンのほうが後から浸透してきたような感じがあるので、抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ぜひ挑戦してみてください。

ラムとマトンを使ったおすすめのレシピあれこれ

ラムやマトンと言えば「ジンギスカン」という方も多いと思います。焼肉のように肉と野菜を別に焼く方法、鉄板焼きのように野菜と混ぜて炒める方法、どちらもおいしいですよね。他にもラムチョップなどを使ったレシピがあるので、ご紹介していきます。

ラムやマトンを使ったレシピ①簡単生ラムジンギスカン

2人分

<材料>

生ラム 300g
玉ねぎ 1玉
人参 0.5本
しめじ 0.5株
ほうれん草(ピーマンでも良い) 1束

■ 調味料
ジンギスカンのタレ 適量
レタス 2枚

<簡単生ラムジンギスカンのレシピ>

レシピ①

玉ねぎ、人参、ほうれん草(またはピーマン)を千切りにする。

レシピ②

生ラム、玉ねぎと人参をフライパンで炒め、野菜に火が通ったら、しめじ、ほうれん草の順に入れて軽く炒める。
(野菜は決まったものでなく、キャベツなどあるもので代用してもOK!)

レシピ③

ジンギスカンのタレ。

いろいろありますが、普通の焼肉のたれでもおいしくできますよ♪

レシピ④

お皿にレタスをひき、炒めたジンギスカンを盛り付ける。

好きな野菜と一緒にモリモリ食べよう!

私のおすすめの野菜は、キャベツ、もやし、玉ねぎなどですが、どんな野菜とも合うので、好きな野菜と一緒にたくさん食べたいですね。ジンギスカン鍋がなくても、フライパンやホットプレートでもできますよ。

ラムやマトンを使ったレシピ②マトンキーマカレー

5~6人分

<材料>

マトン 1Kg
たまねぎ 3個
トマト缶 1缶
おろし生姜 大匙2
おろし大蒜 大匙2
チリパウダー 小匙1
ターメリックパウダー 小匙1
クミンパウダー 大匙1
コリアンダーパウダー 大匙1
シナモンスティック(10cmぐらい) 2本
カルダモン(ホール) 4個
クローブ(ホール) 8個
ローリエ 3枚
サラダオイル 150cc
塩 大匙1

<マトンキーマカレーのレシピ>

レシピ①

たまねぎはヘタを落とし皮を剥き出きるだけ繊維方向に薄くスライスする。
マトンはフードプロセッサーでミンチにする

レシピ②

鍋にサラダオイルを熱して温まったら
たまねぎを入れ色が薄茶色になるまで焦がさないように強火で炒めます

レシピ③

2にトマトとマトン以外の材料を入れて更にペースト状になるまで炒めます。

レシピ④

3にマトンをいれ絡めるように強火で炒めます。
水分が足りないようなら少量のお湯を足して焦がさないように炒めます。
(おかゆ程度の水分がある状態にします)

レシピ⑤

マトンに火が通ったら味見をして塩見が足りないならここで微調整します

レシピ⑥

塩を足したら5分ほど煮込んでトマト缶をよく潰して投入し、15分ほど煮込んで出来上がり
(カットトマト缶を使うと便利!)

スパイス一杯の本格キーマカレー

これだけ手を書け、スパイスをたくさん使って調理をしたら、マトンの臭いが苦手な方でも食べられそうです。ご飯だけでなく、ナンも準備したいですね。

ラムやマトンを使ったレシピ③ラムの和風オニオンステーキ

4人分

<材料>

ラムロース骨つき肉 12本
たれ
 玉ねぎ 1と1/2個
 にんにく(大) 1かけ
 酒 大さじ2
 塩 小さじ1/2
 こしょう 少々
バター 大さじ2
サラダ油 大さじ1

調味料A
 しょうゆ 大さじ2
 塩 小さじ1/4
 こしょう 少々

つけ合わせ
 もやし 150g
 にら 1束
 サラダ油 大さじ1
 塩 少々
 こしょう 少々

<ラムの和風オニオンステーキのレシピ>

レシピ①

・たれ用の玉ねぎ、にんにくはすりおろしてボールに合わせ、酒、塩、こしょうを加えて混ぜ、下味としても使う。
・たれを、ラムを並べたバットに入れる。

レシピ②

・たれをラムにまんべんなくまぶしつけ、20分ほどおいて味をつける。
・つけ合わせのにらは長さ3cmに切る。
・もやしは洗って水けをきる。
・フライパンにサラダ油を熱し、にら、もやしを入れて強火で炒め、しんなりとしたら、塩、こしょうで調味し、器に盛る。

レシピ③

・下味に使ったたれで、焼いたラムにかけるソースを作る。
・ラムについているたれを手でこそげ落とし、バットに残った分といっしょにする。
・小鍋にバターを溶かし、たれを入れ、へらで混ぜながら、弱めの中火で3~4分、焦げないように炒め、調味料Aを加えて混ぜる。

レシピ④

・フライパンにサラダ油を熱し、ラムを入れて両面こんがりと強火で焼きつける。
・焼きすぎると肉が堅くなるので注意。
・つけ合わせを盛った器に盛り、3.のソースをラムの上にのせる。

ギャートルズみたい!?思いっきりかぶり付けるラムチョップ

厚さがあり、食べ応えがあるラムチョップ。骨を持ってかぶりつくと、もう感激のうまさです。本当に新鮮だと、レアでも食べられることもありますが、よく火を通して食べましょう。肉の間に切り込みを入れると火が通りやすくなりますよ。

<まとめ>焼肉にもラムやマトンは大活躍!休日はみんなでBBQ!

こちらは遠野市のジンギスカンバケツです。

家で手軽に食べられるラムやマトンを使ったジンギスカンは、バーベキューでも大人気です。ぜひ晴れた日に、気の知れた仲間とビール片手に楽しんでみるのもいいと思います。また、北海道や岩手県の遠野市などを訪れた時はぜひ地元のラムやマトンを味わってみてくださいね。

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