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    メレンゲを使ってフワフワ♪極厚ホットケーキを簡単に作るコツ

    ふんわりとした極厚ホットケーキ。最近では専門店に大行列ができるほど大人気ですね。実は、メレンゲを使えば専門店の極厚ホットケーキが簡単に作れてしまうのです。メレンゲを上手に作るコツを覚えて、素敵なティータイムを演出しちゃいましょう♪

    夢のような極厚ホットケーキ…ご自宅で手軽に作りたくありませんか?

    おしゃれなカフェで食べる、極厚のホットケーキ。こんなフワフワのホットケーキを自分で作ることができたらいいな~って思ったことはありませんか?でも、専用の器具が必要そうだし、なんだか難しそう…。いいえ、実はメレンゲさえ作ることができれば、後はとっても簡単に極厚ホットケーキが作れるのです。専用の器具も必要ありません。メレンゲをちゃんと作るにはほんのちょっとコツが必要ですが、お約束を守って作れば大丈夫。それでは、メレンゲを上手に作るコツを中心に、極厚ホットケーキの作り方をご紹介いたします。

    極厚ホットケーキの作りやすい分量

    ここでは主に作りやすい分量を紹介いたします。

    分量 直径10センチ2枚分
    ホットケーキミックス 100グラム
    牛乳 100cc
    卵 2個
    サラダ油 大さじ1
    砂糖 30グラム

    1リットルの牛乳パック 1本分

    ホットケーキたね用の卵黄と、メレンゲ用の卵白に分けましょう

    まずは、卵を卵黄と卵白に分けます。卵黄はホットケーキたね、卵白はメレンゲを作る際に使用します。また、メレンゲに使用する卵白には、卵黄が混ざらないように気をつけましょう。卵黄が混ざってしまうと、しっかりとしたメレンゲになりません。卵黄と卵白を分けるのが苦手な方は裏技を使ってみてもいいかもしれません。

    裏技その1「ペットボトルで吸う」

    ペットボトッルの腹をへこませながら持ち、口を卵黄に当てながら手を緩ませて吸い込む方法です。吸った卵黄は別の容器にうつします。

    裏技その2「スプーンですくう」

    カレー用など大きめのスプーンでそっとすくう方法です。意外と簡単に黄身だけがすくえます。

    次にホットケーキのたねを作りましょう

    ボウルに牛乳、卵黄、サラダ油、ホットケーキミックスを入れてよく混ぜます。全体的にしっかり混ざっていればOK。あまりホットケーキたねを混ぜすぎると小麦粉のねばりが強くなり、ホットケーキが膨らみにくくなります。

    混ざったらラップをかけて、メレンゲを作っている間ホットケーキたねを冷蔵庫で休ませます。

    さあ、いよいよメレンゲ作りです

    いよいよメレンゲを作っていきます。作り方のコツは④からですが、①~③までにメレンゲ作り成功の秘訣が載っているのでここも目を通して下さい。

    ①使用する器具は汚れや水分の付いていない清潔なものを使う

    メレンゲ作りに使用するボウルや泡だて器に水分や油分が残っている事は絶対にNGです。「どうせ後で混ぜちゃうし、少しぐらいホットケーキミックスがついていてもいいや!」なんて思ってそのまま使ってしまうと、しっかりとしたメレンゲにはなりません。しっかりと洗って水分もしっかりと拭き取り、清潔なものを使うようにしましょう。

    ②新鮮な卵を選ぶ

    メレンゲ作りに使用する卵は新鮮なもの選ぶようにしましょう。卵は古くなると、卵白のプリプリとした濃厚な部分がサラサラとした水っぽいものに変化してしまいます。卵白が水っぽくなるとメレンゲを泡立てたときに気泡が安定せず、ツノを保つことができなくなります。

    ③卵白はしっかりと冷やしておく

    メレンゲに使用する卵は、しっかり冷やしておいたものを選びましょう。氷を入れたボウルを用意し、卵白の入ったボウルを氷の入ったボウルの上に重ねて、ボウルの底を冷やしながら作業をしてもいいと思います。事前に準備をしなくてはいけませんが、冷凍した卵白を解凍して使用しても簡単にメレンゲが作れます。

    ④ほんの少量の塩を加える

    まず、塩をほんの少し入れます。この段階ではまだ砂糖は入れません。塩にはタンパク質を固まらせる性質があり、その作用を促すために最初に塩を加えます。ここで注意することは入れすぎないことです。本当に気持ち程度で大丈夫なので、しょっぱくならないように気をつけて下さい。

    ⑤砂糖を数回に分けて加える

    このくらい泡立ってきたら、少しずつ砂糖を加えていきます。一度に沢山加えてしまうと気泡が潰れてしまうので、泡立てながら数回に分けて加えます。砂糖には気泡を安定させる作用があるので、ここでメレンゲの固さを調整していきます。目安としては、つやが出てきたら一度ハンドミキサーを持ち上げてみてください。ピンとツノが立てば、メレンゲのできあがりです。

    こんな感じに出来上がったらメレンゲ作り大成功♪

    ホットケーキたねとメレンゲを混ぜましょう

    休ませておいたホットケーキたねと、メレンゲの3分の1を混ぜます。混ざったら、残りのメレンゲをホットケーキたねに加えてさっくりと切るように混ぜていきます。混ぜすぎるとメレンゲが潰れてしまうので、軽く全体がなじむ程度で大丈夫。メレンゲの白いすじが残っていてもOKです。これでホットケーキたねの完成です。

    専用器具がなくても大丈夫!牛乳パックでセルクル代用♪

    ホットケーキを分厚く作るために必要な型を作ります。セルクルという専用の型もありますが、牛乳パックで代用可能です。作り方も簡単です!

    牛乳パックを開いて、細長く切ったパーツをホチキスでとめるだけ!

    牛乳パックを開いて、写真のように細長いパーツを作ります。作ったパーツを2枚使って直径10センチほどの円形を作り、ホチキスでとめます。これでホットケーキ型は完成です。このまま使っても大丈夫ですが、クッキングシートを内側に敷くと更に使いやすくなります。

    あせらずじっくり焼いていきます

    ホットケーキたねを型に半分ほどいれ、蓋をして弱火で30分ほど焼きます。ホットケーキ型に高さがあるためフライパンの蓋が閉まらない場合は、大きい金属製のボウルをホットケーキ型にかぶせてもOK。

    30分ほどするとホットケーキの表面が乾いて気泡が出てきます。そうしたら、裏返して焼き目をつけたら、極厚ホットケーキの完成です。

    内側にクッキングシートを敷かずに作った場合、型にホットケーキがくっついて見た目がちょっと汚くなってしまうことがあります。しっかり冷ましてから取り出すときれいに取れやすいのですが、やっぱり作りたてが食べたい!という時は内側にクッキングシートを敷くことをオススメします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。フワフワに仕上げるにはメレンゲが重要ですが、もしメレンゲ作りがうまくいかなくても美味しいホットケーキに仕上がるので是非チャレンジしてみてください!メレンゲで作るとスフレっぽく、そうでない場合は普通のホットケーキっぽくなる感じです。焼くのには時間がかかりますが、出来上がった時のワクワク感はたまりません♪

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