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気分改善と記憶力を高める?! レモンバームの心と体に優しいレシピ

長寿のハーブとして知られるレモンバームは、ギリシャ神話に由来するメリッサという学名とハチが集まる意味のビーバームという別名があります。リラックス効果や脳の活性化に効果が期待されるレモンバームの飲食用レシピとレモンの香りを活かしたバスタイム用レシピを紹介します。

レモンバームのハーブティーを毎日飲むと長生きする?! ~レモンバームレシピ~

爽やかなレモンに似た香りのレモンバームは、ハーブティーとして使われたり、お料理に添えたり、生で食したりすることも出来ます。また、リラックス効果のある香りと収斂作用を活かした化粧水や入浴剤としても使われ、多様な楽しみ方が可能なハーブです。

また、レモンバームのサプリメントでは気分改善と記憶力を高める効果があるとも言われています。

昔からハーブティーとしても広く飲まれ、慢性の気管支炎や熱、頭痛に効果がある他、老衰の予防にも優れているという逸話も残っているため、「長寿のハーブ」と言われています。

レモンバームの効果・効能

レモンバームによる効果や効能をまとめました。
・気持ちをリラックスさせる
・記憶力を高める
・神経性の頭痛をやわらげる
・安眠効果がある
・食欲や消化を促す効果
・解熱・発汗作用がある
・肌を清潔にやわらかく保つ
・収れん作用
・虫刺されなどの皮膚の炎症を抑える

美味しいレモンバームティーの淹れ方  ~レモンバームレシピ~

レモンバームティの淹れ方  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料はレモンバームの葉とお湯です。
レモンバームが6~10枝、お湯はティーポット1杯分です。
レモンバームの葉をたくさん入れすぎると渋くなることもあります。

レモンバームブレンドティの淹れ方

レシピ
レモンバームとハーブのブレンドティー
レモンバーム1枝
レモングラス1枚
ペパーミント 3枚ほど
お湯適量

レモンバームの量とお湯の量はお好みです。淹れる時間も、お好みの香りと色でどうぞ。

レモンバームを使ったお料理レシピ  ~レモンバームレシピ~

レモンバーム水  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料
レモン 2個
砂糖 300g
水 3カップ
レモンバーム  10本(生のもの15cm)
クエン酸 大さじ3

作り方
1.皮をむいたレモンを輪切りにして、水と砂糖と一緒に鍋で煮る、沸騰したらレモンバームとクエン酸を入れ、火を止め冷まし香りをだす。
2.冷めて香りが着いたら、レモンバームを取り出し、茶濾しでこして、保存容器に移す。
3.水や炭酸で割って飲む。

作っておくと、カルピスのように飲めるので便利です!クエン酸は薬局で売られています。

ハーブビネガー   ~レモンバームレシピ~

アップルビネガーやワインビネガーに好きなハーブを入れるだけ!お肉やお魚の焼き上がりにかけたり、サラダのドレッシングに使ったりできます。

レシピ
材料
レモンバームと好きなハーブ 適量
作り方
1.生レモンバームと生ハーブを水で軽く洗いざるに干し、水分をしっかりと乾かす。
2.好みの酢の瓶にレモンバームとハーブを入れる。(ハーブが空気に触れないように)
3.冷蔵庫で1~2週間で完成。
ハーブを入れたままにすると酢が茶色くなるので、香りが着いたら、ハーブをピンセットで取り出してください。

ハーブビネガーに蜂蜜を入れ、ミルクで割るとラッシーのような飲み物になります。美味しいですよ。

レモンバームのドレッシング  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材 料
レモンバームの葉20枚くらい
マヨネーズ大1
ヨーグルト大1
塩コショウ少々
はちみつ小1

作り方
1.生レモンバームの葉をみじん切りにする。
2.マヨネーズ、ヨーグルト、塩コショウ、はちみつと1.を混ぜて完成。
爽やかな香りのするドレッシングです。

レモンバームのアジアンまぜご飯  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料
レモンバーム 約30g〜40g
しょうが  40g
セロリ 1/2本
サラダオイル  大さじ1
米 3合
ココナッツパウダー 大さじ1
李錦記ナンプラー  大さじ1
クコの実  大さじ1

作り方(レシピ)
1.レモンバームとしょうがとセロリは細かく刻んでサラダオイルで軽く炒めておく。
2.炊飯器に研いだ米とココナッツパウダーとナンプラーをいれ、普段の水の量よりやや少なめにしてご飯を炊く。
3.炊き上がったら1.のレモンバームを混ぜ、クコの実を散らして完成。

ハーブの香りが強すぎる時はレモンバームの炒め方を長めにしてください。

レモンバームと苺のフルーツブランデー  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料 ブランデー 1/2本、いちご 10個、レモンバーム 1枝、黒糖 大1
作り方 保存容器に材料を入れて1日漬け込む。
そのままロックでも美味しいですが、炭酸で割ったり、ミルクに少し混ぜたりしても美味しいです。

レモンバームのクッキーのレシピ  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料 (18~20枚)
バター70g
グラニュー糖 40g
塩ひとつまみ
卵20g
薄力粉100g
レモンバーム 10枚~(乾燥ハーブは大さじ1)

作り方
1.無塩バターをホイッパーで白っぽくなるまでよく混ぜ、グラニュー糖、塩を加えすり混ぜる。
2.卵黄を少しずつ加え混ぜ、薄力粉を2回に分けてふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。
3.レモンバームのみじん切りを入れさっくりとゴムベラで混ぜる。
4.棒状に成形し、冷蔵庫で冷やし固めたら、8mmの輪切りにして、150~160℃のオーブンで15分~20分焼成。冷まして完成。

美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。バターとお砂糖がたっぷりなので、食べ過ぎに注意しましょう!

レモンバームのパウンドケーキのレシピ  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料
卵2個
マーマレードジャム 60g
グラニュー糖 40g
コアントロー10g
サラダ油 20g
レモンバーム 15 〜20枚
薄力粉100g
アーモンドプードル10g
ベーキングパウダー 4g
ヨーグルト 20g

作り方
1.パウンド型に敷き紙(クッキングペーパーか上質紙)を型の内側に敷いておく。
2.オーブンを180℃に予熱しておく。
3.材料をすべてフードプロセッサーに入れ、オールインワン製法でザクザクと混ぜる。
4.3.の生地を1.の型へ流しいれ、2.のオーブンで25分~30分焼成する。
5.竹串をさして、生地がついてこなければ、完成。

焼きたてよりも、時間をおいて、しっかり冷めてからの方が味がなじんで美味しいと言われます。翌日も美味しいですよ。

レモンバームを使ったバスタイムのレシピ  ~レモンバームレシピ~

手作り化粧水   ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料
水 100ml
グリセリン 5ml
レモンバーム 1枝

使い方
スプレーのついた容器に水とグリセリンとレモンバームを入れよく混ぜ、冷蔵庫で保管して、水が透明なうちに使い切ります。肌の弱い人は、パッチテストをしてから使用してください。

レモンバームをそのままにしておくと、化粧水が茶色くなるので、化粧水に香りが着いたら、ピンセットでレモンバームを取り出してください。

まめに作って冷蔵庫で保管すれば、化粧水が腐る事はほとんどありません。水とグリセリンとハーブの化粧水はとても経済的です。尿素水を混ぜると踵や肘にも使えます。

ハーブローション  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材 料
レモンバーム(乾燥したもの) 小さじ2 
マリーゴールド(乾燥したもの) 小さじ1 
はちみつ 小さじ1/2
お湯 150cc

作り方
1.鍋にレモンバームとマリーゴールドを入れて150ccのお湯を入れて火にかける。
2.沸騰したら火を止めてはちみつをいれかき混ぜ、自然に冷めるまでふたをして置いておく。
3.ガーゼでこして完成。
乾燥しやすい肌に効果があると言われます。

香りがよくて、しっとりします。湿度が少なくてとても乾燥している季節には、ホホバオイルも併用します。

バスタイムにレモンバームの香りを!  ~レモンバームレシピ~

レシピ
材料
レモンバーム 3枝ほど
ペパーミント 1枝ほど
使い方
木綿の布袋に入れて口をひもでしばってお風呂の中でもみほぐします。

レモンバームとミントのすがすがしい香りが気持ちをリフレッシュしてくれます。夏にぴったりです。

レモンバームのレシピのまとめ  ~レモンバームレシピ~

いかがでしたでしょうか?リラックス効果や脳の活性化、記憶力を高めることなどに効果が期待されるレモンバームの飲食用レシピとレモンの香りを活かしたバスタイム用レシピを紹介しました。

レモンバームは、比較的丈夫なハーブですから植木鉢や庭先で簡単に育てることが出来ます。耐寒性があり宿根草なので、真冬は葉が落ち枝だけになってしまいますが、水を切らさなければ春先には自然と根元から芽が生えてきて、4月頃からレモンバームの回りに良い香りが漂います。

詳しいレシピは、記事に書いてありますが、最も簡単なハーブティーとしてはレモンバームの葉を5,6枚摘んでカップに入れ、そこにお湯を注ぎ、蜂蜜を入れ少し甘くしてレモンの香りがしてきたら、飲めます。ホットレモンのようで気分がリフレッシュしますよ。

香りを楽しむレシピを参考にしながら、ハーブとともに優しい日々をお過ごしくださいね。

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