2016/04/24
nium
2016/04/28 更新
ブームになっている手作りパン。初めてお家でパン作りに挑戦する方におすすめなのが丸パンです。丸パンのレシピでしっかりパン作りの基本を押さえれば具材をアレンジしたり、形状を変えたりと徐々に作れるものも増えていきますよ。レシピを参考に丸パン作りに挑戦してください。
始めにご紹介するのは一番基本になるシンプルな配合の丸パンです。油脂を使わず、水だけで捏ねているので粉の味がしっかり分かります。
●材料(10個分)
強力粉 300g
砂糖 大さじ1と1/2
塩 小さじ1
ぬるま湯 170ml
【A】
ドライイースト 小さじ1と1/2
砂糖 少々
ぬるま湯 大さじ2
仕上げ用の強力粉 適量
【基本の丸パンレシピ手順①】イーストの予備発酵
小さめの容器に【A】を入れてよく混ぜ、15分ほどおいておく。
【基本の丸パンレシピ手順②】粉類を混ぜる
大きめのボウルに強力粉・砂糖・塩を入れ、泡立て器や木べらなどを使って全体によく混ぜ、真ん中をくぼませる。
【基本の丸パンレシピ手順③】イーストと水分を加える
②の粉類のボウルに①のイースト水を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら混ぜていく。水分が全体に行き渡ったら、ボウルの中で生地と内側についた粉をスケッパーを使ってこそぐようにしてまとめて、台の上に出す。
【基本の丸パンレシピ手順④】台で捏ねる
生地を台にこすりつける動作と生地をたたきつける動作を何度かずつ交互に繰り返す。手や台に生地がくっついても気にせずにスケッパーをうまく使いながら捏ねる。生地がくっつかなくなってきたら、生地を押し出すように転がす動作も加えてさらに捏ねる。
【生地の表面がなめらかになったら】捏ね上がり。生地をボウルに戻し、濡れ布巾をかけて30℃で1時間ほど発酵させる。
【基本の丸パンレシピ手順⑤】成形〜二次発酵
生地が2倍くらいに膨らんだら、げんこつで数カ所ゆっくり押すようにしてガスを抜いていく。生地の重さを量り、スケッパーを使い生地を10等分に分ける。
生地のなめらかな面が表面にくるように生地を引っ張りながら丸め、底の部分はしっかりとつまんで閉じる。オーブンシートを敷いた天板に並べて濡れ布巾をかけ、20~30分ほど二次発酵をとる。
【基本の丸パンレシピ手順⑥】焼成
二次発酵の途中でオーブンを200℃に温め始める。
発酵が終わった生地の表面に茶こしを使って強力粉を軽くふる。200℃で20分焼いたら完成。
初めてパンを作るなら色々考えるよりもまずはレシピ通りに作ってみましょう!始めは上手にできなくても何度も繰り返し作ればコツがつかめます。
●材料(大きめ8個)
強力粉 200g
全粒粉 30g
砂糖 20g
塩 3g
マーガリン 15g
ドライイースト 3g
牛乳 150~180cc
レーズン 40g
胡桃 15g
【レシピ①】レーズンは半分の大きさに切り、お湯に10秒ほど漬けておく。胡桃はローストして適当な大きさに刻む。
【レシピ②】粉2種・砂糖・塩・イースト・牛乳を混ぜて生地を作り台で捏ねる。しばらく捏ねたら、マーガリンを加えて軽く捏ねる。
【レシピ③】生地を大きく広げ、①のレーズンと胡桃を加えて生地全体に行き渡るように捏ねる。捏ね上がったら30℃で60~80分一次発酵をする。
【レシピ④】生地を8分割して軽く丸めて15分のベンチタイムをとり、生地の空気を抜くように一度つぶしてからもう一度丸めなおす。天板に並べて30~40分二次発酵。
200℃に予熱したオーブンで18分焼いたら完成。
生地の中に材料を加えれば色んなバリエーションが楽しめるのが丸パンのいいところ。このレシピでレーズンと胡桃の混ぜ方を参考にしてみてくださいね。
●材料(6個分)
強力粉 200g
薄力粉 50g
ドライイースト 小さじ1/4
砂糖 15g
塩 4g
ぬるま湯 150cc
無塩バター 10g
コーン 100g
【レシピ①】コーン以外の材料で生地を捏ねる。生地が捏ねあがったら水気をしっかり拭き取ったコーンを潰さないように生地に混ぜ込んで、一次発酵をとる。
【レシピ②】生地を6等分して軽く丸め15分ベンチタイムをとる。生地のガスを抜いて丸め直し、天板にのせて二次発酵をとる。
【レシピ③】焼く直前に生地の表面に茶こしで薄く強力粉をふり、ナイフなどでクープ(切り込み)を入れたら180℃に温めたオーブンで15~18分焼いて完成。
コーンの甘さがクセになるコーンパンも作り方は丸パンと同じ作り方でできちゃいます。コーンを潰さないために生地作りの最後に混ぜ込むのがポイントです。
●材料(4人分)
強力粉 250g
黒ごま 大さじ2
砂糖 20g
塩 2g
バター 10g
スキムミルク 大さじ1
水 160ml
ドライイースト 3g
【レシピ①】黒ごまは粉類と一緒に始めから合わせておく。バター以外の材料で生地を捏ねて、しばらく捏ねたらバターを入れて捏ね上げる。
【レシピ②】一次発酵→ベンチタイムをし、丸めなおして二次発酵をとる。
180℃に温めたオーブンで15分焼いたら完成。
ごまのプチプチ食感と香ばしさがクセになる丸パンです。粉と一緒に混ぜるだけなので基本のレシピと同じように作れば大丈夫。
●材料(手のひらサイズ10個分)
強力粉 200g
薄力粉 50g
ココア(無糖) 30g
砂糖 40g
塩 4g
ドライイースト 4g
バター又はマーガリン 30g
牛乳 180ml
【レシピ①】HBに生地の材料を全て入れて生地を作る。手捏ねのときも始めから粉類にココアを混ぜて生地を捏ねる。一次発酵をとり、10分割したら軽く丸め、15分ベンチタイムをとる。
【レシピ②】生地を潰してガスを抜いたらもう一度丸めなおす。天板にのせて二次発酵をとり、180℃に温めたオーブンで12分焼いたら完成。
ココアの風味がふんわり香るココアパンも粉類にココアを混ぜ込むだけで作れてしまいます。ココア生地でチョコレートを包むとリッチなチョコパンにもなりますよ。
●材料(8個分)
強力粉 200g
ドライイースト 小さじ1
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/2
卵黄 Mサイズ1個分
無塩バター 20g
牛乳 130~140ml(卵黄の量に応じて調整する)
【成形用】
プロセスチーズ 100g
つや出し用溶き卵 適量
ドライパセリ 適量
【レシピ①】【パン生地】の材料を使い生地を捏ねて、一次発酵をとり、生地を8等分して丸め、ベンチタイムを15分とる。ベンチタイムの間にプロセスチーズは1cm角に切り分け、8等分にしておく。
【レシピ②】生地を手で押さえて平らにして手のひらくらいの大きさに広げる。生地の中央にチーズをのせて、周囲の生地を中央で集めて包み、合わせ目をしっかり閉じておく。
【レシピ③】二次発酵をとり、焼く前に表面に薄く溶き卵を塗り、ハサミで十字に切り込みを入れる。(溶き卵は塗っても塗らなくてもお好みで)
180℃に温めたオーブンで15分ほど焼いたら完成。仕上げにドライパセリをふる。
基本の生地で色んな材料を包んで楽しめるのも丸パンの魅力的なところではないでしょうか。初めて具材を包むならしっかりしたチーズが包みやすくおすすめですよ。
●板チョコ ●あんこ ●カスタードクリーム ●クリームチーズ
●ポテトサラダ ●カレー など
お家にあるもので色々お試しください!
丸パンの基本レシピ〜アレンジレシピをご紹介しましたがいかがでしたか?
シンプルだけれど色んな具材をプラスして楽しめる丸パン、レシピを参考にあれこれ工夫して手作りパンを楽しんでくださいね。
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