2016/04/24
nium
2016/04/26 更新
その食べやすさ、栄養の観点から、離乳食レシピでも活躍している【しらす干し】。事実、カルシウムを筆頭に、体にうれしい栄養がたくさん含まれています。そんな【しらす干し】のおいしさ、栄養効果を引き出すレシピを3つご紹介いたします。
しらす干し100gで、1日分のカルシウムが摂取できるそうです。
カルシウムの他に、魚の脂肪酸DHAやEPAも多く含まれています。
また、しらす干しには、以下のような効果があります。
・高血圧や動脈硬化の原因となる血中のコレステロールを減らす。
・血液が凝固するのを防ぎ、血栓予防の効果をもつ。血液中の中性脂肪値を低くする。
・ガン予防やリウマチにも効果発揮。
・老人性痴呆症にも効果。
・頭の働きをよくする。
一匹一匹は小さくても、しらすは立派な魚。
その体には、たくさんの栄養が詰まっています。
小さいからこそ、一度にたくさん食べられることも魅力です。
そんなしらす干しを使ったレシピを、これからご紹介しようと思います。
しらす干しに多く含まれているたんぱく質やビタミンB1、B2をうまく取り入れるためには、豆腐やクルミと一緒に食べることをおすすめします。
また、相乗効果によって、脳や細胞の老化を防いでくれます。
そんな豆腐やクルミを使った老化防止しらす干しレシピが、こちらになります。
【材料 ※4人分】
しらす干し:お好みの量で
グリーンリーフレタス:100g
絹豆腐:1丁
★クルミソースの材料
サラダ油:大さじ2~3
にんにく(みじん切りにしたもの): 2かけ
生姜(みじん切りにしたもの):1かけ
クルミ:40g
長ネギ:1/2本
しょうゆ:小さじ2
豆板醤:小さじ1
ごま油:小さじ2
にんにくと生姜をみじん切りにします
長ネギをみじん切りにし、ボウルに入れ、しょうゆ、豆板醤、ごま油を加えて混ぜ合わせます。
熱したフライパンにサラダ油を敷き、ニンニクとショウガのみじん切りを中火で炒めます。
良い香りがしてきたら、強火に変え、クルミを入れます。
しばらく炒めたら、②のボウルの中に入れ、冷まします。
皿に1口大にちぎったグリーンリーフレタスを敷き、絹豆腐をのせます。
その上へ、しらす干しをのせます。
レシピ④のソースをかけたら完成です。
画像には、刻んだダイコンも加えてありますが、ダイコンには、しらす干しに含まれている必須アミノ酸リジンの吸収を阻害する物質が含まれているので、今回のレシピでは省略させていただきました。
一方で、ダイコンはビタミンCが含まれているので、しらす干しに含まれているカルシウムなどの吸収を活発にしてくれます。
レシピにダイコンを追加したい場合は、【酢】の入ったドレッシングをかけて食べましょう。マヨネーズでもOKです。
たまねぎと酢、しょうゆだけ使ったシンプルなレシピです。
たまねぎの血液凝固を抑制する作用が、しらす干しに含まれているタウリン(コレステロールの体外排泄を促す成分)を強化してくれます。
中性脂肪を減少、動脈硬化や脳血栓、心筋梗塞の予防に効果があります。
シンプルなレシピですが、その栄養効果はバツグンです。
【材料 ※2人分】
しらす干し:大さじ2
たまねぎ:1個
酢:大さじ2
しょうゆ:小さじ2
たまねぎを縦に薄切りにし、水にさらし、ざるにあけて水をきります。
ボウルに、しらす干しと酢を入れて混ぜ、たまねぎを加えて和えます。
器に①を盛り付け、しょうゆをかければ完成です。
最後はパスタレシピをご紹介いたします。
しらす干しは、ほうれん草との相性もグッドです。
ほうれん草の増血作用との相乗効果で、学習能力や集中能力を高め、脳の老化防止になります。また、体も温まります。
【材料 ※2人分】
しらす干し:50g
ほうれん草:1わ
にんにく:1片
レモン:適宜
スパゲッティ:160g
塩:適宜
オリーブ油:大さじ3
塩を加えた熱湯でスパゲッティを茹でます。
お湯の量や茹で時間は、購入したスパゲッティの袋の説明文をご参照ください。
茹でたほうれん草を、3cmの長さに切り、しぼって水気を取ります。
にんにくを、包丁の腹でつぶします。
スパゲッティが茹で上がったら、オリーブ、にんにく、ほうれん草、しらす干しを加えて和えます。
少量の塩で味をととのえ、皿に盛り付けたら完成です。
お好みでレモンをかけてください。
しらす干しの栄養的価値と、レシピをご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。
しらす干しは、柑橘類やお酢(ポン酢でもOK)と一緒に摂取すると、クエン酸などの働きによって、カルシウムが吸収されやすくなるそうです。
こちらの知識も、しらす干しレシピにご活用いただければ幸いです。
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