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みんな大好きな定番料理カレー!賞味期限はどれくらいなのでしょう?

子供も大人も大好きなカレー。何日もカレーが続いても大丈夫というほどカレーが大好きな人もいるようです。家でカレーを作ったあと、翌日も食べるという家庭は多いと思いますが、カレーの賞味期限ってどれくらいなのでしょうか?今回はカレーの賞味期限について調べてみましょう。

カレーとは?

カレーは、カリーとよばれるインド料理を元にイギリスで生まれ、日本でカレーとして発展しました。

日本では、「日本人の国民食」とよばれるほど人気のメニューで家庭料理の定番でもあります。 小中学校の給食メニューの人気アンケートでもつねに上位のカレーはみんな大好きなメニューです。

カレーの賞味期限は?

カレー好きな方にとっては、作ってすぐのカレーより1日おいた翌日のカレーの方が凝縮していて美味しいと、1日おいたカレーを楽しみにしている方も多いとか・・・

しかし、そのカレーは本当に大丈夫?
特に夏場の1日おいたカレーはちょっと危険な感じがしませんか?

カレーの賞味期限についてきちんと調べてみましょう。

まずは賞味期限とはなにか?

カレーの賞味期限について調べる前に、賞味期限とは何か調べてみましょう。

食べ物の期限を示す表記には「賞味期限」と「消費期限」があります。
今回はこの違いについて調べてみましょう。

賞味期限(しょうみきげん)とは、劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の全ての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。
この表現の期限は、衛生面による問題よりも品質を問う部分に依存するため、主に長期間衛生的に保存できる加工食品に用いられる。製造日を含めて概ね5日以内に急速な品質の低下が認められる食料品については、「消費期限」で表現される。

出典:https://ja.wikipedia.org

賞味期限と消費期限にはこのような違いがあるのですね。
では、次にカレーの賞味期限について調べてみましょう。

意外と短いカレーの賞味期限!

なんと、基本のカレーの賞味期限は1日といわれています。
しかも、それは冬場での話です。夏場なら1日ももたないこともあるといわれているそうです。
実は、夜にカレーを作り、翌日昼に残りのカレーを食べたら「食中毒」になった、なんて話もあるそうです。

では、カレー専門店などで数日間煮込んだ美味しいカレーなんて宣伝しているのはなぜでしょう?

それは、カレー専門店の場合は、ずっとかき混ぜながら加熱し続けていますし、痛みが早いジャガイモは入っていないことが多いです。確かに家庭のカレーはジャガイモが定番の具ですが、カレー専門店のカレーにジャガイモが入っている事は少ないかもしれませんね。

カレーの賞味期限が短い原因は?

カレーの賞味期限が短い原因は、菌の繁殖と熱に強いウェルシュ菌が関連しているようです。

実はカレーは作った瞬間から菌の繁殖が始まるのです。そう聞くとちょっと怖い感じがしてしまいますが、カレーの菌は作ってすぐの場合は大きな問題はありません。
問題があるのは、かき混ぜなくなったカレーの内部です。

カレーに繁殖する可能性のある菌は75℃以上で1分以上かきまぜていれば死滅するといわれています。しかし、その中で「ウェルシュ菌」とよばれる菌だけは、熱に強い菌なので死滅させることは困難なのです。ただウェルシュ菌は毒素が弱いので、食中毒を起こしても心配するほどではないようです。

しかし、カレーは賞味期限が短いことが分かりましたが、どう対処すればよいのでしょうか?

賞味期限が気になるカレーの保存方法は?

家庭でカレーを作った場合、そのまま鍋をコンロの上にのせて翌日までおいてしまっている方も多いのではありませんか?

実は冬場でも、カレーを保存するときは、できるだけ早めに冷まし、冷蔵保存した方が良いです。カレーを冷ます時は、自然に冷まそうと待っていると、表面は冷めても中は温かい状態で菌が繁殖しやすくなってしまいますので、かき混ぜながら冷ますのがおすすめです。
冷めたらタッパーなどにうつして冷蔵庫で保存しましょう。

少しでも長く保存したい場合は、ジャガイモなどいたみやすい野菜は入れない方が良いです。
冷蔵保存の賞味期限は、2~3日程度が目安です。

更に賞味期限を長くしたい!冷凍保存は?

冷蔵保存では2~3日はもつことが分かりました。
しかし、せっかくなら多めに作って賞味期限をさらに延ばしたいという方におすすめなのは冷凍保存です。

カレーの冷凍保存で気をつけたいのは、カレーの具材です。
具材のジャガイモは冷凍すると美味しくなくなるので、冷凍する場合はあらかじめ抜いた方が良いでしょう。カレーをよく冷ましたら、タッパーかフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
冷凍保存期間は、約1ヶ月です。

これなら賞味期限が長くなって安心ですね。

賞味期限が短い残りのカレーのおいしいレシピ!

カレーは意外と賞味期限が短いことが分かりました。
安心できる冷蔵保存、賞味期限を気にせず長く保存できる冷凍保存についても分かりましたが、できれば、すぐに美味しくカレーを食べることができたら良いですよね。

残りのカレーを使ったレシピを紹介しましょう!

定番!カレーうどん!

残ったカレーに水とめんつゆを適量いれて煮込みます。そこにうどんを加えて煮込んだら完成です。簡単で美味しい残りのカレーの定番メニュー。

おしゃれな一品に♪カレードリア!

残りのカレーと白いご飯を混ぜ合わせ、耐熱皿に入れます。その上にブロッコリーなどお好みの野菜をチーズをのせて、チーズがとろけるまでオーブンで焼きます。お好みで半熟卵をのせても美味しいですよ。残ったカレーでおしゃれなカレードリアの完成です!

子供が大好き!カレー春巻き!

春巻きの皮に残りカレーとお好みでチーズをのせて巻きます。油で揚げたら完成です。子供が好きそうな春巻きメニューです。

カレーの賞味期限について

カレーの賞味期限について調べてみました。いかがでしたか?

子供も大人も大好きな定番メニューのカレー。
つい多く作りがちな家庭料理ですが、意外と賞味期限が短い事が分かりました。
夏場だけではなく、冬場もできるだけ冷蔵保存が好ましく、更に賞味期限を延ばしたい方は冷凍保存がおすすめです。

また残ったカレーはリメイクしてすぐに食べる事も一つのアイデアですね。

みなさんもカレーの賞味期限には気をつけて下さいね。

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