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さわやかな香り♪レモン塩のレシピ4選とおススメ活用術をご紹介☆

テレビで紹介され、人気が出たレモン塩。ブームはひと段落しましたが、定番調味料として定着した感もあります。いまさら聞けない基本のレモン塩レシピとアレンジレシピ、それぞれのレシピにぴったりの活用術をご紹介します。レモン塩生活を始めている方も参考にしてみて下さい。

レモン塩は新鮮なレモンと塩で作る発酵調味料です

「"塩レモン"はレモンを丸ごと塩漬けにして発酵させたもの。北アフリカのモロッコでは調味料としておなじみで、タジン鍋の煮込み料理などにも使われているんです」と料理研究家の赤坂みちよさん。

出典:http://www.dancyu.com

テレビでも取り上げられ話題となったレモン塩。発祥の地モロッコでは、日本人にとっての味噌や醤油のような、ごく一般的な調味料です。

どうやって使うの?

レモン塩は、漬け汁も果実部分も余すことなく使うことができます。
塩代わりに使えば、いつもの料理が塩分控えめのヘルシー料理に早変わり!

 ・サラダのドレッシングに
 ・炒め物の味付けに
 ・鍋のつけダレにプラス
 ・肉や魚の下味に
 ・果肉と漬け汁をペーストにして、ソースのベースに

レモン塩は、和・洋・中なんでも使える万能調味料なのです♪

体にいいこといっぱい!レモン塩のうれしい効能

塩分をカットできる

レモンが加わる分、塩そのものより塩分濃度が低いレモン塩。塩代わりの調味料として使用することで、塩分カットの料理を簡単に作ることができます。レモンの旨みがつまっているので、物足りなく感じることはありません。

レモンにたっぷり含まれる栄養素で美肌&ダイエット効果

レモンが豊富に含むビタミンCには、メラニン色素抑制・血流促進・便秘解消などの女性にうれしい効果があります。また、レモンの香り成分であるリモネンには、食べ過ぎ抑制効果もあります。女性だけでなく美容と健康を気にする方にとっておススメの調味料です。

レモン塩を作るときの注意点

レモン塩には市販品もありますが、おススメは自家製すること。
3つのステップで作ることができるので、お料理初心者さんにも簡単です。
ただし、次の注意点を守って作りましょう。

注意点①:密閉容器を熱湯消毒してから使用する

カビや変質を防ぐため、しっかり密閉できる保存瓶を使いましょう。使用前には必ず熱湯消毒します。

注意点②:無農薬 かつ 防腐剤・防カビ剤・ワックス不使用のレモンを購入する

レモン塩はレモンを丸ごと漬け込むので、皮についている成分も一緒に摂取してしまうことになります。農薬やワックスなどは洗っても落ちないので、必ず無農薬のレモンを使うようにしましょう。

注意点③:できれば粗塩で

ミネラル豊富な粗塩を使用すると、精製塩よりもまろやかな仕上がりとなります。特に初めてレモン塩を作る方には、粗塩をおすすめします。

作ってみよう!とっても簡単な『基本のレモン塩』レシピ

まずは基本のプレーンなレモン塩のレシピをご紹介します。

材料

レシピ

①レモンの皮を洗い、水気をふき取る。両端を切り落として8等分のくし型に切る。

②保存瓶にレモンを詰める。

③塩を入れてしっかりとフタをする。

④冷暗所で保管する。レモンから出る水分を全体に回すため、1日1回瓶を上下に揺する。2~3日で水分が瓶の8分目まで上がってくるが、足りない場合は塩水(濃度10%)かレモンの絞り汁を、瓶の9分目まで注ぐ。

漬け込み期間は1週間~

レモン塩は漬け込みから1週間で使えるようになりますが、おススメは1ヶ月以上漬け置くこと。時間とともに発酵がすすみ、まろやかな味になります。1年以上の保存も可能です。(ただし、塩分濃度が低すぎると長期保存には不向きになります。)

1週間も待てないあなたに…『基本のレモン塩』レシピ【時短編】

みじん切りのレモンと砂糖の浸透圧を利用して、なんと3時間でレモン塩を作ってしまうレシピです。今日使いたい!という時におススメ。ただし保存期間は短く、冷蔵保存で2週間までです。

材料(レモン1個分)

レモン 1個
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1

レシピ

①レモンを5mm角のみじん切りにする。
②保存瓶に①の半量を入れ、上から砂糖・塩の半量をふり入れる。さらにレモン→砂糖・塩の順に加える。
③フタをして上下に振ってよく混ぜ、日の当たらない場所で3時間置く。

◆『基本のレモン塩』の活用レシピ①◆レモン塩のおむすび

暑いときや疲れたときに!酢飯とは少し違うさわやかな香りのおむすびを、レモン塩で作ります。スポーツやアウトドアに試していただきたいレシピです。

材料(1人分)

ごはん 1膳
レモン塩の漬け汁 ティースプーン1/2~1杯
レモン(フレッシュなもの)の絞り汁 少々
焼き海苔 お好みで

レシピ

ご飯にレモン塩の漬け汁とレモンの絞り汁を混ぜて握ります。お好みで海苔を巻いて完成です。

◆『基本のレモン塩』の活用レシピ②◆レモン塩入りベイクドチーズケーキ

レモン塩はスイーツにも活かせます。レモンの香りがさわやかなベイクドチーズケーキは、おもたせにもいいですね。

材料(18センチホール型 1台分)

☆クリームチーズ 200g
☆砂糖 60g
☆ヨーグルト(無糖) 200g
☆レモン塩(果実部分) 2切れ
☆卵(Lサイズ) 2個

コーンスターチ(または片栗粉) 40g

ビスケット 10枚
無塩バター(または無塩マーガリン) 30g

レシピ

【下準備】
・型にクッキングペーパーを敷く
・クリームチーズを室温に戻す
・オーブンを180度に予熱する

①ビスケットを粉々に砕く。(袋に入れて麺棒でたたくと便利)
 バターと合わせ、型に敷き詰めて冷蔵庫で冷やす。
②☆を合わせ、フードプロセッサかミキサーで攪拌する。
 ボウルで混ぜ合わせる場合は、レモン塩をみじん切りしてから加える。
③②が混ざったらコーンスターチを加えて混ぜる。
④③を型に入れ、40分焼く。
⑤粗熱が取れたら冷蔵庫で寝かせる。

ちょっとアレンジ♪『ミントレモン塩』のレシピ

ミントがふわっと香るさわやかなレモン塩のレシピ。料理にはもちろんのことドリンクとしてもおススメです。

材料

レモン 3個
乾燥ローレル(ホール) 1枚
スペアミント 10g
塩 大さじ1
水 100ml

レシピ

【1】保存容器は煮沸消毒して乾燥させておきます。レモンは表面の汚れをたわしでこすり洗いし、1個分は半分に切って果汁を絞り、残った皮は4等分に切ります。他の2個はヘタの部分は5mmほど切り落とし、1cm厚さの乱切りにします。
【2】【1】のレモン汁と塩、水、ローレルを耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W 1分)で加熱します。
【3】【2】が人肌に冷めたらレモンの皮と切ったレモンを加えます。スペアミントは洗って水けを切り、上にのせて浸します。そのまま保存容器に移し、2日常温においた後、冷蔵庫で保存します。

出典:http://www.sbfoods.co.jp

◆『ミントレモン塩』の活用レシピ①◆ソルティレモンスカッシュ

暑い夏にうれしいレモンスカッシュのレシピです。レシピでは基本のレモン塩を使用していますが、ミントレモン塩もぴったり。さわやかな香りでリフレッシュできるドリンクです。

材料(1人分)

レモン塩 大さじ1
甘味料入り炭酸水(サイダーなど) 200ml
氷 適宜
レモン塩の果実か輪切りのレモン 適宜

レシピ

材料を混ぜてグラスに注ぐ。お好みで氷やレモンを加える。

◆『ミントレモン塩』の活用レシピ②◆レモン塩ドレッシング

さわやかなドレッシングで、野菜をさっぱりと食べることができます。肉や魚のソテーにかけてもいいですね。

材料(3人分)

レモン塩の漬け汁 大さじ1/2
白ワインビネガー(又は酢) 大さじ1/2
EXオリーブオイル 大さじ2
こしょう 適量

レシピ

ボウルに全ての材料を入れ、とろりと乳化してくるまでよく混ぜる。

ちょっとアレンジ♪『はちみつレモン塩ペースト』のレシピ

ほんのり甘い、はちみつをプラスしたレモン塩のレシピ。最後にペースト状にするので使いやすく、ドレッシング・マリネ・煮物など用途の広いレシピです。

材料(レモン2個分)

レモン 2個
おいしい塩 レモンの重量の20%
はちみつ レモンの重量の15%

①レモンを洗ってヘタを取り、しっかりと水気を切って重さを量る。横半分に切って、軽く果汁を絞る。

②①のレモンを細かく刻み、保存容器に入れる。

③①で量った重量の20%の塩を加える。

④さらに、①で量った重量の15%のはちみつと絞ったレモン果汁を加える。

⑤清潔なフォークでふんわりと混ぜ、室温で4週間以上熟成させる。熟成中は1日1回フォークで混ぜる。

6週間経過したもの。このままでも料理に使えます。

8週間経過したもの。

⑥上のような状態になったら、フードプロセッサなどでペースト状にする。保存容器に戻し、冷蔵庫で保存する。(薄い板状にして冷凍庫での保存も可)

◆『はちみつ塩レモンペースト』の活用レシピ①◆サラダチキン

はちみつ塩レモンペーストをマリネ液に使用しています。野菜と一緒に食べたり、パンにはさんでサンドイッチにしたりといろいろ使えるレシピです。

材料(鶏胸肉1枚分)

鶏胸肉(皮なし) 1枚(300g)
マリネ液 小さじ6(肉50gに対して小さじ1)

<マリネ液(作りやすい量)>全て混ぜ合わせる
 白ワイン(辛口・酸化防止剤無添加)  大さじ2
 はちみつ  小さじ1/2
 はちみつレモン塩ペースト 小さじ2

レシピ

①鶏胸肉は表面の水気をふき取り、耐熱容器に入れてマリネ液をかけ、室温で1時間置く。
(※しっかり下味を付けたい時は、冷蔵庫で3~4時間漬ける。調理の30分前に室温に戻す)
途中で1度裏返す。

②ラップをかけずに300wの電子レンジで6分加熱する。

③上下を返し、再度300wの電子レンジで3分加熱する。粗熱が取れたら中まで火が通っていることを確認する。

④きちんと火が通っていたらそのまま冷ます。ストックバッグにマリネ液と一緒に入れ、冷蔵庫で味をなじませる。

◆『はちみつレモン塩ペースト』の活用レシピ②◆さばの煮付け

体にいいさばとレモン塩の組み合わせ。煮汁まで余すところなく食べることができます。はちみつでほどよい照りが出て、目にも美味しいレシピです。

材料(さば1尾分)

さば(三枚または二枚おろし) 1尾
☆しょうゆ 小さじ1~大さじ1/2
☆日本酒 大さじ1/2
☆はちみつレモン塩ペースト 小さじ1
水 200~250ml
白髪ねぎ 適量

レシピ

①☆を混ぜ合わせてタレを作る。さばに塗り、室温で1時間置く。

②フライパンか鍋に、さばを重ならないように入れる。漬け汁と水も加える。

③②を火にかけ、沸騰したら中火で煮込む。時々皮に煮汁をかける。

④10分程してさばに火が通ったら、鍋を傾けて煮汁を煮詰める。

⑤盛り付け後のさばに少しかける程度の量を残して火を止め、しばらくそのままなじませる。

⑥皿に盛り付け、白髪ねぎを散らす。

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