2016/04/24
nium
2016/04/06 更新
屋台で買うのが定番の五平餅。あの香ばしい香りにさそわれて、つい買ってしまうかたもいらっしゃるのではないでしょうか。実はわざわざお店で買わなくても、自宅であの味が作れちゃうレシピがあるんです。そんな簡単で美味しい五平餅レシピをご紹介します。
そもそも五平餅の発祥はどこなのか、名前の由来はなんなのか、ご存知の方はあまりいらっしゃらないかもしれません。
神道において神に捧げる「御幣」の形をしていることからこの名がついたとするのが一般的である。実際、「御幣餅」と表記して販売しているところもある。また五平、あるいは五兵衛という人物(樵であったり猟師であったり、また大工とするものもある)が飯を潰して味噌をつけて焼いて食べたのが始まりとする伝承も各地に形を変えて存在する。
いずれにせよ、江戸時代中期頃に木曽・伊那地方の山に暮らす人々によって作られていたものが起源というのが濃厚である。米が貴重であった時代、ハレの食べ物として祭りや祝いの場で捧げられ、食べられていた。
様々な由来・発祥説があるため上記はあくまで一例ですが、今でいう中部地方南部の山間部が発祥元で、もともと祝いの席で食べられていたものだったようです。
材料(約8本分)
もち米(米):2合(360ccくらい)
●味噌:大さじ6
●みりん:大さじ6
●砂糖:大さじ1と1/2
●白ゴマ:大さじ3
まずは、定番みそ味の五平餅レシピです。グリルで焼くので簡単ですね♪使う器具も棒とラップだけなので洗い物も少なくて済みます。
もち米は、米よりやや控えめの水分で普通に炊飯器で炊きます。●をダマにならないようによく混ぜます。
ラップにご飯をのせ、軽く手で潰しながら棒に押し付けるようにして楕円にまとめます。
※割り箸やアイスクリームスプーンを使用。
グリル中火で約1~2分両面に焼き色をつけ、甘味噌をスプーンなどで塗って更に約1分ずつ焼き、完成。
※棒はアルミで覆うと焦げません。
材料(4人分)
冷やご飯:茶碗2杯分
片栗粉:小さじ1
バター:小さじ1
<A>
味噌:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ1
砂糖:大さじ1
バター小さじ1
フライパンでできる、簡単な五平餅レシピです。バターを使っているので一味違った風味の五平餅が楽しめますね♪
冷やご飯1/4の量をラップに乗せ、片栗粉小さじ1/4をまぶしたらラップで包み、強めに握り→叩く(数回繰り返す)。ご飯が適度に潰れたら小判形に成形しておく。
①を4個分作ったら、Aをよく混ぜ合わせておく。
フライパンにバターを溶かし、①を焼き始め、②のタレを塗り、ひっくり返したらもう片面にも②のタレを塗る。
両面がこんがり焼けたら出来上がり!
材料(3~4人分)
玄米:300g(約2合)
塩:少々
串または割り箸:作る本数分
<味噌だれ>
クルミ:20g
(A)白ごま:30g
(A)味噌・醤油・みりん・砂糖:各大さじ1
<クルミ醤油だれ>
クルミ:40g
(B)はちみつ・醤油:各大さじ2
玄米を使ったヘルシーな五平餅のレシピです。お好みで、たれに山椒などを加えても美味しくいただけます♪
①ボウルに玄米ごはんを入れ、塩を少々加える。
②すりこぎなどで、少し粘り気が出る程度つぶす。(5~7分くらいすりつぶします)
③②の玄米を4等分し、串に刺し小判型に整えます。
※串をささず、小さな丸型にしても食べやすいです。
④クルミ60gを、すり鉢などですりつぶします。
すりつぶしたクルミ20gとAをよく混ぜあわせ、味噌だれを作ります。
すりつぶしたクルミ40gとBをよく混ぜあわせ、クルミ醤油だれを作ります。
⑤フライパンやホットプレートなどで、ほんのり焦げ目がつくまで焼きます。
※魚焼きグリルを使うときは、串が焦げないようにアルミホイルを巻きましょう。
⑥各たれを塗って、更に焼き、全体に焼き色が付いたら出来上がりです☆
材料(4つ分)
白米無洗米・玄米:1合
塩小匙:1
水・柚子皮:小匙2
白味噌:大匙2
柚子の入ったみそだれを使った五平餅レシピです。さわやかな柚子風味でいつもと違う五平餅が楽しめるレシピですね♪
①玄米・白米無洗米は少し柔らか目、玄米2合半の水分量で塩を加えて炊く。
②温かいうちに、水ですりこ木を濡らしながら突いて、一塊にまとまって落としても離れない位にする。ご飯を4等分して、丸めたらオーブントースターで8分焼く。
③柚子の皮を分量の水に浸して、ふやかしておく。その後柚子の皮に、浸した水ごと味噌を混ぜる。
④焼いたご飯に柚子味噌を塗って、オーブントースターで8分焼き、出来上がり。
以上、五平餅レシピ4選をご紹介しましたがいかがでしたか?どのレシピも美味しく簡単に作れるので、今まで五平餅はお店で買っていたというかたも、これを機にご自宅で作ってみてください♪
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