2015/10/13
mayumi719
日本の秋の味覚と言ったら柿ですよね。柿はとっても甘いし美味しいけど、剝き方がちょっと難しいと思って買わない方も多いのではないでしょうか。そんな苦手意識を失くすべく、今回は柿の上手な剝き方と、美味しい柿をもっと美味しく食べれる、簡単なレシピを紹介していきます。
日本では柿の多くが5月の終わり頃~6月にかけて、白黄色の少し地味な花をつけるとされています。柿の実は、秋頃に橙色になって熟れて、だんだんと甘い実になっていきます。柿の枝はと言うと、人の手を加えずにそのままほって置かれると、自重で折れてしまうこともあるなど、とても折れやすい木のようで、しっかりと手入れをすることが大事とされています。
主な品種
次郎柿(じろうがき)、富有柿(ふゆうがき)、松本早生富有、御所柿(ごしょがき)、花御所柿(はなごしょがき)、伊豆柿(いずがき)、愛秋豊、太秋柿(たいしゅうがき)、早秋柿(そうしゅうがき)等
渋柿の種類
平核無柿(ひらたねなしがき)、刀根早生柿(とねわせがき)、紀の川柿(きのかわがき)、甲州百目柿、蜂屋柿、江戸柿・代白柿(えどがき・だいしろがき)、富士柿(ふじがき)、大富士柿、愛宕柿(あたごがき)等
いくつか聞いたことのある名前の柿もあるのではないでしょうか。
他にもまだまだ種類はあるので、柿は意外と奥深いものなのかもしれませんね。
①まず始めにピーラーを準備します。
②柿のヘタを取り、上と下を丸く剝いていきます。
③きれいに丸く剝けたら、ピーラーで上から下に向かって剝きます。
④十字に切り込みを入れ、4つにしたら種をくりぬいて完成です。
柿の剝き方についてレクチャーしましたが、この方法は梨やりんごの剝き方としても代用できるので、覚えていて損はないですよ!
①洗った柿をヘタを下にして置きます。ヘタに当たるところまで十字に切り込みを入れます。
※ヘタは無理に切る必要はありません。
②切った通りに沿って4つに分けていきます。
③4つに分けた分の1つを持ち、ヘタの下に包丁をさしこみ、リンゴのように皮を剥きます。
④4つに分けたすべてを同じように向いたら完成です。
意外と簡単でポピュラーな剝き方になります。
包丁が苦手なら、種がある柿の剝き方を参考にしても良いかもしれません。
専用の機械を使用する剝き方
これは一般家庭にはあまりないものですが、実は電動ドリルで代用する剝き方もあるんです。
①柿をヘタの方からドリルに刺していきます。
②ピーラーを準備します。
③あとはドリルを回して、ピーラーを当てていけば簡単に剝けてしまいます。
一瞬で剝けてしまう簡単な剝き方ですが、ドリルでやる場合はスピードも速いので注意が必要です。
柿をカップにしてしまう可愛くてオシャレな剝き方
①皮を剝かずにスプーン等で柿の実をくりぬいていく。
②種を取り除いて、柿を食べやすいサイズにカット。
③カットした柿の実を先ほどくり抜いた柿の器に戻せば完成!
くり抜くだけの簡単な剝き方になります。
この剝き方は、お客様へ出す時にピッタリではないでしょうか。
また、この剝き方で柿を切った後にヨーグルトを和えて食べても美味しそうですよね。
あえて柿のヘタはとらない!可愛らしい柿の剝き方
①柿のヘタは取らず、上記の柿の剝き方の方法で柿の皮を剝いていきます。
②ヘタが残っている部分を最後に残すために切っておきます。
③ヘタから下の部分を米印のように切り込みを入れます。
④お皿に盛り付け、残しておいたヘタの部分を乗せれば完成です。
簡単すぎるのにとっても可愛い柿の剝き方ですよね。
お子様ウケもしそうな剝き方だと思います。
柿モッツアレラ
柿 1~2個 モッツァレラ 約100g りんご酢 小さじ1/2~1杯(他のビネガーでも◎)
レモン1/4~1/2個 黒こしょう(あらびき)、塩 適量 エクストラバージンオリーブオイル 適量
ミント(もしくはスイートバジル) 適量 ピンクペッパー 適宜
①上記の剝き方で柿を剝く
②一口大にカット
③レモンの皮をすりおろす
④柿とレモンの皮、レモンの搾り汁、りんご酢を合わせていく
⑤モッツァレラを食べやすい大きさに切る
⑥④と⑤を混ぜ、ブラックペッパー・塩をかけて和える
⑦ざっくり混ざったら、お皿に盛りつけてミントを飾ってオリーブオイルをかけ、お好みでピンクペッパーを指ですり潰しながらかけたら完成!
柿のチーズタルト
<タルト生地>
小麦粉 100g バター 50g 卵 25g 水 5g
塩 1g バニラシュガー 2g
<チーズクリーム>
クリームチーズ 200g 粉砂糖 70g サワークリーム 100g
卵 1ケ 卵黄 1ケ分 コンスターチ 7g
レモン汁 2g 柿 2個 (スライス)
〈下準備〉
①紹介した柿の剝き方で柿を剝いていく
②小麦粉、塩、バニラシュガーを一緒に振るい、バターをのせカードで細かくする
③②を両手でこする(サラサラになれば◎)
④ドーナツ型にし、中央に卵と水を入れ、粉を崩しながら手で混ぜていく
⑤水分が粉と混ざってきたら、さらに練っていく
⑥生地全体がまとまったらラップに包み、均一の厚さに伸ばして冷蔵庫で一晩休ませる
⑦寝かせた生地を伸ばし、タルト型に敷き込み、フォークで穴をあける
⑧オーブンを温める
⑨卵液(分量外)を塗り1分ほど焼く※ご自宅のオーブンにより焼き時間は調節してください
⑩型からはずす
〈チーズクリーム〉
①クリームチーズをレンジで軽く温め、混ぜてクリーム状にする
②粉砂糖を振るい入れ混ぜ、サワークリームを一緒に混ぜる
③②に卵黄、卵を少しずつ加え混ぜる
④さらにレモン汁を加え混ぜ、コンスターチを振るい混ぜる
⑤漉す
⑥焼いたタルト生地の中に流す
⑦下準備で用意した柿をスライスして並べる
⑧網にのせてオーブンで焼く160℃/40分
⑨焼きあがったら完成!!
柿トースト
柿 1/4個 食パン 1枚 バター 小さじ1 とろけるチーズ 30g
①紹介した柿の剝き方で柿の皮を剝き、薄くスライスしていく
②食パンにバターを塗り、柿を上にのせる
③さらにとろけるチーズを乗せ、トースターで焼けば完成!
柿以外の食材を利用しても美味しいかもしれませんね。
柿のなます(5~6人前)
大根(正味) 170g 京人参(正味) 40g 胡瓜(正味) 120g
富有柿 1個~2個 水3カップと塩大匙1で塩水をつくります
煮きり酒 大匙5 塩 小匙1/2 薄口醤油 小匙1~2 酢 小匙2~3
①大根と人参は3センチ長に千切りし、塩水に浸けておく
②胡瓜は板ずりして3センチに切り、かつらむきし、千切りにして塩水につける
③柿は上記の剝き方を参考にしながら皮を剝き、少し太めの千切りにする
④煮きり酒等の調味料を混ぜていく
⑤①②③の水気を切って絞り、④で和える
⑥しっかり混ざったら完成!
お皿はあえて用意せず、オシャレな剝き方で紹介した柿のお皿を利用しても良いですね。
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