北海道ならではの美味しい鮭の食べ方"ちゃんちゃん焼き"の作り方!
2016/03/07
YokoHiro
温泉卵があるとお料理がグレードアップして見えますね。でもゆるかったり固すぎたり、なかなか上手にできないもの。そんな温泉卵は電子レンジで簡単に手早く作ることができます。電子レンジを使った作り方と便利グッズ、また電子レンジを使わない作り方もまとめてご紹介します。
とろ~り美味しい温泉卵。どのような作り方でできるものなのでしょうか。
温泉卵(おんせんたまご)は、卵黄部分は半熟、卵白部分は半凝固状態に茹でた鶏卵。一部では温度卵(おんどたまご)とも呼ばれる。また、温泉の湯や蒸気を利用して、鶏卵を茹でたり蒸したりしたゆで卵は、その状態(半熟であるか否か)にかかわらず温泉卵と呼ばれる。
温泉の熱で卵を加熱する作り方です。
放っておくだけなのでとても簡単です。
もともとの温泉卵の作り方は、温泉の熱を有効利用するものでした。でも家庭では再現できませんね。
そこで電子レンジでの作り方をご紹介します。
黄身は半熟で白身はとろとろ。ゆで卵の作り方と同じように茹でてもこうはなりませんよね。
温泉卵ができるしくみはどのようなものなのでしょうか?
黄身が固まっているけど、白身はあまり固まっていないのが温泉卵の特徴です。これは黄身と白身の固まる温度の違いを利用しています。
黄身が完全に固まる温度は約70度、白身は約80度です。この間の温度でじっくりと熱を加えることによって温泉卵ができます。
たんぱく質は熱を加えると凝固する性質があります。たまごを茹でると固まるのはそのため。ただし黄身と白身とでは凝固に必要な温度が違います。そのため沸騰した湯でグラグラ茹でるゆで卵とは違い、温泉卵の作り方では湯の温度管理が重要なポイントなのです。
もともと温泉卵というのは、温泉旅館などで卵を70℃程度の温泉に30分ぐらいつけているだけでできた、至極簡単な料理です。だから、家でも70℃のお湯につけ続ければ、まず絶対に失敗しません。ただ、70℃の温度を保ち続けるのは難しいですし、30分はかかりすぎです。
温泉の湯なら一定の温度を保つことが簡単ですが、家庭ではそうは行きません。温泉卵の作り方はたくさん紹介されているのに失敗してしまうのは、必要な温度を保つことができていないからなのです。
ちょっと難しい説明ですが、平たく言うと、電子レンジは食品が内部に含む水分に直接働きかけ、内側と外側の両方から加熱できる機械なのです。そのため加熱時間を短くすることができます。コンビにのお弁当が数十秒でほかほかになるのは、こうした電子レンジの性質によるものです。
「食材を内から温める」白身よりも黄身を固めたい温泉卵にはもってこいです。
電子レンジの説明書でそんな注意書きを見た覚えのある方も多いと思います。
そうです、卵をそのまま電子レンジで加熱すると、爆発して大変危険なのです。
実際に実験をした動画がYoutubeで公開されています。
生卵大爆発!
なぜ爆発するのか?それは、
1.電子レンジによる加熱で卵の中心部から均等に加熱されることにより、黄身の部分から水分の沸騰が発生する。
2.黄身は白身と殻に包まれているために外気よりも高圧となり、沸点が上昇する。
3.黄身は熱膨張による体積の増加に伴い、白身と殻を押し破って外気に触れ、この瞬間に急激な減圧が起こる。
4.沸点が下がることで黄身に含まれる水分が一気に蒸発気化し、平衡破綻型の水蒸気爆発が発生する。
卵を割ってから電子レンジで加熱しても、同様の現象が起きます。これは黄身の内部が過剰に熱せられ、100℃を超えてしまうことで発生する現象。危険なだけでなく、温泉卵の作り方には向きません。
先程ご紹介したように、電子レンジの加熱の特性は温泉卵を作るのにぴったり。上手に使えば電子レンジで温泉卵を作ることは可能です。次に必要なポイントを挙げます。
黄身表面の膜をあらかじめ壊しておけば爆発を防ぐことができます。
ただし穴を開けると出来上がりの見た目が崩れてしまうこともあるため、穴を開けない作り方もご紹介します。
作り方に記載の加熱時間や注意を守ってお作りください。
早く作ろうと高ワットで一気に加熱してしまうと、予想外の爆発を引き起こしてしまうことがあります。
また温泉卵を作る際には、卵の温度が上がりすぎて失敗につながることもあります。
低いワット数で少しずつ様子を見ながら加熱する作り方の方が上手にできます。
殻のまま直接電子レンジに入れるのは絶対ダメ!耐熱性のココット皿か深めの小皿に卵を入れ、上から卵が顔を出さない程度の水を入れます。
出来上がった温泉卵が張り付いてしまうのを防ぐため、器はあらかじめ水で濡らしておくといいでしょう。
庫内のスペースが空いていてもったいないような気もしますが、一度に電子レンジに入れるのはひとつだけにしましょう。
たくさん入れると加熱のムラができ、失敗の原因になることがあります。
卵に穴を開ける作り方です。
つまようじを静かに刺しゆっくりと引き抜くと、仕上がりがきれいになります。
深めの器に、水100mlを入れて、卵を割り入れる
つまようじで、卵の黄身に4箇所ほど、穴を開ける(これをしないと、卵が「爆発」することがあります)
ラップをして、電子レンジで1分20秒チンすれば、温泉卵の出来上がり
材料(1個分)
卵 1個
水 100cc
湯のみ 1個
①湯のみに水を入れ、生卵を割り入れる。
容器が大きく卵の表面が水から出てしまう場合は、水を足して卵が完全に隠れるようにする。
②500wの電子レンジで1分10秒加熱して出来上がり。
温泉卵を崩さないように静かに湯のみから取り出す。
もう少し固めたい場合は、すぐに湯の中から出さずに好みの固さになるまで待つ。
器にラップを張るのがこの作り方の特徴。お店で見るようなまん丸の温泉卵ができます。ラップがあるので取り出しも簡単です。
1分でできる温玉のつくりかた コップにラップをはり、水を少しいれます 卵を落とします。 500wのレンジで40〜50秒 40秒だと黄身が流れてきて 45だととろとろの半固まり 50はとろっと食感の固まりです おすすめは45秒 pic.twitter.com/jVEb9UAfUZ
Mon, 14 Dec 2015 09:35:34 GMT
簡単に電子レンジで温泉卵を作るためのグッズが、100円ショップで販売されています。
いろいろな作り方を試しても失敗してしまったり、作る機会の多い方は参考にしてみてください。
100均グッズ 電子レンジで目玉焼き&温泉卵
殻に入った温泉卵を作りたいときに便利な作り方です。
①500cc程の大きさのフタ付きのどんぶりを用意する。
②どんぶりに生卵をひとつ殻のまま入れる。
③沸騰した湯をどんぶりいっぱいに入れ、フタをする。湯の量はほぼ500ccになるようにする。
④15分(冷蔵庫から出したばかりの卵の場合は18分)放置する。
一度にたくさん作りたいときに便利な作り方です。
①卵を冷蔵庫から出して15分以上室温に置く。
②卵を入れるとひたひたになる量の水を鍋に入れ、沸騰させる。
③沸騰したら中火にし、卵が割れないように気をつけながら静かに湯の中に入れる。
④そのまま30秒加熱し、火を止める。
⑤鍋のまま8分放置する。
こちらも一度にたくさん作りたいときに便利。炊飯器の保温機能を使った作り方です。
①卵を常温に戻し、空の炊飯器に並べて入れる。
②卵がかぶる程度の熱湯を注ぐ。
③炊飯器を保温にセットして7~8分待つ。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局