2016/05/02
ヨッシー1122
柚子のさわやかな香りとピリッと効いてくる辛みが特徴の柚子胡椒。でも鍋料理などの薬味以外の使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか。いつものレシピに少し加えるだけで、一味ちがった料理に大変身♪柚子胡椒のおすすめの使い方をご紹介します。
柚子胡椒の特徴といえば、ピリリとした唐辛子の辛さと爽やかな柚子の香りです。現在はどこのスーパーでも商品が置いてありますが、もともとは九州のご当地調味料なんです。
全国的にはまだ「使い方が難しい」という声もありますが、九州ではあらゆるジャンルの料理に使われ、とても身近な調味料として活躍しています。
柚子こしょうとは九州名産の薬味です。柚子の表皮を細かく刻みこれに唐辛子と塩をすり合わせた風味豊かな香辛料です。柚子のさわやかな香りにピリッと効いた辛味が魅力です。
「唐辛子なのに胡椒(こしょう)?」というのも九州の一部の地方では古くから唐辛子のことを「こしょう」と呼んだため、この呼び名が一般的になりました。
柚子こしょうの歴史は浅く、全国的に見れば、聞いたことはあるかもしれませんが使ったことはない方も多いですが、九州の食文化の中ではなくてはならない薬味です。
九州ではお刺身・焼き鳥・おでん・湯豆腐・鍋料理・魚料理・ぎょうざ・焼肉・うどん・そば・お味噌汁など、幅広い料理に香り高き名脇役として親しまれております。
材料(1人分)
ご飯 茶碗1杯分(150g)
ちりめんじゃこ 大さじ2杯
ちくわ 1/2本
梅干し 中1個
塩昆布 ひとつまみ
青じそ 1枚
柚子胡椒 適量
サラダ油 小さじ2
柚子胡椒の使い方②:柚子胡椒チャーハン
「柚子胡椒の使い方が分からない」という方に、まずは柚子胡椒チャーハンをおすすめします。チャーハンと言えば中華味という方が多いと思いますが、柚子胡椒を使った新感覚なチャーハンです。少しずつ冷蔵庫に残りがちな「ちりめんじゃこ」「ちくわ」「柚子胡椒」を使ってこんなに美味しいチャーハンができるなんて!と驚くこと間違いなしです。
1、梅干しは種を取って、細かく刻みます。ちくわは小口切りにします。
2、サラダ油をフライパンに熱し、柚子胡椒、ちくわを炒めます。全体に油がまわったら、ご飯、ちりめんじゃこを加えて、お玉の底で押しながらよく炒めます。
3、最後に梅干しと塩昆布を加えてざっくりと混ぜたら皿に盛り、千切りにした青じそを添えたらできがりです。
材料(50個分)
餃子の皮 50枚
鶏ひき肉 250g
キャベツ 3~4枚
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2片
しょうが 1かけ
(A)塩コショウ 適量
(A)鶏がらスープの素 小さじ1/2
(A)柚子胡椒 小さじ1
(A)マヨネーズ 大さじ2
(A)しょうゆ 大さじ1
(A)ごま油 小さじ1
(A)オールスパイス 小さじ1/4
ごま油(仕上げ焼き用) 適量
柚子胡椒の使い方②:柚子胡椒が香るジューシー餃子
餃子のタレとしての使い方はよく聞きますが、これは調味料として柚子胡椒を入れる使い方です。
種を作る時点でしっかり味付けをしているので、とってもジューシー。そのままでどうぞ。
もちろん、ポン酢と柚子胡椒を混ぜて作るタレとしても使い方もおすすめです。
1、キャベツ、玉ねぎはあらみじん切りに、にんにく、しょうがは細かいみじん切りにします。
2、1の野菜、鶏ひき肉、(A)の材料をボウルにいれ、肉が白っぽく粘りがでるまでしっかりと混ぜます。
3、2のタネを餃子の皮で包んで成型します。出来上がり写真は帽子型ですが、普通の包み方でも。
帽子型の包み方は、皮の中央に具をおき半分に折り合わせ、きっちりとじます。 両端をギュッとと下にむかって引き寄せクロスするようにとめ帽子型にします。
4、フライパンに油をしいて中火で熱し、餃子を並べ焼き目がついたところでお湯(分量外)をフライパンの外側から餃子の1/3の高さまで回し入れ、蓋をして蒸し焼きにします。
5、蓋をとってごま油を少し回しかけ、水分をとばしたらできあがりです。
材料(2人分)
細めのパスタ(1.2cm~1.5cm) 120g
豚ばら薄切り肉150g
しょうが少々
水菜1/2束
長ねぎ10cm
オリーブ油大さじ2
柚子胡椒小さじ1
塩、こしょう少々
柚子胡椒の使い方③:豚バラと柚子胡椒のパスタ
ジューシーな豚バラ肉にピリリと効いてくる辛みと爽やかな香り。この柚子胡椒の使い方で豚バラの脂も気になりません。一度食べたら「もう柚子胡椒無しなんて考えられない!」というほど絶品な柚子胡椒の使い方です。
シメジやエリンギなどのキノコ類を加えると、かさ増しにもなりますし、肉の旨みを吸ってさらに美味しいですよ♪
1、豚バラ肉は幅5cmに切り、テフロンのフライパンで油をひかずに7~8分、炒めます。肉がカリカリっとなったら、キッチンペーパーの上に引き上げ、余分な油を落としてから、塩コショウをふります。
2、しょうがは千切りに、水菜は2~3㎝程の食べやすい長さに切ります。長ねぎは縦半分に切り、中心を取り除き、3等分に切って千切りにしてから水にさらします。さらした後は、キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取ります。
3、大き目の鍋でたっぷり湯を沸かし、塩を加えてからパスタを茹でます。ゆでている間に、柚子胡椒を、パスタのゆで汁大さじ1で溶きのばしておきます。
4、フライパンにオリーブ油としょうがを入れて弱火で熱し、しばらくして香りがたったら、水菜を入れてさっと炒めます。そこに茹であがったパスタと溶きのばした柚子胡椒を加え、塩で味を整えます。
5、パスタを器に盛り、1の豚バラ肉と長ねぎを散らしたらできあがりです。
材料(1人分)
ごはん 茶碗1杯分
豚薄切り肉 4枚
焼き肉のタレ 適量
柚子胡椒 小さじ1/2くらい
柚子胡椒の使い方④:柚子胡椒香る♪肉巻きおにぎり
お弁当のおかずにもおすすめな柚子胡椒の使い方です。
ピリッとした風味が効いた大人な肉おにぎり。柚子胡椒の味をひきたたせるため、焼き肉のタレは甘めのを使うのがおすすめです。
1、ご飯は2等分して、それぞれと俵状にまるめます。
2、焼き肉のタレと柚子胡椒を混ぜたなかに、肉をつけて下味をつけます。
3、お肉を少し叩いて薄くのばしてから、ご飯をまきます。
4、フライパンに油をしいて中火で熱し、3のおにぎりを巻き終わりを下にして入れます。少し加熱して巻き目がくっついたようだったら、転がしながら他の面も焼いていきます。
5、最後に肉を漬けておいたタレをじゃっと入れて、お好みの濃さに煮詰めたらできあがりです。
材料(2人分)
生鮭の切り身 2切れ
生しいたけ 2個
エリンギ 2本
★漬けだれ
柚子胡椒 小さじ1
しょうゆ、酒 各大さじ1
みりん 大さじ2
柚子胡椒の使い方⑤:鮭の柚子胡椒焼き
魚料理にも良く合う柚子胡椒の使い方です。この使い方で、いつもの焼き魚がちょっぴりピリッと爽やかな大人味に変身しますよ。
レシピは鮭ですが、他にも鱈やさわらなど、ぜひ色々な白身魚で試してみてください。
★鮭の切り身が並べられるような容器(バットなど)に漬けだれの材料を入れて混ぜ合わせます。そこに鮭を並べ入れて、ときどき返しながら10分ほど漬けて下味をつけます。
★しいたけは石づきを除いてから、かさに3本、放射状に切り込みを入れて飾り切りをします。
★エリンギは縦半分に切ります。
1、グリル(または魚焼き網)を中火で熱します。鮭は汁けをキッチンペーパーで軽くふきとり、皮目を上に向けてグリルに並べ、5分ほど焼きます。このとき、バットに残った漬けだれは後工程で使うのでとっておきます。
2、焼きあがった鮭といったん取り出して、しいたけとエリンギとともに、残った漬けだれに入れて全体を混ぜ合わせてからめます。再度グリルで中火で3分ほど焼きます。鮭は焼いた面を下にしてのせ、あいたところにしいたけとエリンギをのせると上手に焼けます。
3、お皿に盛り付けたらできあがりです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局