あさりの調理に必須の塩抜き。上手な塩抜きの方法はどんな方法?
2016/11/29
あっきーな
スーパーで特売される事も多い「塩鮭」ですが、使い回しがなかなかききませんよね。日持ちもして便利な食材だから、せっかくなのでいろいろな料理に使えるように塩抜きしてみませんか?塩抜きするだけで、塩鮭のレパートリーがぐっと広がる事間違いなしですよ*
塩鮭*塩抜き
塩鮭っておいしいですよね。
しかし塩分が気になったり、ちょっと塩辛すぎる…と思った事がある人もいるかと思います。
そういった場合は、魚から塩分を抜く、塩抜きを行います。そして塩分を抜くには、いろいろな方法があります!
ここでは、そのいろいろな塩抜きの方法をご紹介します!
塩鮭*塩抜き
呼び塩、迎え塩とも呼ばれる伝統の技
塩辛いものに塩水なんてますます塩辛くなってしまいそうですが、心配ご無用です。
塩鮭*塩抜き
浸透とは、水溶液内の異なるの濃度差を均一にしようとする働きの事です。
おや?だったら濃度に差がある真水の方がよいのでは??と思うかもしれません。
確かに、真水で塩を抜く事は可能ですし、塩水を使うよりも早く塩を抜く事ができます。
しかし、濃度の差がありすぎてしまうと塩分と一緒に食材のうま味まで一緒に抜けてしまいます。そして塩分には塩化ナトリウムの他に塩化マグネシウムの成分も含まれています。塩化ナトリウムと塩化マグネシウムでは溶け出す速さが違い、塩化ナトリウムの方が先に溶け出し、塩化マグネシウムは溶けにくい性質を持っています。
塩鮭*塩抜き
塩化ナトリウムだけが先に溶け出してしまい、魚には塩化マグネシウムが残ります。塩化マグネシウムはにがりの主成分でもあるので苦味があり、お魚の味が今ひとつになってしまいます。塩化マグネシウムを抜くためにはさらに水に浸しておかなくてはならず、どうしても水っぽくなってしまいます。
そこで登場するのが塩水です。
塩水を使う事で濃度の差が少なくなり、ゆっくりと塩分が抜けていきます。
塩化ナトリウムやうま味だけが先に抜けてしまうのを防ぎ、適度な塩分を残しつつ、余分な塩分を抜く事ができるのです。
塩鮭*塩抜き
1~1.5%くらいの塩水(水3カップに塩小さじ1.1/2)に4~5時間程度浸しておきましょう。
ゆっくり塩分を抜くには、濃すぎず薄すぎずの濃度が大切です。
塩鮭以外も、数の子やわかめ、やむきえびの塩抜きにも使えます。
ちょっと塩辛いかな・・と思った際には、ぜひ塩水での塩抜きをおすすめします。
塩鮭*塩抜き 材料
塩鮭4切れ
※水500cc
※みりん 大さじ1
※酒 大さじ2
【塩鮭塩抜き*方法】
①※のものを混ぜ合わせ、塩鮭を漬けこむ。
たったこれだけ。
②好みに合わせて2~3時間から1日くらい漬ける。
③一日以上漬ける場合は、漬ける汁を一度新しくしたほうがおいしくできます。
④調理前に、キッチンペーパーなどで軽く水気をとってください。
塩鮭塩抜き*材料
塩鮭一切れ
水200ml
麹(乾燥)小さじ1
【塩鮭塩抜き*方法】
①ビニール袋、または適当な容器に、水と麹と塩鮭を入れる。
②冷蔵庫で一晩~ 漬け置く。
③塩鮭を取り出し、水気を拭いて、調理する。
④水や麹の量は大ざっぱで大丈夫です。
麹水の量と漬け置く時間とで塩加減します。
塩抜き後は、焼いたり、蒸したり、何にでも使えます。
塩鮭塩抜き*
酒粕を使うと、ぐんとテイストアップします。
塩抜きに酒粕を使うと、秋鮭の塩分がやわらぐのはもとより、鮭がぐんとテイストアップします。
1.鮭4切れについて、酒粕200グラム・みりんと酒各大さじ1、水大さじ2を用意して下さい。酒粕は電子レンジで一度温めると、他の材料と混ぜやすくなります。
2.鮭に酒粕をからめ、バットなどに入れて冷蔵庫でへ。半日~2日で塩が抜けますが、塩加減は鮭の端をなめてたしかめて下さい。手順2
3.粕はしごいて取り除き、さっと水洗いしてから網焼きにどうぞ。
塩鮭*塩抜き
水にみりんと酒を加えると、水だけで塩抜きするよりもうまみが逃げません。
1.秋鮭4切れに対し、水2.5カップに、みりん大さじ1、酒大さじ2を加えて混ぜ合わせたものを用意します。
この溶液だと、秋鮭のうまみが逃げません。手順1
2.秋鮭の塩分や、料理法に合わせて2~3時間から1日以上漬けて下さい。
1日以上漬けおく場合は、漬ける水を新しくしましょう。塩加減は、鮭の端をなめてたしかめて下さい。
塩鮭の塩抜きの方法もいろいろありますね!
自分の好みの抜き方で楽しんでみてくださいね*
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