とっても便利な塩鮭を活用しましょう！塩鮭のアイデアレシピ5選

塩鮭は、鮭の身に塩をしみこませ余分な水分を抜き、保存性を高めた保存食です。最近は健康志向で「甘塩鮭」や「甘口」といった塩分の薄い塩鮭が人気ですが、塩分を減らしても一年中、安定して流通させることができますので、家庭でも市販のお弁当でも焼き魚の代表として活躍しています。

塩鮭は焼き魚のイメージが強いですが、レシピを探してみると実に様々な料理法があることがわかります。
塩鮭の手に入れやすさ、保存の良さを考えると、レシピのバリエーションを増やして、もっと出番を増やしたいと思われませんか？
今回は塩鮭の豊富なレシピの中でも、応用が効きそうなアイデアレシピを見ていきます！

塩鮭　2切れ
本みりん　大さじ4
醤油　小さじ1

塩鮭は1切れを2つに切ります。

ビニール袋に本みりんと醤油と塩鮭を入れ、袋の口を縛って揉みこんでから、冷蔵庫で2時間漬け込みます。

漬け込んだ塩鮭を焼いてできあがり。

塩鮭の塩抜きの1つの方法で「みりん（酒）につける」というものがあります。これはみりんを使うと鮭の旨みが抜けない、というメリットがあるからですが、このレシピではその理屈をうまく利用して、鮭の旨みを残したまま塩分を減らし、さらに甘みを足して食べやすくなる、ということで人気のレシピです。

塩鮭（甘口）　2切れ
しめじ　1/2袋
玉ねぎ　1/4個
かいわれ　適量
片栗粉　適量
油　　 適量

すし酢　大さじ3
醤油　 大さじ1
水　大さじ1
唐辛子　一本（輪切り）

耐熱ボウルにタレの材料全部、玉ねぎのスライス、しめじを小分けにしたものを入れ、ラップをしてレンジで2分加熱します。

塩鮭をそぎ切りにして片栗粉を薄くまぶしてから揚げ焼きにし、熱いうちに【1】に漬けます。
味がなじんだら、かいわれを和えてできあがり。

塩鮭は下味がしっかりついている、と考えれば、下ごしらえがいらない便利な食材といえます。甘口の塩鮭なら塩辛さもきつくないので、酢の酸味とのバランスも良くご飯が進むおかずになります！

パスタ（乾麺）　100グラム
塩鮭　１切れ（焼いておく）
ほうれん草　１株
バター　大さじ１
小麦粉　大さじ１
牛乳　100cc
塩コショウ　適宜

焼いた塩鮭は皮と骨を取ってほぐしておきます。
ほうれん草は一口大に切っておきます。

パスタはここでゆで始めてください。
耐熱容器にバターと小麦粉を加え、600Wのレンジで1分加熱します。
牛乳の半量を加えながらよく混ぜ、レンジで1分加熱、を2回繰り返します。
塩コショウをして味を調えます。

パスタのゆで時間が残り1分になったら、ほうれん草を加えて一緒にゆでます。

ゆであがったパスタ、ほうれん草、ほぐした塩鮭、クリームソースを全部混ぜて、ゆで汁でソースの固さを調整して、色よく盛ったらできあがり。

サーモンはクリームによく合うので、塩鮭でも美味しくなるに決まっています！塩分は十分ついているので、ホワイトソースを作る時の塩コショウはいつもより控えめにした方がバランスが良くなると思います。

米 2合
塩鮭（甘口）　1切れ
さつまいも　160g
白胡麻　適量
万能ネギ　適量
ごま油　小さじ１

（調味料を加えただし汁）
醤油　大さじ１
酒　小さじ２
昆布だし汁　適量

米は洗っておきます。
だし汁は調味料と合わせて2合の目盛りに少し足りないくらいの量で準備します。

塩鮭は骨を取ってから一口大に切り、フライパンにごま油をしき、皮目をこんがり焼きます。５割程度鮭に火を通しておけばOKです。
さつまいもは食べやすい大きさのサイコロ状に切っておきます。

炊飯器に米を入れ、だし汁を2合の目盛りより気持ち少なめにし、塩鮭とさつまいもを乗せて、通常の炊飯か、あれば「炊き込み」モードで炊きます。

炊けたら全体をさっくり混ぜ、器に盛ります。ゴマや万能ねぎを散らしてできあがり。

塩鮭は塩で水分を減らしているので、一緒に炊きこんでも生臭くならないです。食感が全く違うさつまいもで甘みを足すというアイデアがすばらしいですね！

塩鮭　２切れ
新じゃが　２個
アスパラ　２本
にんにく 　一片
オリーブオイル 　大さじ１
塩コショウ、ブラックペッパー　適量
バター　10g
レモン汁、マスタード　お好みで

新じゃがはラップに包み、600Wのレンジで約3分加熱します。
アスパラは根元のかたい皮を取り、600Wのレンジで40秒加熱します。

旬の野菜を使えばかなり応用が利くレシピですね！ガーリックも食欲をそそりますし、食卓が華やかになる彩りよく仕上げたいレシピです。