2016/03/09
みるくー
フレンチやイタリアンには欠かせないマッシュルーム。香味野菜としても重要な役割を持っており、その存在感は料理の素材だけではありません。風味を逃がさずマッシュルームの良さを出す切り方ご存知でしょうか?今回は、すぐに役立つ、マッシュルームの切り方をご紹介します。
マッシュルームは、香りと口当たりが命
フレンチやイタリアンに使われるマッシュルーム。その香りと独特の口当たりは、料理を口にした途端、その存在に気づくほど素晴らしい食材です。この香りと口当たりを逃がさないために、一流のシェフたちはマッシュルームを洗いません。汚れはふきんで拭き取ります。サラダなどに入れた時、香りがフワッと広がってきますよ!
ポリフェノールたっぷりのマッシュルーム
マッシュルームは年間通して収穫されますが、特に12月頃によくスーパーに出回る食材です。そして、マッシュルームには、ポリフェノールがたくさん含まれています。ポリフェノールは、高い活性を持ち、人間の免疫力を高める効果が期待できます。抗がん作用にも期待できるとか!
ダイエットの強い味方!
マッシュルームは、低カロリーでありながら、高タンパク質な食材です。他にもビタミンや食物繊維も豊富であることがわかっています。コレステロール値を下げる効果もあるというから、ダイエットの救世主ですね!
オーソドックスな切り方!まずは薄切りから。
サラダやバター炒めで使われるマッシュルームの切り方。この切り方をすると、頭部分の真っ白な部分から、ベージュ部分がきれいにグラデーションであらわれます。ヒダの部分が黒くなっていると、新鮮さが落ちている証。まずは、薄切りの切り方をした後、レモン汁をかけて褐変を防ぎましょう。
マッシュルームの切り方:薄切り①
マッシュルームはふきんやキッチンペーパーで汚れを拭き取ります。軸の部分を使わない場合は、切り落としましょう。軸は香味野菜として使えるので、捨てるのはもったいないですよ!
マッシュルームの切り方:薄切り②
①のマッシュルームを頭部分を下にして置きます。端から2mm幅で切っていきます。軸がついた状態での切り方は、危ないのでマッシュルームを寝かした状態の切り方をしましょう。
マッシュルームの切り方:薄切り③
薄切りにしたマッシュルームは、ボールなどに入れて手早くレモン汁を絞りかけます。これは、褐変を防ぐために行います。
食感を残したいなら、4つ割の切り方がおすすめ
炒め物や煮物には、マッシュルームの食感を楽しみたいですよね。そんな時は、半分から4つ割の切り方がおすすめ。小さいマッシュルームは、この切り方をしなくてもそのまま使えるでしょう。軸も食べられますので軸が長いマッシュルームを使うとよいでしょう。
マッシュルームの切り方:4つ割①
マッシュルームは、土のついている石づきを切り落とします。すでに切られて販売されている場合もあります。茶色い部分があれば、その部分を切り落としましょう。
マッシュルームの切り方:4つ割②
清潔なふきんやキッチンペーパーでマッシュルーム全体を丁寧に拭きます。土や汚れが付いていないか確認しながら拭きましょう。
マッシュルームの切り方:4つ割③
②のマッシュルームを寝かせて、縦半分に切ります。さらに半分に同じ切り方をすると4つ割りになります。軸が均等になるような切り方をすると、料理の見栄えもグンと良くなります。
ソース作りやカナッペに使われる切り方
フランス料理でデュクセルと呼ばれるソース。それは、マッシュルームをみじん切りにして、風味豊かに作ったもの。香り高いマッシュルームが、隠れ主役的な役割を持ちます。軸まで全てこの切り方で調理してしまいましょう。
マッシュルームの切り方:みじん切り①
マッシュルームは、石づきを取って汚れを拭き取ります。まず、薄切りを行います。最後には、みじん切りになるので、多少割れたりしても大丈夫です。
マッシュルームの切り方:みじん切り②
①の切り方をしたマッシュルームをさらに重ねて、細かく切っていきます。大きさが均等でなくても構いません。どんどん切っていきましょう。
マッシュルームの切り方:みじん切り③
②をまとめて、包丁の刃先でさらに細かく刻んでいきます。ここで、なるべくかけらが同じくらいの大きさになるように刻むとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?今回は、マッシュルームの切り方をご紹介しました。マッシュルームは、隠れ主役的存在で、その香り、食感は他の食材では代用できない重要な役割をもっています。特に、洋風の料理には欠かせない食材です。一般のスーパーでも販売されています。いつもの料理に使うだけで、グレードアップした料理に仕上がりますよ!今回ご紹介した3種類の切り方を応用して、自分のレシピに活用してみてくださいね。
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