卵を冷凍保存できるって本当？冷凍したら美味しくなるって本当？

卵の保存といえば、冷蔵保存が当たり前。そんな常識を覆す、冷凍保存が話題です。冷凍卵の作り方は簡単なので、さっそく試してみてはいかがでしょうか。

卵の冷凍保存の方法は、単純に、「卵を丸ごと冷凍庫に入れる」だけですが、注意点があります。冷凍すると、殻にヒビが入ることもしばしば。冷凍途中でヒビが入ると、卵液が漏れ出して、冷凍庫内を汚してしまうことも。そのため、フリーザーバッグに入れて冷凍保存するのがお薦めです。

ちなみに、ゆで卵は、冷凍保存には不向きです。冷凍保存する場合は、生卵を使用しましょう。

殻つきのまま冷凍保存した卵を冷凍庫から取り出し、殻を剥き、常温で１時間ほど置いておきます。これで冷凍保存卵の解凍は完了です。

夏場や梅雨時などは、菌の繁殖を防ぐため、冷蔵庫で数時間解凍するのが良いでしょう。

冷凍保存した卵の賞味期限はおおよそ１カ月です。冷凍保存しているから大丈夫、といつまでも放置すると、やはり品質も味も劣化してしまいます。

でも、いつ冷凍したか分からなくなってしまいますよね。多めに冷凍保存するときに、フリーザーバッグに日付を入れておくと安心です。

冷蔵保存するより、冷凍保存すると長期保存か可能になることも利点ですが、美味しさをしっかり味わいたい場合は、やはり早めに食べることがお薦めです。出来るだけ使用する分だけを冷凍保存すると良いでしょう。

冷凍保存する際は、賞味期限ぎりぎりになってからではなく、やはり卵が新鮮なうちに、買ってきたらすぐに冷凍庫へ入れると卵の風味がしっかりと味わえます。

冷凍保存した卵は、卵黄の水分が抜けるため、卵のうまみがぎゅっと凝縮された状態になります。冷蔵保存の卵より、濃厚な味が楽しめます。

冷凍保存した卵は、黄身がもちもちの食感に変わることが特徴です。冷凍保存する際に、卵の水分が程よく抜けることで、もちもち、クリーミーな食感になります。

冷凍保存した卵を解凍すると、白身はサラサラ、黄身は濃厚！このバランスがたまらないと好評です。

冷凍保存した卵を美味しく味わうレシピをご紹介します。