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料理好きさん活用必須!栃尾の油揚げの作り方とアイデアレシピ

皆さんも油揚げコーナーで、一度は見かけたことがあるかと思います。食卓の一品やおつまみにもなる万能食材です。ですが、栃尾の油揚げそのものの調理法は中々想像しにくいもの。そんな栃尾の油揚げについて、歴史や栄養価はもちろん、アイデアレシピなど魅力満載にご紹介します!

迫力満点!栃尾の油揚げの特徴・歴史

栃尾あぶらげの特徴
栃尾あぶらげの特徴は、なんと言っても長さ20〜22cm、幅6〜8cm、厚さ3cmのジャンボサイズが特徴!また、揚げる時に低温鍋と高温鍋で1回ずつ、計2回揚げることにより、ふっくらと揚がるため、食べると弾力ある歯ざわりや香ばしさを感じます。
大きさ・味どちらも日本一と呼ばれています。


栃尾のあぶらげの歴史
栃尾の油揚げの起源は、「秋葉神社」説と「馬市」説があります。

「秋葉神社」説
栃尾には、火伏せの神様を祀った秋葉三尺坊大権現 (秋葉神社)があります 。
江戸時代中期に、林蔵という人物が同神社の神官より参詣、参籠の信者のために記念の土産を考えるよう頼まれ、江戸の豆腐屋で修行し創案したと伝えられています。

「馬市」説
栃尾は江戸中期に、越後の三大馬市として数えられていました。その市では農民と馬喰 (ばくろう) 間で商売が成立すると、手うちにくみ交す習慣があったそうです。
栃尾の油揚げはドブロクの肴として豪快にわしづかみできるよう考案され、この大きさになったと言われています。

また、現在栃尾では約20店ものお店で栃尾の油揚げを作っています。昼過ぎに売り切れてしまうお店もあるとか。購入するなら電話で聞いてみるといいでしょう!

栃尾の油揚げの栄養価・カロリー

栃尾の油揚げの栄養価は?

エネルギー
198.8 kcal
炭水化物、タンパク質、脂質、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、
ビタミンA・B1・B6・ C・E・K、葉酸、食物繊維などが含まれています。

栃尾の油揚げは通常の油揚げの3倍大きさがあると言われています。
健康的で栄養価満点ですね!

栃尾の油揚げのカロリー

栃尾の油揚げのカロリーは商品によって違いはありますが、300~400kcl/枚であると思われます。通常の油揚げは、1枚約100~150kclのため、3倍近く多いのカロリーですね。

大きさの違いがあるためカロリーは高そうですが、油ぬきをすればかなりカロリーは抑えられるようです。ダイエットを考えている方も調理を工夫することで色々活用できるかと思います!

気になる栃尾の油揚げの働きとは?

グリシニンって?

油揚げにはグリシニンという成分が入っています。大豆たんぱく質の半分近くを占めているものです。低コレステロールで低カロリーな優れたタンパク質源です!

また、グリシニンは血中のコレステロールや中性脂肪の濃度を低下させると言われており、血圧を正常化させる効果が期待されています。
そんなグリシニンが栃尾の油揚げにはたくさん含まれています!

高血圧で気になっている方も、少しずつ摂ることで血液の正常化が期待され、高血圧予防ができます。

食物繊維がいい!

腸の中をきれいしてくれる頼れる存在

油揚げの原料である大豆の中には食物繊維が含まれています。
油揚げを摂取することで、腸の中の老廃物や有害な物質を掃除し排出する役割を持っています。また、悪玉コレステロールを抑える働きもあると言われています。

抗酸化物質で老化防止に!

細胞の老化を防ぐ大切な効果

油揚げには抗酸化物質が含まれています。抗酸化作用により細胞の老化を防ぐこともできます。長生きできる身体を維持するためにも細胞を活発化させることで、老化の進行を予防しましょう!

栃尾の油揚げのアイデアレシピ

納豆入り栃尾の油揚げ

【材料】 
・栃尾の油揚げ:1枚 ・納豆:1パック 
・ねぎ:お好みの量
【作り方】
①栃尾の油揚げを袋から取り出して油揚げを中割にし、さらに6等分位の食べやすい大きさに切ります。

②オーブントースターにアルミホイルをしき、5~6分ほど焼きます。

③納豆1パックとねぎと専門だし醤油をお好みの量で混ぜ合わせたものを、焼きあがった油揚げにはさみこんで完成です。

食べれば表面はカリッと香ばしく、納豆の食感を楽しめます!夏ばてにも効果的です。

栃尾の油揚げのネギ味噌チーズはさみ焼き

【材料】
・栃尾の油揚げ:1枚 
・ネギ味噌:お好みの量
・とろけるチーズ:お好みの量
【作り方】
①油揚げは厚さ半分のところに包丁を入れます。

②ネギ味噌ととろけるチーズを好きな量混ぜ合わせて、油揚げにサンドします。
見た目は油揚げのサンドイッチのような感じです。

③②をレンジで40秒程あたためてから、フライパンで片面1分程度ずつ火加減に注意して両面こんがりするまで焼きます。

溶けたチーズがくせになる1品です。海老マヨやキムチーズ挟み焼きなど様々な具材とチーズでアレンジしても美味しいですね。

栃尾の油揚げの卵とじ丼

【材料(2人分)】
・栃尾の油揚げ:1枚  ・卵:4個
・玉ねぎ:1/2個 ・三つ葉:適量
・ご飯:丼2杯分
☆醤油:大さじ3  ☆酒:大さじ3
☆みりん:大さじ2  ☆砂糖:大さじ2
☆水:100cc

【作り方】
①栃尾の油揚げは一口サイズ(三cm幅位)に角切りして、熱湯をかけて油抜きします。玉ねぎはスライスします。

②小さい鍋(またはフライパン)に小さい鍋に玉ねぎ、☆を入れて弱火で煮ます。

③玉ねぎが透き通る程になったら、栃尾の油揚げを入れて全体に味を含ませる。

④ 溶き卵を③にまわし入れて、蓋をして卵が半熟になったら火を止めましょう。

⑤丼にご飯を入れ、④をのせて、刻んだ三つ葉を盛ったら完成です!

栃尾の油揚げサンドイッチ

【材料2人分】
・栃尾の油揚げ:1枚
・レタス:1枚から2枚
・トマト:薄くスライスしたもの2枚か3枚
・ハム:2枚
・きゅうり:薄きり適量
・栃尾の油揚げ専門だし醤油「和」・・・1袋
・マヨネ-ズ:お好みの量

【作り方】
①栃尾の油揚げを包丁で縦に切れ目を入れてから開き、ト-スタ-で5分程度焼きます。

②焼きあがった栃尾の油揚げにマヨネ-ズを塗って、野菜をサンドイッチにします。

③醤油をかければ完成です!

まとめ

栃尾産油揚げは迫力ある大きさから、どう調理できるか考えてしまうかもしれませんが、何かの具材としても利用でき、残り物の具材と一緒に食卓の1品として簡単に使用することができる手軽に摂りやすい食品です。
また、油揚げには素晴らしい効果をもたらす成分が豊富に含まれています。他の食材と一緒に摂取することで、より効果的に吸収することができます。

栃尾の油揚げは、長い歴史を経て色々アレンジできる良さ・美味しさを一緒に堪能できる素敵な食材ですね!!

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