2016/04/24
nium
もともとは野菜や魚の漬物床として利用されてきましたが、最近はいろいろな料理に利用することが流行しています。乾燥タイプや液体タイプのものを購入する事ももできますが、塩麹の自作も簡単!塩麹自体のレシピと塩麹を使った料理のレシピを調べてみました。
塩麹(しおこうじ)とは、麹と塩、水を混ぜて発酵・熟成させた、日本の伝統的な調味料です。東北地方で作られていた三五八漬けがそのルーツと言われています。野菜や魚の漬物床として利用されてきましたが、ここ数年様々な利用法で人気を博すようになってきました。
塩麹(しおこうじ)とは、麹と塩、水を混ぜて発酵・熟成させた、日本の伝統的な調味料です。東北地方で作られていた三五八漬けがそのルーツと言われています。野菜や魚の漬物床として利用されてきましたが、ここ数年、万能調味料として様々な利用法で人気を博すようになってきました。
材料
米麹:100g
食塩:35g
水:適量
塩麹レシピの工程①
米麹と塩をまんべんなくかき混ぜていきます。混ぜ方が雑で塩が全体に行き渡っていないと、せっかく作った塩麹が腐ってしまうこともあります。
塩麹レシピの工程②
麹がちょうど浸かるくらい水を入れます。麹が水を吸って水分量が少なくなる事もあるので、後日、水の量も確認しましょう。翌日には麹が水をすって水位がさがりますので、その分水を加えて下さい。
水を入れたら一度よくかき混ぜます。ちなみに、この時使う容器はなんでも構いませんが、透明の容器だと塩麹の発酵具合の確認に便利です。
塩麹レシピの工程③
塩麹の素ができたら、毎日一回混ぜましょう。混ぜる事で発酵が均一になり、おいしい塩麹になります。
塩麹レシピの工程④
発酵期間は常温だと約10日間~14日間ほど、毎日一回かき混ぜて発酵させましょう。あまり気温の低い場所(20度以下)で塩麹を保管しておくと発酵が遅くなり塩麹が熟成するのに14日以上必要になります。
塩麹レシピの工程⑤
使用開始時期は、お米の形状が柔らかくなったり、塩麹の香りがババナや栗のようなほんのり甘い香りがした時です。あとは冷蔵庫で保管しておきましょう。
もちろん、熟成が進んでいないときでも野菜をつけると(麹の甘みはややかけるが)絶妙の塩加減が効いていて、野菜なども美味しく漬けることができます。
①塩麹の塩の分量を少なくしすぎない
体のことを考え、減塩という事で塩分を少なくし過ぎると、発酵ではなく腐敗が進んでしまう事があります。ただし、逆に多すぎると、塩くどい味付けになってしまいます。料理同様、の塩加減は非常に大事です。
塩麹も食塩と麹のシンプルな味付けだからこそ、塩の塩梅は大事です。塩麹の塩の割合は麹の35%が一番塩の風味と麹の甘み、そして、醗酵に最適です。
②水の分量を間違えない
『塩と麹』を混ぜて容器に入れ、水に浸すわけですが水は少なすぎても多すぎてもいけません。ヒタヒタに麹と塩が浸っているくらいが一番ベストな状態です。
水の分量が多いと塩分濃度が下がり、腐敗や悪臭、変色の原因となります。逆に水の分量が少ないと、上部の方が水分不足により、醗酵不良になり、品質にもムラが出来ます。塩麹を水に漬けてすぐは大丈夫でも、一日経つと米や麹が水を吸って水位が減る事があります。毎日適性な水分量になっているかご確認ください。
③ちゃんと熟成されるまで寝かす
塩麹は、約10日~14日間で出来ると言われていますが、気温の低い場所で保管しておくと塩麹が発酵しにくく熟成が遅れます。
冬場に作る場合は、室温が20度以上となる常温での保管をおすすめします。発酵が進むと麹の形が崩れてきて、ほんのり甘い香りがしてくるので、それも塩麹が熟成しているかどうかの判断基準となります。
そのまま塩麹を寝かせても、塩麹は出来ます、できれば毎日一回だけ混ぜましょう。というのも、混ぜる事で発酵が進みやすくなり、発酵が均一になります。美味しい塩麹を作るには、毎日のひと混ぜが必須です。
これらの基本さえ抑えておけば簡単に塩こうじは簡単につくれます。この出来上がった麹で、例えば、お肉を一日漬けるだけでお肉が柔らかくなったりします。どホント塩麹は魔法の調味料です。
材料(3人分)
豚ロース:厚切り3枚
●塩麹:大さじ1
●味噌:小さじ2
●みりん:大さじ2
グレープシードオイル(サラダ油など): 小さじ2
お好みの添え野菜:適量
厚切りの豚ロース肉を塩麹に漬けて焼きます。味がしっかりしみ込み、やわらかく美味しくできます。冷めても美味しいのでお弁当にも♪
保存袋に●の調味料を入れて混ぜます。そこに筋切りをした豚肉を入れて冷蔵庫で少なくとも一晩以上漬けておきます。
フライパンにオイルを入れて弱めの中火にかけます。豚肉を並べ入れてふたをせずに焼きます。焦げやすいので気をつけましょう。
いい焼き色が付いて肉にも火が通ったら焼き上がりです。野菜と一緒に盛り付けて完成です。
豚肉を焼く際に、漬けだれを軽く拭く程度にし、少し塩麹が肉に付いている状態で焼くと焦げ目がついて美味しいです。また、ふたをしてしまうと水分が出てあまりおいしくならないので、ふたはしないで焼きましょう。
材料(3〜4人分)
オリーブオイル:大さじ3
小麦粉:大さじ1
牛乳:2カップ
玉ネギ:半分
ジャガイモ:2個
ベーコン:3〜4枚
鶏団子:8個
塩麹小さじ1強
コンソメ:小さじ1強
バターを使わないので、あっさり目のホワイトソースに仕上がります。塩麹のおかげで、まろやかな風味に仕上がります。
オリーブオイルでベーコンとたまねぎを炒め、透き通ってきたら小麦粉を加えます。
小麦粉に火が通ってきたら、牛乳を少しずつ加えながら伸ばす。
コンソメ、塩麹、ジャガイモ、鶏団子を加え、煮崩れないように火を通したら完成です。
コンソメも加えましたが、塩麹のみでも美味しくできます。オリーブオイルは体を温めてくれる食べ物で、塩麹×オリーブオイルはとってもヘルシーな組み合わせですね!
材料(2人分)
バニラアイス1:パック
塩麹:小さじ1~1.5
混ぜるだけ!簡単!ほのかに感じる塩麹の塩気と甘みの、シンプルなバニラアイスがオススメです。
レシピの工程
バニラアイスに塩麹を加えて混ぜ、器に盛ります。以上です(笑)。
材料
カボチャ、アスパラガス、ニンジン、カブなどの根野菜:300gくらい
オリーブオイル:大さじ1
自然塩:ふたつまみ
ガーリックパウダー:少々
GABAN エルブ・ド・プロバンス(スパイス:後述します):小さじ1/2
塩麹レモンハーブソース
塩麹:小さじ1~2
レモン汁:小さじ2
オリーブオイル:大さじ1
GABANエルブ・ド・プロバンス:ひとつまみ
ギャバン エルブ・ド・プロバンス
タイム、ローズマリー、セージ、バジルなどフランス料理に使うスパイスをバランスよくミックス。お店の一皿のような風味が出せて彩りも添えられます。ラタトゥイユ、ポトフなどの煮込み料理、さらに肉や魚の臭み消しとしても使われます。卵や乳製品にも合います。
野菜は食べやすい大きさに切り、野菜に自然塩、オリーブオイル、エルブドプロバンス、ガーリックパウダーをまぶします。
オーブンのグリル機能、またはホイルにのせて、魚焼きグリルでこんがりと焼きます。
焼いている間にソースを作ります。塩麹、レモン汁、エルブドプロバンスを合わせてしっかり混ぜ、オリーブオイルを加えてさらに混ぜます。
野菜をお皿に盛り付けて、ソースを添えて出来上がりです。
いかがですか?今回ご紹介した塩麹の作り方も、レシピ記載の注意点をしっかり守れば誰でも簡単に作れます。ぜひこのレシピを試して発酵食品である塩麹を自作してみてくださいね!また、いろんなお料理に塩麹はぴったりなので、たくさんのレシピを試して楽しんでください!
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