「マーガリンはプラスチックを食べるようなもの」この噂は本当なの?
2016/11/09
m.aidosmkaon
バターとマーガリン似ているようで全く違うもの。そもそもバターとマーガリンは何が違うのかご存知でしょうか?調理するうえでもバターがなければマーガリンで代用できることもあります。今回はバターとマーガリンの違いと両方使用可能な簡単レシピをご紹介します。
バターの歴史は、年数は定かではないですが紀元前2000年ごろ前からすでにインドでバターらしきものが作られていました。初めは医療品や化粧品などに用いられていました。食料品として使われ始めたのは紀元前60年ごろ前になります。以外にもバターはだいぶ昔から使われていました。
バターの原料になるのは、牛乳の脂肪分のみで乳脂肪分80%以上のものをバターとしています。製造方法は牛乳からクリームを分離させ乳脂肪を凝縮し固めます。
バターは牛乳に備わっている栄養素ビタミンAが豊富で優れた風味のため、お菓子作りや料理に最適なのです。
一方、マーガリンの始まりは1869年フランスで隣国と戦争している際、バターが欠乏しメージュ・ムーリェが牛乳と牛脂を混ぜ固めて作ったものが始まりです。
マーガリンはバターと違いコレステロールが少なくあっさりとした風味となっており、その風味を生かした料理などに用いられます。今では、ケーキ用マーガリンとお菓子作りにも使用されています。
マーガリンは植物性の脂肪からできていて、コーン油、大豆油、パーム油、なたね油、綿実油などが使われます。これに乳や乳製品、ビタミンA、乳化剤、着色料を加えて作ります。なのでマーガリンは原料によって違う風味の製品を作ることが可能です。主に油脂肪分80%以上のものをマーガリンと言われております。
あなたはパンに塗るのにバターとマーガリンどっち派ですか?というアンケートに多くの人が「マーガリン」と回答しました。理由としては、「マーガリンは手軽にすぐすることが出来る」「バターは硬い」という意見がありました。このようにパンに塗るのに主流となっているのは「マーガリン」です。他には「バターはカロリーが高い」などという意見もありますが確かにバターのほうがカロリーは高いですが、人間の身体にいいのはバターなのです。なぜかは、原材料の問題です。
マーガリンはバターと違い植物性なので動物性のバターより身体にいいと思われがちですが、マーガリンに含まれているトランス脂肪酸が身体にいい影響を与えません。バターにもトランス脂肪酸が含まれていますがバターは天然のトランス脂肪酸でマーガリンは自然界に存在する脂肪酸が多く様々な病気の原因となります。かといってバターを進めるわけではありません。バターはカロリーやコレステロールが高いです。なのでバターとマーガリンどちらのほうがいいという回答はできません。好みのほうを使われていいかもしれませんね。
近年では製造会社によって多くの種類のバターやマーガリンがあります。いくつかの商品をご紹介します。
じゃがバター
じゃがいも
有塩バター(マーガリンでも可)
よく洗ったジャガイモに切り込みをいれそこにバターまたはマーガリンを挟みます。180℃のオーブンで20分焼きます。簡単にじゃがバターの完成です。バーベキューなどするさいはアルミホイルでくるんで焼いても作れます。
バターサンド
お好みのクッキー
マーガリン(バターでも可)
砂糖
ラム酒漬けレーズン
卵白
グラニュー糖
ボウルに卵白を泡立てグラニュー糖を加えメレンゲを作ります。別のボウルにマーガリン(バター)を入れ混ぜ砂糖を加えさらに混ぜ合わせます。そこにメレンゲを数回に分け泡をつぶさないように混ぜ合わせます。レーズンを加えクッキーにサンドすればバターサンドの完成です。
近年ではバター不足の影響でバターの値段がとても高くなっています。なので代用可能なマーガリンを使用される方も少なくはないと思います。しかし、紹介した通りマーガリンは身体に悪影響を与える食材であります。値段ばかり気にして安価なものを選ぶことがいいとは一概にも言えません。だからと言って高価なバターだからといって食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎることになります。なのでバターもマーガリンも食べすぎは身体によくないですね。今ではケーキ用マーガリンなどででていてお菓子作りにもマーガリンを使用できるようになっています。バター、マーガリン使用するほうによってまた違う触感のお菓子が出来ます。お好みの料理を作ってみてはいかがですか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局