おかずにも!おつまみにも!パスタにも!いろいろ使える青じそレシピ
2015/10/24
どんぐり3
可愛らしいのに、立派な大人なんです。いえ私のことじゃありません。今回の主役はイイダコです。イイダコのレシピ? なかなかお目にかかる機会がないのは、名前の由来である飯(イイ)のような卵を一杯抱えたメスしか流通しないからです。イイダコのレシピ、お目にかけましょう。
イイダコはマダコの仲間で、一般には10㎝くらいのものが出回っています。卵を持つ春が旬。煮ると卵が飯粒のようになることから、その名がついています。
日本では、イイダコ漁専用と思われる小型の蛸壺が古く弥生時代や古墳時代の地層から発見されており、古代から食べられてきたことがわかります。
肌が白い方を上にしておきます。
胴体と中身(内臓)がくっ付いている部分に指を入れます。胴体(頭)の先まで指を入れて、胴体と内臓が付いている部分を外します。
この部分が「内臓」&「墨袋」です。これを外します。
今度はひっくり返して目を取ります。目と目の真ん中辺りに「包丁」を軽く入れ、目を外側から押すと、簡単に取り出せます
くちばしを骨抜きで取ります。
塩(あれば粗塩)をかけてぬめりを取り、水洗いすれば終わりです。
材 料(3~5人分)
イイダコ(大小さまざま) 約1000g
醤油50cc
砂糖 大匙2
酒 大匙1
みりん 大匙1
いいだこの内臓を取り出しざるに入れて塩でもみ洗いをして水を切る。
圧力鍋に分量の調味料に(1)を入れてフタをする。
強火にかけ、おもりがふれたら弱火で5分煮て、火を止める。
フロートがおりたらフタを開け、煮汁と混ぜる。
材料(4人分)
イイダコ・またはマダコ 300g
塩大さじ3
さやいんげん 6本(30g)
塩適量
里いも 500g
しょうが 15g
いりこだし1/2本
A 水 3カップ
A 砂糖 大さじ2
A 酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1・2/3
いいだこは墨を取り、ボウルに入れて塩大さじ3をもみこみ、ぬめり、汚れを取り、水できれいに洗う。目、口、足の先を切り取る。
鍋に湯をたっぷり沸かし、(1)のいいだこをサッとゆがき、霜降りにして、冷水に取り水分を拭く。
里いもは皮をむき、水から入れて沸騰後、10分下ゆでする。
さやいんげんは2分ほど塩ゆでし、冷水に取り色止めし、2cm長さに切る。しょうがはせん切りにする。
鍋に「いりこだし」とAを合わせ、(3)の里いもを加え、煮立たせる。(2)のいいだこ、(4)のしょうがを加えて5分ほど弱火で煮込む。
しょうゆを加え、落としぶたをして弱めの中火で30分ほど煮込む。
器に盛り、(3)のいんげんを散らす。
漁師さんのお勧めです。
材料 (5~6食分)
大根 1/2本
酢 150cc
砂糖 150g
レモンの皮 1個分
イイダコ(塩ゆで) 300g
塩茹でしたイイダコを適当な大きさにカットし、キッチンペーパーなどで水気を拭き取っておく。
密閉袋に酢・砂糖を入れ、いちょう切りにした大根・イイダコ・細切りにしたレモンの皮を加えて全体をサッと混ぜる。
密閉袋を閉じ冷蔵庫でひと晩寝かせて出来上がり。
材料 (4人分)
イイダコ 8~10個
トマト缶 1個
にんにく 1片
セロリ 1本
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
水 200ml
白ワイン 100ml
コンソメ 大1
塩 少々
こしょう 少々
モッツァレラチーズ お好み
イイダコを下処理をし(墨袋、内蔵を取る)塩をつけて滑りを取る。
玉ねぎ、にんじん、セロリを切る。
にんにくをオリーブオイルを炒め、香りが立ったら、野菜を入れて炒める。
鷹の爪があれば一緒に炒め、野菜がしんなりするまで炒める。
イイダコを加え、イイダコの色が変わり、足がくるんと丸くなるまで炒め、白ワインを入れて、汁気が飛ぶまで炒め続ける。
水、トマト缶、コンソメを入れて、弱火で30分煮込む。
塩、こしょうで味を調整し、モッツァレラチーズをトッピングしたら出来上がり!
イイダコのレシピ、いかがでしたか? 柔らかくて美味しいイイダコは春の一時しか出回りません。そんなチャンスを見逃す手はありません。ここではご紹介できませんでしたが、他にも「唐揚げ」や「炊き込みごはん」など大活躍しています。関西ではおでん種としても欠かせない存在です。是非イイダコを食卓に乗せて下さい。
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