2016/03/25
あやたのママ
2016/03/07 更新
初めてゆで卵を作ったとき、皆さん「水からゆでる」と教わりませんでしたか?実はその水からゆでることが、つるつるゆで卵ができない最大の原因だったのです。問題はゆで卵の剥き方ではなく、ゆで方にありました。ぜひ一緒につるん♪とゆで卵をむいちゃいましょう!
おいしい定番
ゆで卵はパンと最高の相性ですね。そのまま剥いてシンプルにお塩でいただきましょう。
朝、トーストとともに食べたいゆで卵。そして、そのゆで卵がつるんときれいに剥けたとき、その美味しさが一層強く感じられるでしょう。また、おでんに入っているゆで卵も、つるんと茶色く色付いていると、味もしみておいしそうですね。そんなおいしくて身近なゆで卵に付きまとう厄介な殻剥き。失敗したくないあなた、水からゆでる基本はもう卒業しましょう。そう、水からゆでることが原因なのですから。
よくある失敗例①
水からゆで卵を作ったとき、さらに卵自体が新鮮なものであれば、なおさら皮と白身が密着していますので、このような状態になります。なんでも、卵自体に含まれる二酸化炭素が新しいほど多く、ゆでたとき膨張し白身を殻に押し付けているのだとか。どうやら水からではなくお湯からゆでるのも、この二酸化炭素が関係していそうですね。
よくある失敗例②
水からゆで卵をゆでる基本は変えず、タッパーにゆで卵を入れて蓋をし、横に揺さぶると適度にひびが入り皮が剥きやすくなる、という裏技がありました。しかし思いっきり揺さぶったとき、このような失敗がおきます。ひびどころか、割れてしまいましたね。このような荒技と使わなくとも、ゆで卵を水からゆでないことで解消されます。
よくある失敗例③
生卵にひびが入ってしまうと、ゆで卵から中身が出てしまいます。水からゆでればさらに中身がたくさん出てしまいます。たまに、酢を入れるとひびが入った卵も中身があまり出ないと聞いたことがあり、やってみましたが、ゆで卵自体がすっぱい香りや風味がついてしまいますので、あまりおすすめ出来ません。水からゆでないことのほかには、塩を少し入れることをおすすめします。
水からゆでないゆで卵の成功のポイント①
一番大切なことは、「ゆで卵は水からではなく、沸騰したお湯からゆでる」ということです。それが一番のポイントになります。どうしても最初に習った水からゆでる、という概念を捨てきれないお湯からゆでれば、中まで火が通らないような気がしますね。しかし、一度その思い込みを外してお湯からゆでてみてください。二度と水からゆでることはないでしょう。
水からゆでないゆで卵の成功のポイント②
水からではなく沸騰したお湯からゆで卵を作れば、新鮮な卵でも古い卵でも確実にきれいに剥けますが、やはり多少古い卵のほうが格段に剥きやすいです。前述した、卵に含まれる二酸化炭素が、時間がたつとともに抜けて、殻が剥きやすくなるのです。冷蔵庫に残った少し古い卵を水からではなくお湯からゆでることでさらに剥きやすいゆで卵を作れます。
水からゆでないゆで卵の成功のポイント③
もう一つ、二酸化炭素を抜くために、生卵に画鋲で穴をあける方法もあります。このくらいの小さな穴であれば、沸騰したお湯に入れても中身が飛び出ることはありません。画鋲ではなく専用のエッグピンなるものもあるそうですので、キッチングッズの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
STEP 1
卵4個は冷蔵庫から出して、室温に戻しておきます。鍋に約2リットルの水、塩小さじ1を入れて火にかけます。塩を加えることで、殻にひびが入っても、卵白が流れ出てくるのを防いでくれます。
STEP 2
沸騰したところに卵を1個ずつおたまやスプーンにのせて、そっと入れます。沸騰したお湯に入れることで、卵が浮いて黄身が片寄ることが少なく茹でられます。
STEP 3
再度沸騰したら、火加減を弱めて半熟仕上げなら6分、堅ゆでなら12分茹でます。 しっかり時間をはかることが大切です。8分ゆで、10分ゆでなど自分のお好みの茹で加減を見つけてください。
STEP 4
茹であがったら1個ずつおたまやスプーンですくい、冷水の中へ。冷水にとって冷やさないと、火が通り過ぎたり、殻に白身がくっついてきれいにむきにくいことといった原因になります。 これで出来がりです。
三秒で卵の殻をむく方法
片手がふさがっていても簡単に剥けるという動画です。でも水からではなくお湯からゆで卵を作れば簡単にこの動画の再現ができます。
ゆで時間ごとの状態
6分・・黄身は半熟、ラーメンに入れて食べたい感じ!
7分・・完全なゆで卵ですね。
8分・・黄身も十分に固まって、どんな料理にも耐えられそう!
9分・・これ以上は、黄身のまわりが変色してしまいます
*ちなみに冷蔵庫から出したばかりの卵は、若干ゆで時間をプラスしたほうが良いでしょう。
ゆで卵は、本当に安くて栄養満点の完全食品です。いろいろな裏技がありますから、水からゆでて成功した人もいると思います。しかし水からゆでなくても沸騰したお湯からゆでれば面倒な裏技やテクニックは要りません。また、水からゆでなければならない根拠はまったくありません。自分が成功したやり方ですから、自信をもってお伝えします。皆さん、ゆで卵は水からゆでないで沸騰したお湯からスタートしてください。そしてきれいなつるんとしたゆで卵をたくさん作ってHappyになりましょう!
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