甘酸っぱくて元気が出る♪夏みかんのマーマレードの簡単レシピ!
2016/05/08
tomotaron
「夏みかん」と聞くと夏が旬と思いがちですが、実は旬は〇〇なんです!甘み、酸味、苦味、それぞれを味わえる夏みかんジャムのレシピもご紹介♪実は意外と簡単に、爽やかで上品な味わいの夏みかんジャムを作れちゃうんですよ。レシピを参考に、夏みかんを味わってはみませんか。
夏みかんは他のみかん類と同様に晩秋には黄色く色付きますが、その時点では酸味が強すぎてとても食べられるものではありません。そのため、そのまま年を越し、酸味が落ち着き、食べられるようになる春先から初夏まで木成りで完熟させます。こうすることで、酸味の強い夏みかんも食べられるようになります。
夏みかんは、初夏の時期に食べられるみかんと言う事で『夏みかん』と呼ばれるようになったのですね。
また、夏みかんは寒さに弱い性質があり、暖かい気候を好む果物のため、気温が低くなる地方では冬に木が耐えられず実を落としてしまう事がしばしばあります。そのような地方では年末から年明けにかけて早々に収穫してしまい、貯蔵する方法により酸味を落ち着かせるようにしています。
上記の事を踏まえ、夏みかんの収穫時期は『夏』ではなく『初夏』で、美味しく食べられる旬の時期は4月下旬から5月下旬にかけてとなります。
夏みかんは、 爽やかでさっぱりとした酸味が特徴的ですよね。この酸味は、砂糖と合わさることで和らぐため、また違った上品な味わいを楽しむことができます。そのため、ジャムにして食べるのがおすすめです。
また、夏みかんの皮には苦み成分が含まれるため普段は食べることはありませんが、ジャムを作る過程で果肉と一緒に調理して入れることで、苦味がコクとなり、食感も楽しめるため美味しい『夏みかんジャム』になりますよ。
というわけで、今回は夏みかんをより美味しく味わえる、おすすめの『夏みかんジャム』のレシピをいくつかご紹介します。
こちらは、夏みかんジャムの基本的な作り方です。果肉の酸味と皮のほろ苦さが砂糖と相まってとても爽やかなジャムに仕上がりますよ。
しっかりと煮詰めることで果肉や皮が透き通り、色合いもとてもきれいになります!!上品なジャムはプレゼントとしても喜ばれそうですね♪
材料:(小瓶約5個分)
夏みかん:5個
グラニュー糖:700g〜
レモン汁:大さじ2
ジャムを作るときに最も大変なのが煮詰める作業ですよね。しっかり混ぜないと焦げ付いてしまったり、思った以上に煮詰めるのに時間がかかったりと出来上がるまで一苦労・・・という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらのレシピは圧力鍋を使用して作るので、煮詰める手間も時間も短縮できます。ご家庭に圧力鍋がある方は、ぜひ参考にして美味しいジャムを作ってみてください♪
材料:小瓶3個分
夏みかん:2個
砂糖:500g
水:200cc
レモン汁:1個分
こちらは、夏みかんの『皮』を使用せずにジャムを作りたい!という方におすすめのレシピです。「皮はやっぱり苦手」「酸味を味わいたい」という方は、こちらのレシピをぜひ参考にしてみてください。なるべく果肉をつぶさないようにして作るので、夏みかんのつぶつぶ食感を楽しめると思いますよ。
材料
夏みかん:適量
砂糖:果肉の重量の30%以上
こちらのレシピでは、煮詰める時間を短縮する代わりに、ジャムのとろみを寒天でつけています。寒天を使用することでかたまりすぎることなく、適度にとろみのあるジャムになりますよ。
また、作っている過程でジャムにとろみがつかない・・・といったときにも使えそうですね。
材料:小瓶1個分
夏みかん(実だけ):800g
レモン汁:大さじ1
きび砂糖:300g
★寒天:4g
★夏みかんの煮汁:大さじ2
ここまで夏みかんを使ったジャムの作り方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。爽やかで上品な味わいの夏みかんジャムは、様々な食材に合いますよ♪
ぜひ、いろいろなものに夏みかんジャムを添えて召上ってみてください♡
朝食のパンにはもちろん♡
ヨーグルトに入れるとさらに爽やかに♪
クラッカーの上にクリームチーズとともに添えれば、おやつにもおつまみにもぴったり!!
ヨーグルトやスイーツにはもちろん、紅茶に入れればフルーツフレーバーティーに♪
いかがでしたか。酸味や苦味のある夏みかんもジャムにすれば美味しく、そしてこんなにおしゃれに風味を楽しめちゃいますよ。
ジャムの作り方もとっても簡単なので、夏みかんをたくさんいただいた方や店頭に夏みかんが並び始めましたら、ぜひ夏みかんを使ったジャム作りに挑戦されてはいかがでしょうか。
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