トマト風味が美味しいラタトゥイユ ♪沢山作って楽しくアレンジ！！

ラタトゥイユはフランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜煮込み料理です。玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニなどの夏野菜を炒め、トマトを加えて、オレガノ、バジルなどのハーブとワインで煮込みます。手軽に出来て、野菜の彩りも綺麗なのが特徴。おもてなし料理として作る人も増えていそうです。

ラタトゥイユは沢山作ると、温め直しながら数日食べることが出来て、とても便利な料理です。でも、ずっと同じ風味の物を食べ続けるのは、ちょっと飽きてしまう・・・という人も多いのでは？そこでまずは、ラタトゥイユの基本的な作り方をお話ししながら、どんなアレンジ出来るかを見ていきましょう！

人気フレンチ店「銀座レカン」の料理長、高良 康之シェフのラタトゥイユのレシピです。現在お店はビルの建て替えの為休業中ですが、2017年春に開業予定です。こちらの作り方のポイントは、タマネギとトマトをソース仕立てにすること。こうすると、ラタトゥイユが彩りよく仕上るのだそうです。辛い風味が好きな人は、にんにくと一緒に赤とうがらしを炒めるのもおすすめ！難しそうに思えるプロレシピですが、意外と簡単に出来そうなのが嬉しいですね！アレンジの前に、まずは基本のラタトゥイユを作ってみましょう！

チキンとカレールーを足すだけで、美味しいカレーにアレンジ出来るレシピ。夏野菜がたっぷり入ったラタトゥイユのアレンジカレーは、夏バテで食欲がない時にも良さそうですね！隠し味としておしょう油を入れるのもおすすめだとか。仕上げに半熟の目玉焼きを載せれば、彩りも綺麗なカレーに仕上がりそうです。

ラタトュイユは冷やしても、とても美味しく食べられます。パスタにもよく合いますが、こちらはそうめんにかけたアレンジレシピ。そうめんは茹で時間も短いので、手早く出来る嬉しいメニューです。暑い季節はそうめんだけを食べたくなりますが、このラタトュイユのアレンジなら、野菜もたっぷり摂れて栄養満点ですね！

前の晩に作ったラタトゥイユをピザにアレンジしてみませんか？オリーブオイルとにんにくが効いた、トマトの風味のラタトゥイユは、チーズとの相性も抜群！仕上げにルッコラなどの緑の野菜をのせれば、ちょっとしておもてなし料理にも早変わりします。小さなお子さんも喜びそうなアレンジレシピですね！

味付けがしっかりしているラタトゥイユは、ライスコロッケにもアレンジ出来ます。ケチャップ味のご飯と、ベーコンや玉ねぎを加えるのでボリュームも満点！風味がさらに良くなりそうですね。見た目も可愛らしいのでホームパーティーなどにも喜ばれそうなアレンジです。小さ目に作って、お弁当のおかずにするのもおすすめだとか。これなら野菜が苦手な小さなお子さんも、楽しく食べられそうでね！

少しだけ余ったラタトゥイユは、朝食用のケーキにもアレンジ出来ます。ケークサレとはフランス料理の一種で、塩味の甘くないケーキのこと。チーズやトマトを混ぜ込んだものが多いのだそうです。フランスの人も少し残ったラタトゥイユで、ケークサレを作っているのかもしれませんね！作り方もとても簡単。残ったラタトゥイユに卵とホットケーキミックスを混ぜて、オーブンで焼くだけです。野菜たっぷりで栄養もあるので、お子さんのおやつにも良さそうです！

いかがでしたか？ラタトゥイユの基本的な作り方と、アレンジレシピのまとめでした。そのままでも美味しいラタトゥイユですが、様々なメニューに利用出来ることがお分かり頂けましたか？

ラタトゥイユは、材料を切って炒め煮込むだけで、失敗せず出来る簡単な料理です。ぜひいつもより多めに作って、色々なアレンジレシピを試してみてくださいね！