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甘酸っぱくて美味しいりんご♪どれ位の品種があるか知ってますか?

シャキッとした食感のりんご。そのまま食べる以外にも、アップルパイやジュースなどの加工品もあり、馴染みのある果物です。一年中店頭に並ぶりんごですが、品種となるとあまり知らない人も多いのでは?そこでこの記事では、りんごの品種について詳しくお伝えしたいと思います!

りんごの品種って知ってますか?

甘酸っぱくて食べやすいりんごは、小さな子からご高齢の人まで、人気のある果物ですよね!一年中、どこでも手に入るというのも、親しまれる理由かもしれません。いつも食べているりんごですが、「品種についてはあまりピンとこないよ~!」って人もいると思います。そこでまずは、りんごの品種がどのように区分されているかを見ていきましょう!

りんごの品種はどれ位あるの?

りんごの品種は親戚関係?

日本の農林水産省に登録されている品種は177種で、うち品種登録が維持されているものは85種[5]。多くの有名品種は誕生年が古く、品種登録されていない。世界中では数千から1万以上の品種が存在するとみられている。

出典:http://ja.wikipedia.org

多くの品種が登録されているりんごですが、味や大きさ、色、形など様々な物があります。このうち日本の気候や風土、消費者の嗜好に合致したものは、わずか20種類くらいに絞られます。しかも、その大半が"親戚"関係にあるのだとか。りんごは2種類の花粉を交配・育成させることで新品種が生まれます。つまり、AとBを交配させ”C”のりんごが誕生するということですね。そしてCとDを交配させて”E”のりんごが誕生!という具合に、どんどん新しい品種のりんごが登場していくのだそうです!

りんごは収穫時期で品種を区分します!

1年中店頭に並ぶりんごにも旬があります。品種も収穫時期によって下記のように分けられます。

①極早生種(ごくわせしゅ)8月20日頃までに収穫するもの 代表的な品種 夏緑(なつみどり) 
②早生種 (わせしゅ)  9月20日頃までに収穫するもの 代表的な品種 つがる 
③中生種 (ちゅうせいしゅ)10月20日頃までに収穫するもの 代表的な品種 ジョナゴールド 陸奥
④晩生種 (ばんせいしゅ)10月20日頃以降に収穫するもの 代表的な品種 王林 ふじ

店頭に並ぶりんごにも、このような区分けがあったのですね。それでは次に、一般によく出回るリんごの品種について見ていきましょう!

りんごの品種①ふじ 

世界一生産量の多いりんご!(晩生種 収穫 11月上旬)

1962年に青森県藤崎町で誕生し、日本では全国的に栽培されるりんご。年間生産量約1230万tで、日本・世界的にも最も多く生産される品種でもあります。蜜が入りやすく甘みと香りはしっかりしていて、シャキッとした食感が美味しいりんご。りんごは”ふじが好き”という人も多いはず!貯蔵性もよく、年末までに収穫されたものが5月くらいまで楽しめるのだとか。美味しいだけでなく、長持ちするのも、ふじりんごの特徴ですね!

りんごの品種②世界一

大型品種のBIGなりんご♪(中生種 収穫 10月中旬)

青森で栽培される大きな品種の”世界一”。500gから大きい物だと1kgの物もあるのだとか。大きく見栄えがするので、贈答向けとして人気があり、価格が高めの高級品種です。果肉は白く甘みも穏やか。ですが、剥くのはちょっと大変そうな?りんごですね!

りんごの品種③陸奥(むつ)

絵や文字入りに使われる品種♪(中生種 収穫 10月中~下旬)

長方形に近い丸い形で、果実が大きめのりんごです。本来は黄色く染まる品種。これに袋をかけて栽培しているため、つるっとしたピンクっぽい皮の色になります。光沢があって見た目も美しく、絵や文字入りの物が色々と出ています。こちらは10月下旬~11月上旬に収穫が始まり、貯蔵もされていて、春先まで楽しめるのだとか。卒入学シーズンのプレゼントなどにも利用出来そうですね!

りんごの品種④王林(おうりん)

黄緑と黄色のフレッシュなりんご♪(晩生種  収穫 11月上旬 )

福島県生まれのりんごで、主な産地は福島と青森です。名前には「りんごの中の王様」という意味が込められています。甘みが強く、サクッとしたやわらかい食感が特徴。香りもとっても良いので、王林ファンも多そうですね!青森産は日持ちがよく、春先まで出回っているのだとか。りんごは長く楽しめる物が多くて嬉しいですね!

りんごの種類⑤ジョナゴールド

りんごジュースなどにも最適♪(中生種 収穫 10月下旬)

アメリカ生まれのジョナゴールドは、1970年に日本に導入されました。現在は全国で栽培されています。シャリっとした食感で、甘みと独特の酸味が特徴。サラダや、りんごジュース、お菓子などに向く品種です。日持ちはあまりしないので早めに食べましょう!

りんごの品種⑥紅玉

お菓子作りに欠かせないりんごと言えばコレ♪(中生種 収穫 10月中旬)

アメリカ原産で、日本には明治時代に入ってきたりんごです。大きさは200gほどの小ぶりなサイズで、紅色の皮が特徴。甘みと酸味がしっかりして、煮込んでも崩れないため、アップルパイやジャムなどの製菓用として根強い人気がある品種です。

りんごのレシピ集♪

①簡単、林檎のコンフィチュール♪

材料 (林檎1個分)
林檎(ジョナゴールド)大玉1個
酒(白ワイン)大匙1
砂糖(白糖またはグラニュー糖)大匙2
濃縮レモン果汁3、4滴
塩小匙1

ジョナゴールドを使ったジャムのレシピです。使う材料も少なく短時間で出来るのが嬉しいですね!前日の夜に煮込めば、次の日の朝食に食べられます。パンやヨーグルトに塗って、りんごの優しい甘みを楽しみましょう!

②アップルサイダー

こちらはアメリカの冬の飲み物だそうです。サイダーといっても炭酸ではなく、りんごのすりおろしを使っています。ホットでも冷やしてもOK!紅玉の酸味がアクセントになったヘルシーなジュースですね!

材料 (リンゴの分量×2)
りんご(できれば紅玉)3個
水りんごの可食部と同量
砂糖水の1/3の量

りんごの品種は奥が深い!

いかがでしたか?りんごの品種についてご紹介しました。りんごの品種は想像してた以上に多く、大変驚きでした。品種改良はどんどん進んでいて、これから益々美味しいりんごが食べられることでしょう!

普段よく食べているりんごにも旬があります。ですが貯蔵出来るりんごの品種も多く、長期間美味しい物が食べられるのは嬉しい限りです!お菓子に使えるりんごのレシピなども参考に、ぜひいろいろな品種のりんごを食べてみてくださいね!

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