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春の山のエネルギーを頂く!パワー野菜行者にんにくのレシピ

行者にんにくはネギの仲間で、栄養豊富な山菜です。北海道のアイヌ民族は山の冬を超え春に芽吹く行者にんにくを採集しレシピに取り入れたと言われています。あまり馴染みがなくレシピが思い浮かばない方も多いと思います。行者にんにくのパワーを頂けるレシピをご紹介します。

行者にんにくのレシピ①:行者にんにく醤油漬け

材料

行者にんにく 適量
しょうゆと酒 1:1

北海道では行者にんにくはアイヌネギと呼ばれ様々なレシピに使われています。代表的なレシピがこちらの醤油漬けです。行者にんにくの収穫時期は春~5月ですが、醤油漬けのレシピにすることで保存がきき1年を通して味わうことができます。ニラやネギと同じように冷奴に乗せたり炒め物に加えることもできます。行者にんにくを醤油と酒に漬けるだけの簡単レシピですが、アイヌの知恵と歴史を感じられるレシピです。

行者にんにくのレシピ②:行者にんにくと豚肉の玉子炒め

材料(2人分)

行者ニンニク 1P
豚バラ肉 100g
卵 5個
塩 小1
胡椒 少々
酒 大1
胡麻油 小2
サラダ油

行者にんにくはにんにくではなくネギの仲間ですが、にんにくと共通する成分アリシンを含み、においもにんにくと似ています。アリシンはビタミンB1の吸収を助け疲労回復や滋養強壮作用を持ちます。ビタミンB1は豚肉に多く含まれており、またビタミンB1と反応するとアリシンのにおいがしにくくなるので、行者にんにくと豚肉は最高の組み合わせです。こちらの「行者にんにくと豚肉の玉子炒め」は最強のスタミナレシピと言えそうです。

行者にんにくのレシピ③:行者にんにくの餃子

材料(4人分)

行者ニンニク 100g
キャベツ 100g
豚挽肉 150g
乾し椎茸 2枚
塩 少々
しょうゆ 小さじ1
餃子の皮 大判2袋
サラダ油 適量

行者にんにくはニラを使ったレシピに応用できるようです。こちらのレシピは行者にんにくをたっぷり入れた餃子です。行者にんにくはみじん切りにするとにおいが強くなりますが、一旦凍らせてから切ることでにおいが抑えられます。においが気になる方はお試し下さい!パワーをつけたい時にぴったりのレシピです。

行者にんにくのレシピ④:行者にんにくの酢味噌あえ

材料

行者にんにく 100g
だし入り味噌 大さじ2
お酢 大さじ1.5
砂糖 大さじ1
ほんだし 大さじ1

行者にんにくは限られた環境にしか生息せず、収穫まで5~7年を要することから貴重な山菜として高値で取引されています。こちらのレシピは行者にんにくを栽培されている農家の方が作られたレシピです。ビールにもよく合うレシピです!

行者にんにくのレシピ⑤:行者にんにくの天ぷら

材 料(4人分)

行者にんにく 約20本
天ぷら粉 100g
冷水 150cc
油 適量

山菜のレシピと言えば天ぷら。行者にんにくも天ぷらが合う!さっと揚げるだけの簡単レシピですが、山の恵みを感じられるレシピです。行者にんにくに含まれるアリシンは殺菌効果やデトックス効果がありますが、多量に取りすぎると腹痛や貧血の原因になります。食べ過ぎないようにご注意ください。いろいろなレシピに取り入れて、行者にんにくのパワーを頂いてください。

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